今日は萌え日和

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ケムリクサ 第10話 感想と考察 β版


ネタバレありです!


ケムリクサ10話、β版です

いつも次話ぎりぎりになってしまうので、とりあえず思い付いたことだけ書いてみようと思いました

その割には既に週末になってしまってますが…

正直言えば今回とうとう核心に迫った感があったので、我慢できなくなったというのが本当のところです

とにかく書き殴った感じで結構支離滅裂です、お見苦しいところはご容赦くださいm(._.)m

また後ほど完成版を書きます!



ーあらすじβ版ー

小田急線ぽい線路を走り、どうも新宿駅らしい場所に到着したわかばと姉妹

どうやらここが「島」の最果てらしく、東口から先が赤霧に沈んでいる

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…魔界都市新宿

実はこのへん地元なのだが、うち完全にダメっぽい

歌舞伎町あたりが赤い木の本拠地かと思ったが、この世界での距離感は当てにならないのでもっとずっと先かも

とにかくこのまま進むことはできず、どうしようかと悩んでいると

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変なの浮かんでる!?

さらに変なものが下に伸びていた

とりあえずあそこに行こうと決めたわかばと姉妹だが、もうすぐ夜になるということでとりあえず休憩することに

りつ姉とりなが用意してくれた水を飲むわかばとりん、これが7島から携帯してきた最後の水である…

決戦を前にりつ姉と腰を据えて話をするりんは、わかばは毒ではなく薬だったのでは?と言われアワアワしてしまう

もはや思い当たることだらけなのだろう

りなたちもそんな2人を温かい目で見守っている

りなむすらも

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…温かい目かどうかは微妙だが、なんか薄目を開けていた


そして決戦の日、突然りつ姉とりなから見送りの言葉をかけられ、りんが振り向くと…

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死の兆候が、りつ姉とりなを包み込んでいた

彼女たちはりんに緑の葉を渡すため、自分たちは水を飲んでいなかったのだ…

すぐに消えるわけではないらしいが、とんだタイムアタックになってしまった

しかも後ろからくる大量のアカムシを止める役割すらも、りんに知られぬよう自分たちに課していたのだ

緑の葉は全てりんに渡してある、つまり本体の葉だけで戦うしかない

普通に考えて、もうダメである…

りつ姉とりなは時間稼ぎのため、自ら進んで捨て駒となったのだ

頼りの綱はその場に残ったシロ

あのシロムシたちは合体していたが、ヌシであるシロは単体でなんらかの力を発揮できるかも知れない

でもそうすると今度はシロが身を呈して…わかばと、りんにすら頼まれ「マカセテ」という顔をしていた

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あのシロムシたちの行動を見る限り、そのぐらいはしそうなのだ

それはそれでとても嫌だ…


ともあれ姉妹たちの命を背負い、前に進むりんとわかば

一刻を争う時なのだが、ここでわかばがまたもや「記憶の葉」を触らせてくれとりんに頼む、今度は本気だ

一刻を争う時、なのだが毒(薬)にやられるりん

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しかしこのあと最終決戦、勝率を上げるために情報は必須なのだ

明確な断る理由もないので、りんは受け入れるしかない

というか、断らない口実になったともいえる

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3方を囲まれた、なんとなく落ち着ける場所に移動した2人

わかばがりんの葉を背中側から触ると

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りんの皮膚感覚は弱いはずだが、内部を触られているのでどう感じているかはわからない

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かなりもじもじしているようだ

そして…

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起動した!

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白い霧に包まれた街並み、赤霧こそないが既に滅んでいるように見える

さらに

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何やら佇む人影のようなもの

「おそらく最初の人の」とりんは言う、最初の人の見た光景ということだろう

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りんに何が見えているのか、好奇心が疼くわかばを半ば無視して見続けると…

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!?
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!?!?!?
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2体のシロムシに囲まれ、橙の葉を弄る女の子の姿…これは…


我々はこれと同じ服を着た人物を知っている!

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いや!このまなざしとこの手にした葉を知っている!




これは、この顔と服装は……



ー感想と考察β版ー

ということでちょっと失敗した感はありますが、要はあの女の子は誰だ?という前置きをしたかっただけでした

ここから考察です、ネタバレがあるかどうかはわかりません


◯誰?


誰というか、間違いなく「最初の人」関連だと思うが、それは視点が誰なのかで変わってくる

「記憶の葉」という位だから記憶がそのまま再生されると思うのだが、だとするとこの少女は「最初の人」そのものではないということになる

例えば、最初に分裂して産んだ1人目の分身とか

その場合この少女が「ななし」だ

少女が映る前の映像

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このシルエットは「ななし」の立ち方に似ているといえば似ている

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またはこの少女が最初の人で、視点の方が別人物という可能性もある

「最初の人」を作った何者か、とか

いてもおかしくはない、というかいる筈である

もしくは視点とか関係なくこの子が最初の人そのもので、記憶の葉の機能として第3者視点での映像が作られているとか

まあその辺はどうとでも現時点では言えるのだが、問題はこの少女の服装と顔だ

まず服装、これはどうみても「わかば」を想起させる色合いである

白と緑のコントラスト、ただし「唐草模様」が入っていない

さっきあらすじの最後で石油王スピードワゴンぽく書いた最初の人物はこの人である

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自主制作版わかば

服装全く同じじゃん!

色だけならまだしも形まで…しかも唐草模様が無いところまで一致している

唐草模様はTV版を作るにあたってより繊細に作り込んだだけ、だと思っていたが、ここに来てこれを出してくるとは…

直接的ではないとしてもなんらかのつながり、もしくは関連性があるとしか思えない

紛らわしいので「わかばんげん(りな命名)」と呼ぶことにする


まなざしに関してはこの人

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今わかばに葉を弄られ、この映像を見ている張本人である

普通に見てたらたぶん気付けなかったと思うが、今回はりつ姉の「顔がやわらかいのにゃ」発言があった

わかばの「薬」によってりんの表情がやわらかくなったというあれである

正直「言うほどやわらかいか?」と思い、自分でりんの微笑んだ顔を想像してみたのである

それがちょうどこんな感じだったのだ

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それでなんかびっくりしてしまい、衝動的にβ版なるものを書いてしまっているのである

…考えてみたらこの子が「最初の人」だった場合、りんたち全員のオリジナルになるわけだから似てるのも当然だ

りょくメモの通り、りんが「からだ」を受け継いでいるのなら尚更である

さらにケムリクサも使え、文字も読める

りんに限定することなく姉妹全員の元と考え、そこに「わかば」要素が混ざっていた、ところから考えるのが妥当かも知れない

知れないが、りんを絡めた方が何かと面白いので、まずはその方向で考えてみることにする


◯自主制作版わかばとりんの間にできた何か

あっちの最後はとても打ち解けた感があったので、あれからさらに意気投合していても不思議はない

きっと融合したりなんかしたりして(雑)、この少女を作ったのだろう

とりあえず便宜上「わかばちゃん」と呼ぶことにしたい、きっとみんなそう呼んでるはず

わかばちゃんは全感覚を持ち、さらに「早く大きくならなくちゃね」発言から成長もするようだ

つまり本来の「ヒト」である

橙ちゃんのメモから、最初の人は葉で動いておらずお腹も空く生き物だったとわかる

おそらくわかばちゃんも葉を持っておらず、唐草模様がないことから葉そのものですらないのかも

…と思ったがこの子、ケムリクサを使わずに橙ちゃんを出現させている

やはり普通の人間ではないのか…それどころか全ケムリクサがこの子に内包されているのか?

ともあれりんが体を受け継いでいて、わかばんげんが全感覚を持っているのなら、その間に完全な能力を持ったヒトが生まれても不思議ではない

もしかしたら姉妹全員が融合してわかばと…で完全体かも知れないが、そのあたりはなんとでも考えられそうなので今は思考放棄する

より重要なのは、どういう経緯があったかだ

自主制作版ケムリクサでもアカムシと戦っていて、水を求めていた

しかしわかばちゃんのいる世界には赤霧も青霧も見えず、あるのは白霧だけである

文明は崩壊しているようだが、戦闘が起きている世界には見えなかった

これはいったん物事が解決したのか、それともわかばちゃんを安全な場所で保護しているのか

そういえば7島の木の横にシャツみたいなのがあったが、あれがわかばちゃんの服?

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うーん、微妙

これまでに出てきた中でとりあえず安全な場所といえば7島ぐらいしかないが、姉妹たちは1島で生まれている(正確には1島で目が覚めた)

ただ7島は現在侵食されつつあるので、実質的に一番安全なのは1島である。水がないだけで

または1島よりさらに南、沖縄とか奄美大島あたりがわかばちゃんの居場所だろうか?

そして何らかの目的を持たされて1島へ…


そうは言っても自主制作版の世界観がそもそも謎なのだが、あの人たちは宇宙から漂流してきたようなことを言っていた

だとしたら住みやすい地球を作るため、とかだろうか?

それは失敗したのかも知れないし、ある程度までは成功したのかも知れない

とにかく、彼女たちはもう戦えなくなったのだろう

そして、


a

自主制作版の姉妹たち&わかばんげんは、わかばちゃんを生み何かを託した

世界はきっとまだ救われておらず、遠からずわかばちゃんにも危険が及ぶのだろう

わかばんげんは7島にケムリクサを植え大木に育て上げ、壁を作りわかばちゃんを守ろうとした

やる気に満ち溢れたわかばちゃんはヒトの残した書物を読み一所懸命勉強、成長したのちに役割を託すためももちゃんの葉で自らを分割

橙ちゃんと記憶の葉に、その目的を記した

が、それを知った両親?の誰か、もしくはシロあたりが、わかばちゃんを大切に思うあまりメモを消し「好きに生きて」と書き換えてしまった

記憶の葉をロックしたのも同じ理由である

わかばに解除できたということは、少なくともロックしたのは「わかばんげん」かも知れない

とすると今も何処かにわかばんげんやあの頃のりんたちがいるのかも…

もちろん「ななし」がロックも改ざんも両方していたとも考えられる

わかばちゃんこそが「ななし」だったとも考えられる

最初の人、または両親の思惑に反し成長してからグレてしまったと

その場合は姉妹たちが「最初の人」と思い込んでいるのが「ななし」だったということになる

関係ないかも知れないけど、りなむの薄目開けちょっと怖かった…


b

自主制作版の姉妹とわかばんげんは「最初の人」を創造

最初の人は、まず手始めに1人の分身を作った

それがわかばちゃんであり「ななし」である

記憶の葉の視点はそのまま、最初の人のものだ

壁に守られた7島の中で、ななしは最初の人の指示通り一所懸命勉強して大きくなろうとした

が、知れば知るほどこの世界に絶望したななし=わかばちゃんは、生き抜くためケムリクサを自分に使い分割、りんたちを生み出して自分は消えたのである

…じゃあ、最初の人は今もどこかに潜んでいるのか?たぶんみどりちゃん、もしくはりなむ…

またはななしこそが「最初の人」だった可能性もある、視点は姉妹たちの誰かで…

あれ?じゃあaと一緒じゃん!

要はわかばちゃんが「最初の人」か、「ななし」かの2パターン

つまりaとbはほぼ一緒のことを言ってるが、書き直すのも面倒なのでそのままでごめんなさい


この説の問題点は、自主制作版のりんはさほどわかばちゃんと似てないってところである

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でもまあTV版でデザインが洗練された、と考えれば騒ぐほどでもないか…



◯記憶の葉は未来日記

どちらかというと、こっちが自分のしたかった妄想である

つまり、わかばちゃんは単刀直入に言って現在のわかばとりんの娘である

2人は今回あんなことをしていたが、そのかなり後でそんなことまでしていたのである

「私にその機能はないが」と、とあるヒューマノイド・インターフェースは書いていたが、「からだ」を受け継いだりんなら間違いなく可能!

タイリクオオカミが3つ子である以上に可能なのである

この場合いくつか可能性があるが、1つは世界がループしている可能性

これはたぶん進撃の世界観に近い

かつてのわかばとりんは、この世界での出来事とほぼ同じ道を歩んだのだ

そして、失敗した…世界も姉妹たちもわかばも救われなかった

2人が遺した存在がわかばちゃんであり、2人に共通した「好き」でもある

7島を木と壁で守ったのはわかばだろう

9話でのわかばの言葉「やっぱり7島の木が、あの赤い根を防いでたんだな」が伏線である

やけに確信を持って言っていたが、過去に(未来に)自分でやっていたのだ

そして誰もいなくなった世界、成長したわかばちゃんは禁断のケムリクサを使い世界をループさせる

生き抜き、父と母に再び出会うため

「ななし」含む7人のヒトを生み出し自分は、おそらくみどりちゃんとしてこの世界に不可抗力的に転生した

だが「ななし」はそれに反発、親の心子知らずである

世界のことなど知ったことか!どうせまた失敗する!と考え、メモを改ざんし記憶の葉をロックしたのだ


ループがどうしたら起きるのか、そもそもループってなんだ?て思うが、それはSFだからと思うしかない

そういえば、宇宙はループしているという仮説を子供の頃に読んだことがある

全く同じ現象を、膨張と収縮の度に何度も繰り返しているのだと

その場合、収縮過程でも心理体験的には膨張と認識するそうである

最新の観測では宇宙の膨張は加速し続けているらしいが、実際には収縮しているものを膨張と認識しているだけかも知れない

金魚はたぶん水槽の中のことしか分からなくて、川や海のことは想像もしていない

人間もこの世界の内側にいる限り、認識、もっと言えば知能の限界以上のことは知り得ないのである


余談が過ぎたが、そんな宇宙レベルの話ではないにせよ地球内だけで設定をリセットしたのかも知れない

そうなると仮想世界説がまた浮上する

ある程度の情報は更新したままで、また1からやり直しているのだ

ゲームオーバー、そして再スタート

…ななしが絶望するのもわかる世界である

それでも成功すれば、幸せな生活が待っているのだろう

つまりハッピーエンドであり、ハッピースタートだ

それをわかばちゃんは何度も何度も、本当にゲームのようにやっているのかも知れない

この場合、記憶の葉の視点はわかばかりんである

わかばちゃんを見たときの「はっ…!?」のところ、愛娘の記憶がうっすら蘇ったのか

その前から、山並みの光景を見ていた時からりんは何かを思い出していた

単に7島に似ている、ということかも知れないが


ループが地球全土で起きている、とも限らない

前にも書いたような気がするが、そもそもここが地球と確定したわけではない

別な星に地球そっくりの世界が設定されている可能性だってあるのだ

6話でりくがわかばに向けて藍ちゃんを投げたが、やけにゆっくりな動きで飛んでいた

あの時はそういう演出としか思わなかったが、あれって重力加速度が地球と異なっているという表現なのでは?とも考え始めた

わかばは5話で電車の車輪を軽々と扱っていたが、ここが月のように重力が小さい星ならばそれも可能なこと

星じゃなくても、地球に似せて人工的に作られた宇宙コロニー的な場所かも知れない

EDで回転するあのオブジェはそれを暗示しているのか?


でも別の星ならば、なぜ世界を挙上する必要があったのかわからない

戦争ゲームの中で青か緑の木が赤から逃れるため、というのは何度か書いたが、9話りょくの「意図」発言からは、なんかもっと人為的な印象を受ける

青い壁、文字浮かんでたし

あ、でもそれも含めてわかばがやったと考えたらいいのか

4話の空橋で「面白いですね〜、どういう流れでこの地形になったんですかね〜」などと言っていたが、自分でやっていたのかも。とんだサイコパスである

壁を開けられるのも、そもそもわかばが設置したから?

別にループ説や他の星じゃくても、最初の人がわかばカラーをしていた時点で、わかばはこの世界に昔から関わっていた何者かである

「カンリイロ」というのもそういうことだろう

わかばちゃんの周りにいたシロムシは「シロ」なのだろうか?

ディスプレイは見えなかったが、わかばちゃんはシロムシと会話できていたようだ

世代を超えてわかばと出会いわかばちゃんを思い出して懐いているのか

そしておそらく、わかばちゃんこそが「センチョウ」だろう

成長してなんらかの「船」を使い、わかばちゃんとシロムシたちは世界再生の任務に就いていた

だがとうとう追い詰められ分割、シロムシたちの前からいなくなる

その後わかばとして転生するのだが、なぜみどりちゃんから生まれたのかといえば、そもそも地球オリジナルの植物が緑だからだ

その他の色はナノマシーン暴走により生まれたもの

みどりちゃんもナノマシーンだが、これが人類の意図として生み出されたナノ植物なのだろう

暴走後それぞれがアカムシやアオムシを生む中で、みどりちゃんはわかば(最初の人)を生み出した

わかばと交わる前のオリジナル姉妹は、マゼンタという色的に赤と青が混じって生まれたものだろう

混じって、というか、わかばちゃんが混ぜて使い自らを分割したのか

このへんタイムパラドックスが起きそうだ

なぜわかばちゃんに唐草模様がないかというと、りんが混ざっているからである

りんの衣服デザインを思い出すと、何か高級スポーツウェアのようなラインが入っている

わかばの緑とあのラインが合わさって、わかばちゃんデザインになったのだと考える

みどりちゃんから生まれたわかばにだけ唐草模様があるということは、わかばちゃんが転生の際にみどりちゃんと融合したから、と考える

ではそもそも最初の最初の人ってなんだったんだという話になるが、それが人間だったのかも知れない

人間→姉妹分割→わかば誕生→姉妹とわかば交じる→わかばちゃん誕生→再び分割(ループ)

みたいな

この場合姉妹の元は人間で、わかばの元はナノマシーンである

わかばちゃんはその混血で、それがまた分割し…といった感じで繰り返されていると

ループというか世界はこのままで、姉妹たちとわかばが何度もチャレンジし続けている、と考えても良いのか


わかばちゃんの周りには白っぽい草がたくさん生えていたが、あれはうすいろちゃんだろうか?

うすいろちゃんを食べながら、シロたちと一緒に生きていたのか

これが何ループ目なのか、何回目のチャレンジなのかはわからないが、わかばちゃんにその記憶はあるのだろうか?

本を読んで勉強しているところを見ると、記憶はある程度リセットされているっぽい

今回わかばが記憶の葉を開いたが、このパターンはこれまでにもあったのだろうか?

思わず「エンドレスエイト」を思い出してしまい絶望しかけたが、シロたちには全ての記憶があるのかも

だんだんと良い方向に修正されているはず、今度こそ成功するのだ!

記憶の葉を開いたことでりょう、りく、りょくも自由に動けるようになるかも知れない

システム的にりんとは会えないのかも知れないが、りつ姉やりなやシロを助けてくれるかも

わかばが赤い木を止めさえすれば、りつ姉たちを襲うアカムシたちもきっと止まるのだ


次回は11話…非常に不穏な数字であるが、どうか犠牲を出さずに今期を締めてほしい



ーβ版まとめー

◯わかばちゃん考察メモ

最初の人、もしくはななし

りんとわかばの娘

りんとわかばんげんの娘

かわいい

りんと融合することで唐草模様は消え、縞模様になっている

シロムシたちの船長

世界再生に何度も挑んでいる

住んでいるのは7島?

全ての葉を内包している?

成長すると大きくなる?

分割しても核みたいなものが残りそう、それがみどりちゃん?

わかば、やっちまったな









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ケムリクサ 第9話 感想と考察


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遅ればせながらケムリクサ第9話の感想・考察です

ネタバレありです!



ーおおよそのあらすじー


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トンネルを抜け、網目状の非常に不気味な道をニコニコ顔のシロやおこりんぼのりんたちが仲良く進むと、そこには霊峰富士

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この明らかに様子がおかしい富士山を、これから登山しなければならないのだ

わかばなどは普通にきつそう

それ以上にりつ姉が心配だが、みどりちゃんがパワーアップしているせいか結構サクサク進んでいる

途中、りなが白霧をこっそり食べるくだりがめっさかわいい

そんなこんなで順調に見えた富士登山だが、そこに

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またも聳え立つ壁

さすが富士山、7島の壁よりも大きそうだ

これがシロムシたちの言っていた「カベ ツクラレタ」の壁だろうか

そして、やや紫っぽくなっていることにりんが気づく

不穏さを感じざるを得ないこの壁をわかばが開けようとすると

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上方より巨大なタガメ!

しかも壁の中を泳いでいる!?

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すかさずわかばを守るりつ姉、さらに追撃するりんとりなだが、巨大タガメはするりと壁の中に逃げてしまう

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りつ姉によるとヌシの音を発しているとのこと、確かになんか甲高い音がする

4話でわかばが聞いたのもこれか

攻撃不能な壁の中を悠々泳ぎながら赤い根を呼んでおり、この場に留まるのは危険と判断、いったん引くことに

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山小屋で休憩しつつ策を練るわかばと姉妹、とにかく壁に逃げ込まれる前に一撃で倒さねばならない

でないと根が増殖し、アカムシの大群が現れかねないのだ

しかし相手はヌシである、壁とか関係なくまともに戦っても勝てるかどうか分からないのだ

姉妹たちが眠る中、わかばは夜の富士山を歩きつつ策を考えることに

灯りのない山はほぼ真っ暗、1人でうろついたら結構怖いはずだが、シロも一緒についてきてくれている

いつもかばんちゃんに付き添っていたボスを思い出しちょっとほっこりする

とそこに…

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出た!


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姉妹たちの長女であり、最強と呼ばれる姉・りょう

いつか出るとは思っていたが、まさかここにいるとは…6島で何かやってたのではなかったか?

しかも、彼女の中にはりく、そしてりょくも同居していたのだ!

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どうも、この葉に保存されて生きながらえたらしい

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色的にはももちゃんみたいだが、形は本体の葉っぽい

わかばやシロとも戦おうとしたがる戦闘狂のりょう、そして世界の謎にわかば以上の興味を持つりょく

2人の助言により、わかばはひとつの打開策を得る

それは、みどりちゃんの枝を使うというものであった

ここでいう枝とは本体である「核」の枝であり、みどりちゃんにも、そしてりつ姉の精神にも相当な負担を与える方法だった

だが、やらねば壁を通れず、結局は全滅である…

感情を抑え、合理的判断をしたりつ姉は

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とても大好きで、とても大切なみどりちゃんの枝を自ら手折るのであった

一瞬躊躇したように動きを止めたが、きっとみどりちゃんに「ごめんね」と言っていたのだろう

だが、この作戦で最も危険に晒されるのはわかばである

わかばが囮となって壁を操作、襲いかかってくる「ヌシ」をりんがみどりちゃんで倒すのだ

一瞬何かが狂えば終わる、そんな役割をわかばは自ら志願した

りつ姉とみどりちゃんにここまでやらせる以上、自分が命を張るのは当然と考えたのである

わかば、お前は漢だ!


そして

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思惑通り襲ってきたタガメ型ヌシを

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りんの投擲で一撃!

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たまらず壁に逃げ込もうとするヌシをわかばが

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なんと抱えて引き留めている!?

さすが命捨て太郎の異名を持つ漢であり、そしてやはり、いざとなるとかなりの力持ちだった

ヌシは…

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壁と共に去りぬ…多少わかばが負傷したが、それでも首尾良く壁を壊すことができた

壁の向こうには何やら街並みらしきものが見える、そこに赤い幹があるのか

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先へ進もうとする一行の後ろに

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一瞬だけ現れ、すぐに消えたりょうの姿

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どうした?と尋ねるりんに、わかばは一瞬躊躇したあと「何でもない」と答える

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彼女たちは、いないはずの人なのだ




ー感想と考察ー

ここからはさらにネタバレありです

かなり感情を揺さぶってくれる作品です、ぜひ本編を!


◯赤い根は白い霧の下を通っている

前に赤霧の下は中立的な白い霧があるのではと書いたが、少なくともここでは逆だった

むしろ天空にある白霧が、緑or青の根を喰われることで赤霧に沈められようとしているのか?

富士は霊峰とも呼ばれているし、またもや鳥居も出てきた

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ここは、最後の聖域なのか…



◯浮遊山、富士

正確には浮遊しているわけではなく、何かに支えられていた

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あれは木だろうか?

富士山の重さは約1兆㌧といわれている、ケムリクサの力は底知れない…

こうなると1島からここまで、どこもかしこも挙上されていた可能性がある

富士山を持ち上げる位なら、もう日本列島全てが挙上されていてもおかしくない

部分的に持ち上げ、空中でつなげているとは思うのだが

さらにこの、

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何かの恐怖症に引っかかりそうな、途轍もなく気味の悪い網目…わかばの推測が正しければ、こんなのが全島の地下にあるらしい

網目の中は濃い赤霧だらけで、巨大な赤い葉も見え、アカムシもいるらしい

所々にバラのトゲのようなものや、ひときわ大きい変な出っ張りもある

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電柱らしきものも所々にあった

また、りんによれば「あまり見ない色」も見えたという

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この部分、左側に青い木のようなものが見えるのだが、なんか手のようにも見えて不気味だ…

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これらが地震を起こしたのでは?とわかばは考えたのだが、そもそも挙上されているのならどんな巨大地震でも起きそうだ

前回のシロムシたち、そして今回のりょくも言っていたが、世界は赤い根の侵攻により赤霧の中へ沈みつつあるらしい

となると挙上している木は赤以外、青か緑ではないかと考えられる

先ほどの場面では、持ち上げている何かは青っぽく見えた

地上が赤霧に満たされたため、日本列島ごと挙上して逃れたのかも

青が赤から逃れたのか、緑が大地を守ろうとしたのか

これまでの考察で自分は青と緑を一緒くたにしてきたが、前回の色考察をしてから考え直した

赤青緑は光の三原色、原色である以上決して相容れないのだ

一般的に緑色の信号を「青」と言ったりするため、べつに一緒でいいじゃんと思っていたのだが反省した

この監督がそんな曖昧さを許すはずがない、今更だが今後は分けて考えようと思う

わかばは緑だからこそわかばなのだ


ともあれ赤霧を避けて挙上されたとなると地上の生物終了…と一瞬思ったが、その地上がここまで上がってきているのだから下の事情はさっぱりなんとも言えない

もう海しか残っていないのだろうか?

それとも前に書いたような、一部だけを挙上して繋ぎ合わせているのだろうか?

あと、他の国はどうなっているのだろう?

地球オワタなのか?


ちなみにナノマシーンが暴走して自己増殖を開始すると、バイバイン的な掛け算が働きほんの数時間程度で地球全土を侵食してしまうらしい(出典はWikipedia)

グレイ・グーと呼ばれる仮説で、エネルギー供給の面から否定する科学者もいるとか

ただ、現存していない技術が生む被害を否定し切ってしまうのはどうかと思う

「そういう性質を持ったナノマシーン」が作られれば、そういう結果を生むこともあり得るのだ

実際には防御策も講じられるはずなので、可能性はかなり低いと思う

が、悪意のある人間というのは必ずいるものなのだ


もし擬似植物タイプのナノマシーンが暴走しているとして、エネルギー源は水とする

無限増殖には至らなくとも、水のある限り増殖し続けることになってしまう

7話考察では「雲の上まで挙上されているから水が少ない」などと書いたが、暴走したケムリクサによって普通に大量消費されてしまった可能性もある

赤い木を止めれば、水も返って来るのだろうか…?


◯7島の木はとても大きい

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あれを見て、わかばは「木が赤い根を防いでいた」と言った

あの巨木はみどりちゃんだとばかり思っていたが、だとしたら青い壁は誰が発生させたのか

さっきの反省を覆すようだが、緑と青は別物ではあるけど共闘・共存しているのだろうか?

それともあれ、みどりちゃんではなかった?

そういえば6島洞窟内で見つけたみどりちゃんを「たぶん枯れているにゃ」とりつ姉は言っていた

あの一帯だけが枯れているのかと思っていたけど…

でも、緑の根を辿って行った先にあの木があったので、やはりみどりちゃんだと思うのだが

あとわかば、もしかしたらりんの視力を超えたかも知れない

りんは6島・7島が見えていないような表情をしていた

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◯壁の中を泳ぐヌシ

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なぜ青い壁の中を泳げるのか?

実は赤と青は仲良しなのか?

そもそも固体である壁の中を泳ぐというのが不思議だが、これはもうナノマシーンだからと考えるしかない

虫も壁も根本的にはナノマシーンの現れとすれば、ヌシともなると自他の構成要素を変質させながら移動する位は可能なのだろう

しかもこのヌシは、水棲昆虫最強といわれるタガメである

「水中のギャング」とも呼ばれ、自分より大きな魚やカエルを襲い、時には蛇をも倒すという

陸上も移動できるばかりか空も飛び、体組織を溶かす猛毒も持っている

あ、その毒で壁の内部構造を溶かしたとか?

りょうも珍しがっていたので、赤虫として特殊な部類なのだろう

ていうかなぜタガメ型?

ケムリがタガメを侵食したのか、はたまたタガメを模したのか

今のところ依代となっているのが確認されているのはシロムシだけだが、やはり人とか動物とか昆虫でもいけるのかも知れない

または植物がタガメを記憶していて、独自に産み出した可能性もある

7話ではたぶん、依代とか関係なく赤い根から直接アカムシが産まれてきていた

そういえば今回は倒した後にシロみたいなのが出てこなかったが、タガメがちょろっと出て飛んでったとか?

もしかしたら次回で出てくるのかも知れない(タガメじゃなくてシロみたいなのが)



◯赤霧は下に落ちる

壁の中なのか、空気中をか

空気中でも地面にわだかまっていたので、いずれにせよ空気よりは比重が大きいらしい

世界挙上説が正しいとしたら、赤霧が自在に動いて襲ってこないからこそ空に逃げられたのだ

だから赤虫は根をかじり、世界を赤霧に沈めようとしているのか

あの網目部分を見る限り、すぐそこまで迫っている…



◯根は壁上部にとどまったまま

根は赤い木の意思で動かせるので、重力にも逆らえる

挙上した青or緑を追ってきて、各島に赤霧や赤虫を発生させているのか

指揮系統は 幹(核)→根→赤霧→赤虫の順?

なおこの根、ヌシが呼んだというがどこから出てきたのか分からなかった

壁の中から染みだしてたようにも見えたが、この壁は既に青ケムリクサとしての機能を奪われている?

または壁の向こうは赤霧だらけと前回シロムシたちが言っていたので、裏側から侵食して現れたのか



◯壁からあまり離れられないのかも

りんの考察

壁の中を泳げる代わりに、壁に頼らないと生存できなくなっているのか

共生というか寄生みたいな

あとりんが少し考えるようになっている、わかばの影響だろうか



◯山の周囲は赤霧だらけにゃ

赤霧だらけ以前に空中だったような…空を飛べない限り迂回は無理だろう

逆に飛べれば色々なんとでもできそうだ



◯寝ないとおっきくなれないな!

寝ようとしないわかばに対して

りなは睡眠により大きくなれる、または数が増やせる?

そういえばりなむはずっと眠っている(正確には「起きていない」)

姉妹たち全員眠るので、睡眠は必須らしい

体力回復以外にも役割があるのかも

ちなみにりんはすぐ眠りに落ちた、しかめっ面がかわいい

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◯りんのために

チャンスがあれば死に急ごうとするりんを守るため、わかばは策を練る

このままだと彼女は明日、本体の葉を思いっきり使ってやっちまうだろうからだ

5話で毒返しにやられていたが、わかばの「すき」もおそらくりんなのである

結ばれる日は来るのだろうか…



◯明日、昼、という言葉

いつのまにか普通に朝昼を繰り返す世界になっていた

6島まではずっと夜だったのに…やはり7島あたりで黒雲を抜けたか、環境設定が変化したのかも



◯りょう生きてた!

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長女やはり生きてた!嬉しい ♪( ´▽`)

一瞬何かと思ったが、虫をパイプで串刺しにして背負っていた

倒したばっかりなのか、それともこうしてると他の虫をおびき寄せられるのか?

ウォーキング・デッドの逆バージョン的な

りょうの第一声が「今、私より先にこっちに気がついてたわなあ?」だったのにゾクっとした

驚くより早く相手の能力を瞬時に判断している、ていうか1ミリも驚いていない

よくわからない誰かが後ろにいたことよりも、そいつの強さを知ることを最優先

また、振り返る瞬間には鉄パイプのリボン(?)が本体色に光っている、即座に臨戦態勢ということか(その後わかばの正体を察してすぐ光を消した)

常に戦いの中に身を置いている者の思考である、さすが戦闘狂だ:(;゙゚'ω゚'):



◯わかばいい匂いする

わかばはへんな匂いがするらしい、しかもいい匂い

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りょうもよく分かってなかったようだが、どうやら姉妹たちとは色違いの葉っぱの匂いらしい

ケムリクサの匂いはするけど、とも言っていた

わかば本体の匂いなのか、食用にしている「うすいろちゃん」の匂いなのか、それとも両方か

前回ケムリクサと本体の葉は別種類みたいな考察をした

もし本体がケムリクサだとすると、りつ姉はシロムシたちに葉があることは知らなかったことになり、ちょっと不自然な気がする


いずれにせよ、わかばも葉でできているらしい

しかし3話ではりなに「葉も持っていないしナ」と言われていた

ということは、わかばそのものが葉なのか?

もしくはみどりちゃんの「核」にあたる部分が全身なのか

葉そのものだからこそ、多様なケムリクサを操作できるのかも



◯わかばは頑丈?

そんなわかばがヌシを倒したと聞いて戦いたがるりょう

当然わかばに固辞され、「頑丈そうなのに」と残念がっていた

やはりわかば、結構タフな身体しているらしい



◯シロをかわいがるりょう

顎下(?)あたりを撫で撫でし、犬のように可愛がっている

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ムシも赤くなければかわいいと思えるらしい、いい姉だ(^.^)

「ちょっと戦う?」とは言ってたが。笑

ぴっ?
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◯りつ姉は好きなものを守るために戦っていた?

りんはめちゃくちゃ強いが、戦うのが好きではないらしい

それに比べ、りつ姉は好きなもののために戦っていたので強かった、とりょうは言う

「りっちゃん」と言ってたが、おそらくりつ姉のことだろう

Twitter版で「私とりっちゃんとで無敵の布陣だよー」と言っていたが、その頃にはまだみどりちゃんいなかったように思う(でも緑の葉はあったらしい、このへんちょっと謎)

姉妹全員のために戦ってたということ?それならりんだって同じはずだが

そういえばりつ姉、りょうは「りょうちゃん」りょくは「りょくちゃん」りなも「りなちゃん」と呼んでいるが、りくのことだけ「りく姉」と呼んでいた

りんは呼び捨てだし、別に意味はないのかも知れないが気にはなっていた

どんくさい上に危なっかしいりくのことを特に心配していたのだろうか?

そして以前考察すると言っておいてすっかり忘れていたEDでは、りくが消えた瞬間からりつ姉の生命線?が細くなってゆく

そういえば猫耳をよくモフモフされてたし、りつ姉もりくの背中を掻いてあげてたという

りつ姉にとって、りくは特別な姉だったのかも知れない




◯死んだ姉妹たちは葉に保存されている

りょうは2回目のヌシ戦でうっかり敗れ、りんに看取られたらしい

その後に生き返って丹波哲郎のように驚いたとか

「この葉に保存してもらってたんだって」

この葉
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この葉は…色的にはももいろ?

でもももちゃんとは全然形が違う、むしろ本体の葉や記憶の葉に似ている

言い方からすると誰かが保存したらしいが、一体誰が保存したのか?

最後のシーンではりんのすぐ側に現れている、後でもう一度触れるがりんが無意識に保存していたのかも知れない


しかしこの葉も、

「あと一回戦ったら使いきっちゃうんだわなー」

せっかく生きてたのに消えてしまうのか…

そうなると、たぶんりくのあの発言も…

りょうは本体の葉を使って戦うので、消費も早いのかも

せつない



◯パイプについてるリボン(?)が光る

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ここに本体の葉のエネルギーを集束させることができるっぽい

ジョジョ2部の波紋のように、一点集中させて効率的に使っているのか

りつ姉がりょうを評し、本体の葉を使うのがやたらとうまい、と言っていた

記憶の葉を持っていたからだろうか?



◯「壁を一発でか〜、一発はな~」

わかばたちの考えを知っているようにも聞こえた

根を呼ばれないうちに一撃で、はりょうでも当然気付くことなので、考えすぎかも知れないが



◯りょくも生きてた!

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同じ葉を共有しているらしい

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りなの分裂やシロムシの融合と感じが似ている、一瞬灰色になるあたりとか

同時出現はできないが、会話は内側でできている



◯りょく、髪の毛にも眼球らしき器官あり

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これがりょくの特化能力か

このあとで言っていたが、りんにあげたのはこの眼なのだろう

3話でりなが言っていた「りょくちゃんの」というのもこのことだったのか?



◯わかばはヒト型

わかばをあの眼で観察したりょくの言葉

「ちょっとつくり違うけど、ただのヒト型じゃん」

ヒトではなく「ヒト型」と言っている

姉妹らは自分たちを「ヒト」と呼んでいるので、「ヒト型」と言った場合にはヒトそのものではない

わかばみたいなのは他にもいて、「つくり」が違う以外は別に珍しくもなさそうな言い方

考えられるのはムシのヒト型ぐらいだ

害がないという意味ではシロムシに近いのだろう、名付けるなら「ミドリムシ」ということになる

しかし葉は確認されていない

ので、やはりわかばそのものが葉、というか核の可能性が高くなってきた

「船長」も同じタイプだったのだろうか?



◯葉は共有されているが、容量はそれぞれ別?

「私、あんま無駄に葉っぱ使いたくないんだよね」

とりょくが言っていたが、死期が早まるからだろう

それも、出現するだけで消費するらしい

この言い方だと、りょうが戦闘で使いきって消えてもりょくには影響ないようだ



◯りつ姉はやっぱりおおざっぱ

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勝手にりょくの日記(橙の葉)をわかばにあげたことをたいへんお怒りの様子

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考えてみればそりゃそうだ

まあでもどうせ読めないし…とタカをくくっていると、

ぴぎゃあああああ
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わかばが日記を読んだことを知り、さらに驚くことに

「あんた、なんで文字読める…?」と言っていたので、わかばが文字を読めるのは意外らしい

少なくとも「ただの」ヒト型ではなさそうた

もう殺すしか…
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心理描写ではなく、もしやなんらかの技が発動できるのだろうか?毒的な



◯やっぱり壁の部分で

壁の部分で世界がつなげられている、という話をしているのか

りょくは「あの先の表記ある」と言っているように聞こえるが、最初の人のメモのこと?

それとも実際の街並みで、街路標識的なものが不自然に途切れている、ということを言っているのか

やはり部分部分を切り取った形でつなげられているっぽい



◯船みたいなもので、高いところから

この世界を高いところから見られたらもっと色々分かりそうだというわかば

確かにそうだと思うが、「船」が飛べると思っているのはなぜ?

もしや「宇宙船」のことを言っているのか?

りょくもそれに同調していたので、Twitter版での「船ってのがあってね」のくだりはそっちの船のことだったかも知れない

だとしたら、わかばもりょくの書いたページを読んで「船」が飛べるものだと思っているのかも

そういえば、そのシーンでのりくの反応も大袈裟に感じた

「まーたりょくの怪しいのが始まったぜえーw」

てやつ

水に浮く船ではなく空飛ぶ船の話をしてたなら、この煽りも理解できる



◯この世界と地形、手が入ってる感じがするんだよね

「意図っていうか」

りょくは、この世界と地形に人為的な手が加えられているのではと考えているらしい

そして姉妹たちが産まれた時には、既にこんな世界になっていたと

何かがあったのはそりゃ確かだろうけど、単なる災害とかではなく「意図」を持ってこの地形や状況が造られたっぽい、と言いたいのだろう

もしこれが戦争ゲームだとしたら、日本の部分部分を持ち上げ、空中でくっつけて戦場にしている、みたいな感じか

単に赤霧から逃れるために巨大みどりちゃんあたりが挙上した、というわけでもないのか…?



◯記憶の葉はロックされている

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りんの中のあれ、なんとロックされていた!

だから誰にも使えないし、開くこともできなかったのか

逆に言えば、ロックさえされていなければりくなら開けていたと

最初の人がロックした?

それとも…

記事の最後のほうで少し考察しようと思う




◯なんでそういうことするかな、て感じじゃん

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例の消されたページ

記憶の葉をロックしたのと同一人物が消したのか?

この文脈だとそれっぽい

あとりょく、たぶん漢字も読めてそう



◯記憶の葉を開いてほしい

わかばの生態(つくり)でケムリクサに触って開けるのなら、りくにできないこともできる?

それともダメ元でってことか



◯もうちょっとだけ時間があるみたいだし

「何かしら確信を知ってから消えたいんだよね」

やはり、りょくも消えてしまうのか…

この残念な世界も「知る楽しみ」があると思えば悪くないらしい

それがりょくにとっての「スキ」なのだろう

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◯無理やりちゃちゃっと

りんに警戒されていると思っているわかばに対し、無理やりちゃちゃっと触っちゃいなよと

りん、心からは嫌がっていないだろうけど、いきなり触られてどんな反応するのかは見てみたい笑

びっくりして反射的に突き飛ばされたりすると、あの怪力なので本当に死ぬ可能性も…



◯りょくはりんに眼をあげている

以前のりんならこっそり触られても気付かない可能性があったが、今は目も良いから厳しいと

眼をあげた「あの時」というのは死ぬ直前だろうか?

Twitter版で、りくがりつ姉の猫耳を自分の何かと交換したがっていたが、意外とあっさり能力譲渡はできるのかも



◯わかばは出自に興味がない、それよりも世界やケムリクサに興味がある

りょくも似たような性格で気が合っている

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りんが見たら嫉妬しそうな光景である

わかばは登場した時から好奇心の塊だったが、自分の正体すら気にならないというのは異常だ

「ただのヒト型じゃん」にも一切反応しなかったし、本当に全く興味がないようだ

そういう設定で生まれてきたのだろうか?

つまり、なんらかの目的を持って生み出された?

それが姉妹たちの護衛とかなら良いのだが、「世界を浄化」みたいな目的だとしたら怖い…



◯赤い木が世界を沈めるまでに

前回シロムシが言っていたように、やはり世界は沈んでいってるみたいだ

その元凶が、根の先にある赤い木だと

「あんなの無理だって」とりょくが言うぐらい最恐の木らしい、きっとりょうでも無理なのだろう

りょくの眼には壁の向こうの赤い木も見えているのだろうか?

りょくとしては、それを倒すとかより死ぬ前に世界の謎を知りたい

わかばは、りんたちの安全のために赤い木を倒したい

利害はさほど一致していないが、姉妹思いのわかばを見て思うところがあったらしい

6話のりくもそうだったが、基本的にみんな姉妹思いなのである



・赤い木も操作できるかも

「幹ならみどりと同じだろうから、触れば止められるかもじゃん」

止めるというのは、作動を止めるということか

だとすると生き物というよりは道具に近く、わかばのような存在が設置した印象を受ける

また、やろうと思えばみどりちゃんも止めることができ、りょくはそのことを知っている

やはり6島の壁にみどりちゃんをぶら下げたのはりょくだったのか

というか、止めるとどうなるのだろう?

みどりちゃんは成長しているが、成長した段階で止まるのだろうか?

それとも、初期設定に戻ってしまうのか…?

だとしたら悲しい



◯やっぱり隅々まで日記読んだんじゃん

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わかば、りょくの日記を隅々まで読んでいた



◯一撃でヌシを倒すには、みどりちゃんの枝しかない

枝とは核のことであり、つまりは本体のことらしい

その枝を折って使えば、ということだ

葉を使っているのだから枝ぐらい、と一瞬思ったが、本体となると話が変わる

本体はみどりちゃんそのもの、つまりみどりちゃんの肉体なのである

例えるなら大切に可愛がっている猫の腕を折るようなもの…到底できることではない

容易くできる事柄を「赤子の手をひねるように」というが、実際にそんなことができる人間はまずいないのである



◯姉妹思いのりん

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その作戦を聞いたりんは激怒していた

やはりこの子は、姉妹たちの「スキ」が何よりも大事なのである

5話を見るまで、みどりちゃんの扱いのことで気を揉んでいた自分が恥ずかしい



◯りつ姉の決断、わかばの覚悟

このままでは姉妹もわかばも、結局はみどりちゃんも死んでしまうことになる

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りつ姉は身を切る思いで、みどりちゃんを自ら手折るのだ

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よく見ると、りつ姉の左のほほを一瞬何かが伝って落ちている…

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この力を込めている時間がりつ姉にとってどれだけつらかったか…想像するのもつらい

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こうして渡されたみどりちゃんの一部を、りんは両手で受け取っていた

作法など知らなさそうなりんだが、自然に出た動作だろう

どれだけ姉妹の心を大切に考えているかが伺える



◯りつ姉の手が…?

この時のりつ姉の手が

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何か竹細工のようになっていた

元々そうなのか、過去の戦闘で手足を失ってしまっているのか

みどりちゃんの件と相まって、とても悲しくなってしまった



◯投げつける

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どう使うのかと思っていたら、思いっきり投げつけていた

決して外せない投擲である

4話でりつ姉が「りんも天才的なのにゃ」と言っていたが、ヌシが消えでもしない限り外すことはないのだろう

投げてから途中で発動したように見えたが、もしかしてみどりちゃんの意思だったのだろうか…

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◯逃げようとするヌシをわかばが

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ただでさえ危険な役割だったのに、逃すまいとヌシを掴んでしまうわかば

しかも赤い部分である

そして相当な力持ちである…頑丈なだけではないらしい

しかしこの時に負傷してしまっており、みどりちゃんで治ったと言っていたが戦闘後も腕を押さえていた

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タガメには毒がある…

「戦った後で遅れて効いてきて、本体が死んだ後も残る」

2話でりんが言っていた、りょくから聞いた毒の話である

あの時りんが侵された毒は萌え萌えな毒だったが、今回のはガチである

次回あたり、わかばどうにかなっちゃうのだろうか?

まさかそれが、OPの不穏な歌詞につながるのか…?

わかばはりつ姉に気を使い、みどりちゃんを消費させないようにしてる可能性もある

きっとなんとかなる…はず、わかばを信じろ俺!




◯壁は正六角形の集まり、わかばバリヤーの集合体か

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正六角形で作られた平面は衝撃吸収力に優れており、壁にはうってつけである

蜂の巣で有名な、いわゆるハニカム構造だ

蜂の巣みたいな孔がないので結局は1枚の壁だが、なにかを集合させて壁を作るのに正六角形はちょうど良い形だ、とピタゴラスさんが言ったとか言わなかったとか

何者かがケムリクサを操作、青く光る正六角形が一瞬で積み上がり巨大な壁になる…そんな光景が目に浮かぶようだ

木が造ったのか、ヒトが造ったのか、はたまたムシが造ったのか



◯りつ姉の精神的ダメージ

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これが後に影響しないと良いのだが…タガメの毒同様、不安である



◯遠くの街並み

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あれ、富士山もう登頂した?それとも壁の部分で富士山くぐり抜けた??


オープニングでは富士山の次が

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になっていた

街のようにも見えるが、左側が赤い木なのだろうか?

ちなみにこの次が

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おそらく、あのEDで回転するオブジェ

予想では、これがわかば生誕の源だと思っている

そろそろ大きく物語が動くはずだ、楽しみでもあり怖くもある…



◯りょう達は、どこにどんな状態で保存されている?

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りょう突然現れ、突然消える!

神出鬼没すぎる…

しかし本当に神出鬼没ならば、そもそも壁など壊さなくても向こう側へ行けたはず

ここから、死んだ姉妹たちが保存されている葉は現存姉妹たちの近くにある、または誰かが持っている説が浮上してきた

単に角度のせいかも知れないが、りょうが現れた瞬間にりんの姿が見えていない

りょうはりんが看取ったらしいが、その時りんが無意識のうちに自分の葉に保存していたのか?

りんは、いつも私の側で誰かが死ぬ、と言っていた

そういえばりなこも…

りんが保存しているとしたら、本体の葉か記憶の葉のどちらかに保存されているのだろう

「保存」という言い方からは、またもや仮想世界説が思い浮かぶ

要はデータを保存して、使う時(現れる時)だけ起動すればよいのだ

ただ「使い切っちゃう」という言い方に疑問を覚える、一体何を使い切ったらデータが消えるのか?

もし「容量を使い切る」という意味なら、何かが減るというよりは逆にデータが満杯になるため、それ以上の体験ができなくなる=生命活動ができなくなる、とも考えられる


ナノマシーン説でも、姉妹それぞれがナノマシーンの集合体ならば、誕生時の情報と蓄積された記憶情報の部分さえ保存できれば再構築は可能だろう

この場合は何を使い切ると消えるのか?

基本的にケムリクサは水をエネルギー源としており、逆に言えば水さえ供給し続ければ永遠に活動可能なように思える

りんの葉に同居しているとしたら、りんが水を飲み続ける限り大丈夫なように思うのだが

もしかしたら保存されている場所が仮想メモリとかで、その容量を超えたらゲームオーバーということなのかも

そう考えると、6話でも今回でもりんが寝ている時にだけ出現した理由につながる

寝ている時には、りん自身のメモリ使用量が極端に小さくなるだろうからだ

今回なぜりんが起きているのにりょうが出現できたのかは、逆にいえば使用可能メモリが少なすぎるため一瞬しか出れなかったとも考えられる

喜びのあまり思わず出てしまったのだろうか

そうなると5話でのりんの寝言「これで、お…」みたいな言葉は、死んだはずの姉妹の誰かが言っていたものかも知れない

そういえばりくは「終わり方」を模索していた

「じんわり温いやつ」と出会い、納得のいく最期を見つけた瞬間に「これで、終われる」と呟いたのかも


この場合も仮想世界説と同じで、消えるというよりは新たな体験ができなくなった状態に陥る

ミギーのように、自分の中だけで思索したりはできるのかも知れない


本体の葉なのか記憶の葉なのかだが、名称としては記憶の葉が妥当だ

まさにデータの保存である

何故りょくがその場でわかばに触らせなかったかといえば、あくまでこの姉妹たちは「ホログラム」的な存在であり、実体は(葉は)りんの中にあると考えられるからだ

ただし色的には、本体の葉が近いような気がする

りんが寝ている時にだけメモリを使える、としたら尚更だ

自分のメモリの一部を使い、さらに死んだ姉妹の数に分割して与えているのだろう


さらにここで思い出されるのは、3話冒頭で赤霧の中に落ちていった鉄パイプだ

あれリボンもついてないし、大切な遺品であるにも関わらずりんが何の感想も述べなかったので、違和感を感じつつも「意味はないのかな?」と思ってしまった

考えてみれば思わせぶりすぎる、何らかの意味はあったのだ

てっきりりつ姉が遠隔みどりちゃん操作でわかばを助けたと思っていたが、実はりょうの力を使っていたのか?

りょう自身にはりん達の行動が把握できていないらしいので、りんが無意識にわかばを助けたのだろう

なんかスタンド能力みたいな感じで

普通ならりん自身でそれを不思議に思うはずだが、いちいちそんなことを気にする姉妹ではないのである

だとすると8話でわかばを転ばせたのも…?


しかし、保存されているのがりんの葉とは限らない

何となく怪しいりなむかも知れない

なんならあの位牌というか遺骨棒みたいなもの(煙水晶らしい)に保存されているのかも

3話では初のEDが流れたが、その始まりの際に位牌と葉が重なっていた

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あれを見て「これを使って死んだ姉妹たちが復活するんだろうな」などと単純に考えていたが、4話EDを見て「毎回これ出てんじゃん」と思い、本篇に対してはそんなに意味はないのかなと考え直したのだ

しかし今回も、りょうが消えた場所にその葉が立っている

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なぜ本編に重なるように葉を出しているのかだけちょっぴり不思議に思っていたが、それぞれが伏線というか暗示だったのか

だとしたら意味がないどころじゃなかった!

そう考えると他の話でも似たようなことがあったかも知れず、また観直さねばなるまい


この「りんの中に保存されている説」が正しいとしても、基本的にりょう達はりん達の動向は全く分からないらしい

わかばの存在も知らなかったし、りくはりん達の現状をわかばに聞いていた

りょくも、まさか自分の日記が知らない男に譲渡されているとは思いもしなかったのである

今どこにいるか?位は分かるのかも知れないが、その様子を伺うことはできないようだ


このことからミスディレクションの可能性もあり、実は全く別の場所で保存されていることも考えられる

例えば…



◯ななし

例えばTV版には登場していない「ななし」という人物がいる

姉妹の1人だが分割後に即自殺したらしく、りんは彼女の存在すら知らないようだ

この「ななし」がそもそも記憶の葉を持っていたようで、おそらく最初の人の精神を最も強く受け継いでいたのだろう

もしなんらかの形で「ななし」が生きていたとしたら、残った姉妹たちのため陰ながら動いている可能性がある

記憶の葉をロックしたのも彼女で、橙さんの記述から「目的」の部分を消したのも彼女だと考えられる

自分が知って自殺するような内容は、他の姉妹たちにも見せたくなかったのだろう

ならば8話で記憶の葉を開こうとしたわかばを突き飛ばしたのも「ななし」の仕業?

そうなると、記憶の葉起動にはりんの羞恥心以外にも大きな障害が待ち受けている可能性が…


でも、わかばはきっと姉妹たちを救う

「ななし」がわかばを信じられた時、この物語は大きく動くのかも知れない


このままTV版には登場しないかもと思っていたが、記憶の葉ロックやメモ改ざんからしてどこかに存在する可能性が強まってきた

2期の目的が「ななし」に大きく関わってくるのかも


楽しみすぎて怖い




◯次回予想

わかば、りなこと初対面か?

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◯次回予想2

わかばがタガメ毒に侵されて、姉妹たちにセクハラ三昧姉妹たちを襲撃

みどりちゃんの葉で治そうとするも、強力な進行性の毒は、治るスピードを超えて増殖してゆく

意識だけは保っているわかばは、自分を「処理」してくれとりんに懇願する

姉妹たちを守るため…一度は決断するりんだが、直前であの誓いを思い出す


お前も含めてな


守るというなら、わかばも守らねばならないのだ

誰一人として犠牲になることは許されない、そうさせない

わかばは7島でりんに勇気をくれた

姉妹たちはりん1人を死なせようとしなかった、一緒に幸せになろうとした

「みんなのほっとできる暮らしなら、わかばも込みだな!」

りなだってそう言うはずなのである


「私には…お前を処理することはできない」

血管のような赤い根に蝕まれつつあるわかばの身体を、りんは切なそうに抱きしめた

泣き虫のりん…


a

すると、りんの中にある葉が強く輝きだし…


b

考えた末にりつ姉は、わかばをみどりちゃんの根で亀甲縛りにし…


c

考えた末にりつ姉は、わかばをみどりちゃんの膨張させた根で包み込み…


d

りく姉が現れ、みどりちゃんの葉でわかばを治療

そしてりつ姉と再会し…


e

体内で治療させようと、りなじがわかばとみどりちゃんの葉をひょいぱく

りなの体内では時が止まっており、毒は進行しないのである

無事解毒できたわかばだが、代わりにりなじが毒に侵されてしまう

力なく横たわったりなじは、

「お姉さんだからな…守るのな」

と言い残し、わかばの前から……





時が止まっていたら治療もできない気がしてきたが、個人的にはaかeで、もちろん犠牲者の出ないパターンを望んでいます!








































◯ここすき

「ちぎって!」
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「ばっつーん」
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「てなあ」
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うちの猫が腎不全になってしまいました……
勝手なお願いですが、支援して頂けると大変助かります…
下記から購入すると自動的にAmazonからうちに届くらしいです
https://www.amazon.jp/hz/wishlist/ls/3DOOFDUACW01P?ref_=wl_share
もし使い切れない位に届いたら知り合いの猫シェルターに寄付いたします
2019/08/18 管理人











ケムリクサ、Amazonプライム













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ケムリクサ 第8話 感想と考察


ギリギリ間に合った…か?


ケムリクサ8話は驚きと感動と悲しみ…いろんな感情が呼び起こされた神回だった

そして今度こそ、りんがわかばを「仲間」場合によっては「家族」と認識した貴重な回だった




ーおおよそのあらすじー

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冒頭からいきなり苦戦を強いられている姉妹たち、りなちゃんズなど色が無くなっている…

7話の出発から既に何日間かは経っているのかも知れない

ていうか苦戦どころか突入の瞬間から大ピンチの連続になると思っていたので、むしろ一息つける程度には余裕あるこの状況は意外だった

何も8島全体が真っ赤っ赤というわけではなく、赤い根を避ければそれなりに赤虫や赤霧を避けることは可能らしい

風景もちゃんとした街並みになっている

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前回書いたように青い壁の近くは赤霧もなさそうなので、それに沿ったルートをルンバちゃんの案内で…ということでもなく、所々に超危険地帯が点在しているのでそれを避けて、という感じだった

とはいえ当たり前だが、やはりルンバちゃんはやって来てくれた!

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今話より、この子の名前はわかば命名「シロ」となった

ワンコみたいでかわいい(´・∀・)

シロの教えてくれた地図を元にトンネルを進むと、ようやくやや安全そうな場所に出ることができた

トンネル内ではシロが姉妹たちの名前を覚えたり、例によってシロを「処理してしまえ(通訳わかば)」とか言い出すりんがシロに「りん、頭固い」などと言われたり、りんの体内の葉を触らせてほしいとセクハラめいたことを言ったわかばが不自然にコケたりと色々なことがあった

今回はりんの辛辣な態度がものすごく目立った回だったが、とにかく姉妹たちを生かすことしか頭にないらしい

しかもこの状況、ありていに言えばいっぱいいっぱいなのである

その上で「残念な姉」なのだから、何かに気を回せというほうが無理な注文なのだ

そんな姉妹らをシロはある場所へ案内する

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りょくがTwitter版で言っていた船が、動くかどうかは不明だが現存していたのだ

そしてそこには…

むしむしQ
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シロムシの大群が待っていた

さすがに驚くわかばだが、どうやら彼らも赤虫や赤霧から逃れるため、山の向こう側から逃げて来たらしい

今回は「ケムリ」という表現が使われていたが、赤であれ青であれ、シロムシにとっては身体を乗っ取られてしまう危険な存在だったのである

そう、シロもそうやってあんな風になっていたのだ(おそらく)

この船は彼らの管轄であり、「船長」と呼ばれる何者かに使われていたらしい

それは逃げてきてから後のことだろうか?

だがその船長がどこかに行ってしまったため、命令する者がいなくなりここで眠っていたらしいのだ

そして彼らはわかばに船長になってくれと言い出す、船長の「スキ」をやりたいと

山の向こう側へ行くにはその途中にある赤い根っこをやり過ごさなければならない

りんが近づけば本体の葉を感知されまた大量の赤虫を産み出されてしまう

そこで

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シロムシたちが合体!!

ハサミ付きトラクターのような形状にとなって赤い根に立ち向かうのだ

彼らの中には白い葉があるのだが、それに赤い根は反応しない

だが、巨大ハサミで根を切断しようとすると

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さすがに反撃してきた、当然だ

助けに入ろうとするりんとわかばをシロが制止、最後まで任務を完遂させて欲しいという

そしてついに

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赤い根の切断に成功、再生する間もなく赤霧の中へ落ちていくのであった

シロムシたちを心配し駆けつけたわかばは、だいたい大丈夫というシロの言葉を聞いて安心する

のだが…

赤霧=赤いケムリを浴びたシロムシたちは、わかばたちにとってもうすぐ危険な存在になってしまう

なので、自らここで機能停止すると言い出すのである

咄嗟にみどりちゃんで治療しようとするわかばにりんは「本体の葉がほぼ残っていない。もう、終わる…」と残酷な事実を告げる

直後

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小さくてかわいくてシロい勇者たちは、まるで小さな花火のように美しく散ってゆくのだった…

指示をした自分を責め、涙を流すわかば

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わかばにとって初めての感情であり、姉妹たちの気持ちも初めて分かったという

そんなわかばにりんは

「私の姉も妹も、終わりは笑っていた。たぶんあれらも、終わる前にお前と会って…良かったんだ」とわかばを慰めるのだ

さらに

「お前は、私たちが死んでも泣くのか」

と問うりんに

「当たり前でしょそんなの!絶対そんなことにはさせませんから!」

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と、初めてわかばは彼女に対して怒るのであった


トンネルを抜けると、白と赤に煙る富士山

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まるで姉妹たちの到着を感知したかのように赤霧が現れる

それとも心理的表現だろうか

ここでりんは、先のわかばに応えるように決意を口にする

「私もこれ以上誰も死なせたくない、そうさせない」

そして

「お前も含めてな」

初めて、今度こそはっきりとわかばを、守るべき大切な存在として認識するのであった

口に出したのか心の声なのかは分からないが、どちらでも一緒だろう

わかばは家族になったのである






ー感想と考察ー

ここからはさらにネタバレ注意です

是非本編を観てみてください!


◯戦闘潮流

何日間なのか何週間なのか不明だが、姉妹たちは相当厳しい戦闘に晒されていたらしい

りつ姉は珍しくみどりちゃんの根から落ちていて、りななどは3人がモノクロ状態になっていた

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ゆらゆらしていて、存在が希薄になっているように見える。4話で自ら色を消したのと同じ状態か

これはダメージというより「ももちゃん」を取られそうになったかららしい

ももちゃんがあるからこそ、りなたちは分裂状態でいられるのだ

みどりちゃんの葉もかなり減っている、水は…まだそこそこありそうだ

7島から見た地獄の光景は8島の一部らしく、思ったほど真っ赤っかの世界ではなかった

根っこを食べていたので、7島に近い場所に集中していたのだろう

だからといって悠長にやっている時間はないのである、安全かつスピーディーに進まねばならない

正確な地図があると便利なのだが…



◯変なポーズで励ますみんな

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りなむが一番最初に手を動かしていた、かわいい

今回も疑わしい面はあったのだが(後述)、とにかく悪い方向ではないようだ



◯シロかわいい

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ここでシロ登場!

赤霧を避けながらきたのか、戦力分析をしていたのか、やや遅めの登場に思える

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そして地図である

GPSでもあるのかと思ったが、後の流れを見る限り自分たちの見たものや情報共有したものを描画しているようだ

りなが「こいつよく赤虫にならないな」と言っていたので、姉妹たちはシロムシに赤霧が作用して赤虫になることまでは知っていると考えられる

本体を破壊せずにみどりちゃんを浴びせると、赤霧だけが散ってゆく

そこから「治す」効果に気付くまであと2歩ぐらいだと思うのだが、そこまで考えないからこそ残念姉妹なのだ



◯OP映像が変わってた!

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6島付近から1島へと後退していた映像が前進に変わっている

これまでは水を採って1島に戻る旅だったのが、ここからは7島を拠点とするため進撃してゆく決意が表されている、ように思えた

良い伏線だと思いたい



◯わかばのシャツに赤い丸

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根っこが巻き付いていて見えなかったが、なんか不自然な赤い丸というか点みたいなものがあった

ネックラインの形といい、何かの機能を表しているのだろうか?

起動スイッチみたいな



◯シロも毒持ち

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とても尊い

だがあまりにシロを可愛がるわかばに、りんは嫉妬してしまったフシがあり…

この毒とあの毒は違うと思うのだが、りんにそんな違いは分からないのだろう



◯みどりちゃん何か持ってる?

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おそらくは線路の枕木のことを指して「掴みやすくていいにゃあ」とりつ姉が言っていたが、根っこの先端に黒っぽい棒みたいな物が見える

何かを持っているか、枕木を掴みやすいように変化させてあるのだろうか?



◯これはいいものだなあ

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赤霧もなく安全なトンネルに対しての感想

初代ガンダムに出てくるセリフだが、りなはこれ言いたかっただけだろう



◯どれが何りなか分かるのか?

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わかばはりなちゃんズを見分けられていた!

人間の双子のように一緒に暮らしていればなんとなく分かるようになるものなのか、あるいは鋭い感覚によって判別しているのか

そういえば、りなの区別はりんにもつくようだった

りなじは何となく態度で分かる気もするのだが、りなむ以外は外見だけしゃとても見分けられない…



◯リン アタマ カタイ

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これほど役立ってくれているシロを処理しろとまで言うりん、前を向く瞬間の表情からすると本心ではないようだが

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でも確かに頭は固い、あらすじにも書いたがいっぱいいっぱいなのだろう

僕じゃないです!
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ここはもちろん、トキとかばんちゃんのあれだろう



◯りくは壁を操作できない

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あのケムリクサマスター、りくでも壁の操作はできなかった

単純に大きさの問題か、それとも「カンリイロ」の関係なのか

大きさだけならば、りくの方が現時点でわかばより手慣れているのだからできるはず

やはり、わかばは特別な管理権限を持った存在なのだろう



◯虫はケムリの命令で動く

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ケムリ=霧かどうかはまだ微妙である

前回のように壁から吹き出すケムリに触れてこそ、特定の命令に従う虫になるのかも知れない

赤霧に侵されれば赤虫になる、というのは確実だと思うのだが…




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◯しまのつなぎめがへんじゃん

これは6話でわかばも言っていた

現実世界に比べやけに島同士の距離が近い感があったが、もしかして途中をすっ飛ばしてくっついているのか?

前回書いた世界挙上説が正しいとしたら、日本の部分部分が挙上され、空中でつなげられているのかも知れない



◯最初の人の葉=記憶の葉

ということらしい

3話でりなが言ってた「最初の人の」の意味がつながった

りょうが持っていた葉を、どうやったのかは分からないがりんが受け継いだと

そしてこの葉は誰にも開けなかったらしい

りょうの記憶に最初の人の記憶が反映されていたかも現時点では不明だ

「いまりょうがもってる」と書いているので、分裂時からりょうが持っていたとも限らない

自主制作版の設定がそのままなら、まだ登場していない誰かが持っていた可能性もある

最初の人のメモによれば、記憶の葉が機能していない可能性は低いとのこと

開ける開けないはともかく、その誰かは最初の人の記憶を受け継いでいたはずなのだ

元々持っていた人物が死んで、りょうに受け継がれ、りょうはその記憶を持っていないのか

またはりょうは知っていながら誰にも話さなかったのか、あるいは虚実織り交ぜて話していたのか

そもそも姉妹たち、特にりょくがどこまで把握しているかが不明なのでなんとも言えない

「うそをついている」から察するに何かは知っているはずなのだ

最初からりょうが持っていたのだとすると、OP映像でりょうの葉だけが2枚重なっている件と何か関係あるのかも知れない(重なってるの全く気づけず、最近になってニコ動のコメントで知った)

いずれにせよ、この葉を開けるやつは1人しかいないと思うのだが…



◯りんはからだ?

姉妹たちは、最初の人から能力を受け継いでいるというより、それぞれのパーツを受け継いでいるらしい

受け継いだというより、パーツが分割されてヒトの形になったのか?

りんの「からだ」「つよさ」というのはどういうことだろう?

感覚という「機能」ではなく、身体の「構造」そのものを受け継いでいるのか

だから身体能力が異常に高く、頑丈なのかも知れない

やはり生殖能力もあるのかも…

または「脳」を受け継いだということもあり得る

自主制作版では脳を受け継いだ人物がいたらしい

オリジナルに最も近いパーソナリティを受け継いでいるとすれば戦闘能力が高いのも何となく分かる

ただ、脳を受け継いだにしては一番残念すぎる気がするのだが…



◯うすいろちゃんは食用だった?

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わかばの栄養源はうすいろちゃんらしい

育ててみどりちゃんみたいに大きくして…と思っていたのだが、ちょいちょい食べているっぽい

戦闘準備にもなっているらしいので、ケムリクサの操作能力にも関係しているのかも

わかば本体ではなく、これがカンリイロ?

3話以降わかばが水を飲む(または飲んだ)描写がないが、水は水で飲んでいるのだろうか?



◯女房関白

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ここでわかばに指示するとこ、ひと昔前の夫婦の会話みたいで微笑ましかった



◯でもすぐに毒

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優しいですね、のひと言が毒になってしまう男わかば

姉妹たちは基本的に褒められると弱いらしい

単純といえば単純である



◯最初の人の葉はりんの中に

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2枚重なっているように見えるが、右側の白っぽいのが最初の人の葉だろうか

ちょうど記憶の葉についてのりょくメモを読んだ直後だったので、わかばとしても気になったのだろう

りょくは「ひらけない」と書いている

りんも使えたことがないと

そしてわかばはこれまで、姉妹たちには使えないケムリクサも使えている

あのりくでも操作できない壁のケムリクサすら使え、そしてその事実を先ほどわかばは知ってしまったのだ

流れ的には当然…



◯毒2

それ、ちょっと触らせてもらっても…
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いつか言うと思っていたが、とうとう言ってしまった


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は!?
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わかばに現状打開以外の目的はないのだろうが、さすがに言い方が直球である

そういうとこやぞわかば

りんもなぜ身体を触られることが恥ずかしいのかの知識はないのだろうが、最初の人の記憶が効いているのかも知れない

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まあでもそのうち触らせてくれそうだが…



◯不自然なコケかた

先ほどのセクハラ発言について言い訳をするわかば

ん?
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ぐっ
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うわあ
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あああ
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バタン
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そこそこ慌ててたっぽいので、横たわるりなや電車の揺れでつまずいたとも考えられる

でもここはやはり「何者かにドン」されたと考えるのが楽しいだろう

なので考えてみる

候補としては、


1 車内にいた誰か

2 車内にはいなかった誰か

が考えられる

1の場合の候補はみどりちゃんとりなだけだ


タイミング的に「最初の人の葉」を開こうとしたことに対するものか、りんに対するセクハラ事案に対するものかの2種類が考えられる

セクハラ事案の場合はわかばを産んだ(?)みどりちゃんとも、わかばを気に入っているりなちゃんズの誰かとも、どちらも考えられそうだ

この場合は単純な嫉妬ということで、そんなに深刻な問題でもない(いや、なくもないか?)


葉を開こうとしたことに対する妨害の場合、6話での「最初の人メモ」が思い起こされる

誰かに消された「姉妹たちの目的」の箇所、「記憶の葉も」で終わったメモ

消したのが最初の人本人だった場合、わかばをコケさせたのも最初の人関連の人物になる

この車内で最初の人に関わっているのは、最初の人の葉でもある「ももちゃん」を持っているりな

中でも、ももちゃんとの深い関連性が4話で示唆知れていたりなむがあやしい

害するつもりはないのだろうが、姉妹たちのため何かを隠そうとしている可能性は十分にある

わかばが記憶の葉を起動させたら、きっとりんに劇的な変化が起きるのだろう

それを最初の人は、りなむを通じで阻止しようとしているのでは?

どんな変化なのかは分からないが、目的を知った姉妹は危険な行動に出るのかも知れないし、絶望して自殺してしまうのかも知れない(自主制作版設定)

いずれにしても、りんが同意さえすれば記憶の葉は開かれるのだろう

それが12話の最後になるのだろうか…?


あまり可能性を考えてはいないが、2の「車内にいない誰か」となるとりょうあたりが考えられる

りくとの接触時、既にわかばの中になんらかの因子が埋め込まれていたとしても不思議ではない

いや不思議だけど、例えばりくに触りまくられた時あたりで何かを仕込まれていたかも知れないではないか!

なんせあの姉妹たちは「いないはずの人」、もはや明確な実体を伴わずに存在できるかも知れないのである

わかばの体内で好きな時に現出できるような感じになっているのかも

とはいえやはり可能性は低いと思う、やはり車内にいた誰かか、もしくは単にコケただけなのだろう

5話の中盤あたりでわかばを警戒するようなそぶりを見せていたし、個人的にはりなむ説を推奨したい

悪い子じゃないとしても!



◯完全に外に出た?

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いつのまにか普通に外っぽい

朝焼けか夕暮れか、時系列的にいえば朝焼けなのだろう

さっきのトンネルが随分と急勾配だったので、今度こそ1島から続いていたあの黒い雲(霧?)の上に出たのか

それとも何回か書いているように、壁の効果による環境設定が変わったのか?

いずれにしても晴れやかな気分であるが、水を差すような光景も

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なんと禍々しい…

向こう側へ行くにはやはり戦闘不可避なのか?

誰にも死んでほしくないのだが…と思っていると

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またもシロ君が有能っぷりを発揮したのである



◯廃船

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遊覧船ぽいが、富士山手前だとすると本栖湖あたり?

整備すれば動くのだろうか?

りょくの言っていた「船」は確かにあった

若葉と姉妹たちを乗せるには十分な大きさだが、車両ごとみどりちゃんを乗せるには少しきついかも知れない

そもそも船は水がないと意味がないのだが、湖、もしくは海に辿り着ければ…

もしも今期最後のシーンが船出だとしたら…あの続きを思い出し、心踊るのは自分だけではないだろう



◯ディスプレイのないシロムシたち

いっぱいいるー!?
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船の中はシロムシだらけ、これにはわかばも含め全員驚く、というか若干びびっていた

この子達にはシロにあるようなディスプレイがない、なのでシロを通じてわかばと会話をしている

そして

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ヌシ、というのはあの4話で敵として出てきたあのヌシと意味的には同じだろう

そもそもシロはあの中に捕らわれていたのだ、つまりシロムシちゃんたちはシロのことを「ヌシ」と呼んでいるのだと考えられる

このあと「船長」という言葉が出てくるが、船長がわかば的なヒトだとして、ヒトとコミュニケーションが取れるのはシロだけである

つまりヌシは、この世界全体のシロムシにおける指揮系統のボスとして存在しているのではないか

「ヌシ」という呼び名がりん達と一致しているのは興味深い、そこは記憶として継承しているのかも

もちろんわかばがヌシという可能性もあるのだが、そうすると後で出てくる「船長」とかぶるので、今は無視することにする(ムシだけに)



◯船の中が管轄?

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この書き方だと、このあたり一帯ではなく船の中だけが彼らの管轄か

このシロムシたちは向こう側、つまり9島方面から逃げてきたらしい

彼らには「船長」と呼ばれるボスがいた

船長はいなくなってしまったらしいが、どの時点でいなくなったのかは明確にされていない

このあたりは比較的安全みたいなので、向こう側で死んでしまったのか

それとも死んではおらず、なんらかの目的のためここを旅立ったのか

船長が「最初の人」ということもあり得る

とにかく彼らはここで、



◯眠っていた

らしい

船長がいなくなり仕事がなくなった、なので体力温存ため眠っていたと考えられる

新たな仕事を与えてくれる者が現れるまで…



◯赤い根だらけ

向こう側は赤い根だらけらしい

そこに「核」の入った幹があるのだとしたら当然である

アカイネ アカイケムリ アブナイ

侵食されたら赤虫になり、ケムリの命令を聞くことになるのだという

りょくメモに書いてある通りだ

シロムシたちは、ケムリに支配されることを最も恐れているらしい

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◯街は沈んでいってる

ヒクイトコロ アカイケムリ アブナイ

前回、世界は巨大な植物に挙上されたのではと書いた

うーん、挙上されているのは7島だけだったのか?

もしくは「沈んでいってる」というのは、空から地上に向けて沈みつつあるとも考えられる

だとすると地上こそが地獄ということになってしまうが…

挙上はされておらず普通に大陸が沈んでいってるのだとすると、海はどうなったのだろう?

水分が赤霧・青霧・白霧、つまりケムリに変わってしまったのだろうか

ケムリも葉もナノマシーンだと思っているが、だとすると稼動・増殖に必要な水分を海から得ているのかも知れない

また、9島だけが沈んでいってるとしたら、やはりつなぎ目である「壁」を超えると全てが別世界なのだろう



◯ソレ アタマ カタイ

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またもや空気を読まない発言をするりんに対し、シロではなくシロムシが言った言葉

結構重要な話をしているのに残念すぎる…



◯ソレ カシコイ

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それに比べ、りなじはかしこかった

9島から来たのならそっち方面の情報を持っているのでは?という至極当たり前の論理だが、残念な姉妹の中にいて奇跡的なことなのだろう

他のりなからも感心されていたので、普段からそれなりにかしこいのだと思われる



◯カベ ツクラレタ

シロムシたちが逃げてきた後で壁が作られたらしい

どのぐらい前のことなのだろう?

数年単位、はたまた数百年単位とか…

最初赤い壁が作られたのかと思っていたが、どうやらそれも青い壁、つまりわかばバリヤーの発展版のことらしい

時系列的には、この世界に何らかの異変が起きてから作られたことになる

赤の侵入を阻止しようとして造られたのが壁なのか



◯カベモ アオイケムリ アブナイ

ということで、どうやら壁は青だけらしい

わかばの使ったケムリクサだけが壁の元になるのだろう

そして、青いケムリもシロムシにとっては害でしかないらしい

7話でわかばたちを襲ったのは警備用ロボットではなく、青い壁に、青いケムリに毒されたシロムシたちだったのだ

と思われる

壁から吹き出したケムリが届かないような位置からも向かってきていたので、既にアオムシ化していたか、あの中の「ヌシ」的な存在に命令されたのだろう

つまりこの世界では赤も青も一緒、立場が違うだけでどちらが正しいとも言えないのである

少なくともシロムシたちにとっては

ここでもやはり赤vs.青の戦争が示唆されている

生存競争なのか、それとも何者かによるただのゲームなのか…



◯センチョウ ノ メイレイ イキガイ

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赤だろうと青だろうと、シロムシたちは船長以外に支配されるのは真っ平御免らしい

逆に、船長の命令ならなんでも喜んでやるというのだ

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そして彼らはわかばに船長代理を要請するのである

命令を待つ立場から要請するというのもおかしな話だが、シロムシにとっては切実な問題なのだろう

りつ姉にとってのみどりちゃんと同じで、彼らの「すき」は船長であり最も大事なものなのだ

姉妹たちではなくわかばに頼むあたり、船長もわかばと同じタイプのヒトなのだろう

わかば同様、絶対にただの人ではないだろうが…



◯認証と通信

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地図が欲しいというわかばに対し、小ぶりで可愛らしいシロムシたんがシロに地図を渡す

通信の前にコツンとして互いを認証するあたり、ガラケーやスマホでの情報共有と似ている

わかばの持つタブレットは認証不要のようだったが、これは生体ではないからなのか?

それとも、船長となったわかばが持っていたから?

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◯シロムシたちもナノマシーン?

渡された地図を通るためには赤い根を超えて行かねばならない

それを聞いたシロムシたちは

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融合して巨大重機に変身!

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少し前の記事でシロムシに関してはレトロなロボットではないかなどと書いたがとんでもない、やはり彼らもナノマシーン、もしくは仮想現実世界の存在としか考えられない

体積さえ増している、いったいどういう仕組みなのか

りなたちの融合や分裂と近いのだろうか

そんな彼らも実は



◯シロムシたちにも本体の葉があった

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この時りんには彼らの葉が見えていた

シロムシたち自身も、姉妹たちと同じく葉を基にして作られていたのである

ということは彼らも水を動力にしているのか?

葉からはぶくぶくと泡が出ていたので、何らかの液体に浸されているのは確かだと思う

ずっと気になっていたことだが、

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この部分って、内部の水が透けて見えているのかも

そうなるとこの部分

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バランスを取るための尻尾みたいなパーツだと思っていたが、ここから水を摂取するのかも知れない

水に差し込んでちゅうちゅうするのか、それともヒトに入れてもらうのか


ここのシロムシたちは眠っていたらしいので、水の消費は最小限に抑えられていたのだと思う

それでももう、彼らの葉は弱々しく朽ちかけていて…



◯赤い根は白い葉に反応しない

姉妹に対してはとことん襲いかかるアカムシ、4話を見る限りでは葉を狙っていた

ここでシロムシに反応しないというのは、葉の色に関係があるのだろうか

4話でわかばが落とした葉はたぶん青いのだと思うのだが、赤vs.青の理屈が正しければ赤にとっては敵である

姉妹たちのマゼンタは赤系に見えるのだがそこはよく分からない、正直不穏な感じがしている

シロムシたちにも本体の葉があることはりつ姉も知っていると思うのだが、それをケムリクサではないかのような言い方をしていた

本体の葉とケムリクサは別個の種類なのか?

道具と本体の違い?


何はともあれ白い葉は中立、どちらにもなれる立ち位置にいるのだと思う

シロムシにとっては迷惑な話であるが、なぜ白のようにニュートラルな葉が存在するのかといえばそういうルールだからと言うしかない

赤にとっても青にとっても利用できる手駒、それが白なのだ

この世界がゲームだと仮定すればそういう考えになるが、現実世界に起きたカタストロフだとしてもほぼ同じく考えられる

どちらにもつかない勢力は、人間社会でも自然界でも必ず発生するものなのだ

この世界では、全てが白色になった時点でドローになるのである

一見味方っぽい青色よりも、姉妹たちにとっては白だらけになるのが最も良い結末だ

わかばはシャツの色からしても緑の系統で生まれてきたようだが、うすいろちゃんを食べた件や何よりシロムシたちに好かれている事実から、必ずや姉妹と同じ道を歩めるものと信じている

わかばを信じろ!



◯シロムシの行動には船長の許可が必要

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ディスプレイ部もケムリクサになっていた、本体の葉は別にあるのだろう

許可を受けたことを距離の離れたシロムシに伝えているはずなので、データ転送とは違ったコミュニケーションもできるらしい

シロはこのディスプレイを通じてヒトとコミュニケーションしている

許可というのはあのシロムシたちの行動に関するものであり、これはそもそもこのロボットたちが人間のために作られたからと推測できる

ただもしかしたら、このようになってしまった世界のどこかでヒトと出会い、その知能や優しさに感動して忠誠を誓ったとも考えられる

いずれにしてもこの許可は、単に仕事に対するものだけではなかったらしい…



◯ハサミこみ!

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火花のようなものが散っている

電気的な攻撃を加味しているか、カーズ様のように小さな刃、それもナノレベルの物が刃の表面を動いているのかも

この赤い根に近づいていく時点で、既にシロムシたちは赤霧に晒されていた…

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◯自ら助けに入ろうとするりん

先ほどの朽ちかけた葉を見たためか、ここで初めてりんはシロムシを助けようと動きかけた

わかばが動くのとほぼ同時である

当たり前のことだが、自分たちを助けようとしてくれている者がピンチなのである

いくら何も信じられない状況になっているとはいえ、ここで見捨てるようなりんではなかったのだ



◯切断、噴射

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平地ならばこの場で再生していただろうが、落ちてしまった以上再生能力に意味はない

ただし敵性判断をして再び這い上がり、アカムシたちを産み出す可能性はある

早急にこの場を離れるべきだろう

吹き出したのは赤いケムリだと思うのだが、壁は普通の壁っぽかった

巻きついている最中に、細い根を伸ばしたりして侵食していたのか?

りんが「あの建造物も赤霧で破壊が進んでいるようだな」と言っていたので、とにかく赤霧には物体を破壊する性質があると思われる



◯サイゴ スキ デキテ カンシャ

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赤虫になる前に機能停止しようとするシロムシたち

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みどりちゃんを使って助けようとするわかばにりんは、シロムシたちの葉はもうほとんど残っていないと告げる

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もう、終わるのだと…

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散ってゆく白と赤の葉、既に半分は侵食されていた

何が正義ともいえない世界で、この散り際が美しかったことだけは真実である

きっと赤白青、それぞれに事情があるのだろう



◯わかば、初めての涙

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わかばにとって、これが初めての別れになる

姉妹たちは何度も経験してきたことだが、優しいわかばでもその気持ちを知ることはなかった

もしこれまでの旅で姉妹たちの誰かが死んでいたとしたら、わかばはどれだけ泣いたことだろうか

わかばはとにかく情が深いのである

りんにとっても、これが初めて見るわかばの涙になった



◯りん、初めてわかばの気持ちを慮る

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多くの別れを経験した先輩として、悲しみにくれるわかばを慰めたりん

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泣き虫だったはずのりんが、姉妹でもないわかばを慰めたのである

これはわかばにも姉妹たちと同じ「悲しむ心」があるのを知ったということであり、どうしても理解できなかったわかばの心に初めて触れた瞬間でもあったと思う

だからこそあと一歩を踏み込むため、わかばに直球で尋ねたのである



◯私たちが死んでも泣くのか

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聞くまでもなく当たり前すぎることであり、わかば自身もそう言ってりんに怒った

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でも、姉妹以外の心が分からないりんにとってはどうしても必要な確認作業だったのである

その問いに対しわかばは、おそらくりんが無意識に思い描いたであろう最高の答えを返してくれたのだ

バカなことを聞いて怒られ、しょげかえるようなりんの表情がかわいい

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これからトンネルを抜ける間に、りんはこれまでの様々なことを思い返したのだろう



◯りんの心中を妄想してみる

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前回いちばん最後に書こうとしてすっかり忘れていたが、後半わかばの拘束具が取れていた

りんがお礼を言った直後あの赤い世界で大部分が、その後りんを励ました後で全てが取れていた(りつ姉が取ったのだろう)

だいぶ前からただのアクセサリーになっていたあの根っこ、なんの意味があるのかずっと考えていたのだが前回答えが出た

あれは、りんとわかばの間にある心の壁だったのではないか

それも、りんにしか見えない一方的な壁である

どんなに助けてくれようと、りんにとって姉妹以外は信用ならないのだ

そういうトラウマを持っているし、たぶん元々そういう風に創られている

それがオアシス発見という結果、さらに悔しくて仕方のなかった自分を励ましてくれた行為

その体験全てがわかばに起因しており、その代償は何も要求されなかったのである

少なくとも前回、「それでももしかしたら敵かも知れない」という疑念は晴れ、それが象徴的な心の壁である拘束具の消失という形で表されたのだ

そこに至っても、たとえ敵ではないとしても「わかばが自分たちのことを心から心配してくれている」とは信じきれていなかったのだろう

他人が他人を思いやるのには何らかの段階があると思う

立場だったり、恩義だったり、共に過ごした時間だったり、りんにはまだ理解できない恋愛感情だったり、そういった積み重ねで情が生じる

しかし姉妹が姉妹を思いやる気持ちに段階はない、生まれた時から姉妹だからである

ずっと生きていてほしい、死んでほしくない、という気持ちは家族としての気持ち

わかばは姉妹ではないので、当たり前だがりんにしてみたら家の外の存在なのである

もし自分がわかばを「大事」と想おうとも、わかばが自分を「大事」と思ってくれる理由がない

わかばは姉妹ではないからだ

これはりんにとって絶対的な壁である

しかし今回、出会ったばかりのシロムシのため涙を流すわかばを見て、その壁にヒビが入った

だから、今まで当たり前のことと認識していた関係を疑い、まさかの気持ちで口に出して確認したのである

もしかしたら…と思ったのかも知れないし、ムシだからムシを大事に思うのかと考えたのかも知れない

どちらにしても、わかばの答えはりんにとってパラダイムシフトだっただろう

彼は自分たちのことを、なんの理由もなく「大事」と思っていてくれたのである

おそらく、出会ってから今までずっと

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この落ち込んだような、反省したかのようなりんの表情は、これまでずっとわかばを信じてあげられなかった自分を責めているようであった

おそらくここで初めて、りなよやりなむやりつ姉やりん自身を、身を捨ててまで守ってくれた意味がわかったのである

そこに理由などなく、りんが姉妹を想うように、わかばも自分たちのことを想っていてくれたのだ

「私たちが死んでも泣くのか?」

「当たり前でしょうそんなの!」

死んだら悲しいというのは究極の情であり、それ以上に信じられるものなどこの世にはないのである


怖がりのわかばが何度も命を投げだして姉妹たちを守ってきたのは、無意識のうちにその悲しみを避けようとしていたのだろう

答えはいつも、りんの目の前にあったのである

ようやくそれに気づいたりんは、自分の残念さ加減に辟易としたのではないか

自分に辛く当たられていたわかばの心を思えば、それは姉妹たちに同じ態度を取っていたのと同じことだと気付く

なんて酷いことをしていたんだろう、と自分を責めたとして不思議はない

わかばはりつ姉やりな同様に、自分のことを思っていてくれたのだから…

まあ、わかば自身は別にさほど気にしていないようだったが


そんな暗い気持ちも、トンネルの中で昇華されたようだ

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りんは決意を口にする

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自分たちを本気で案じてくれるわかばを信じ、絶対に守り抜こうと誓ったのである

だいぶ前から、りんはわかばを失うことを無意識に恐れていた

ここまでの旅でも結構、りんはわかばの危機を助けているのだ

4話ヌシ戦の時も、確認のため立ち止まったわかばを心配していた

これはりんの「好き」がわかばだからであるが、りん自身にはその自覚はない

今もまだないのかも知れないし、実は7話最後の毒あたりで気付いているのかも知れない

もし「好き」にはまだ気付いていなくても「大事」には気付いたはずだ

だからこそ「お前も含めてな」と小さく呟いたのである

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わかばも姉妹たちと同じく大事な存在、それをようやく自覚したのだ


…最初の毒からここまで結構長かった

しかしだからこそ、この言葉には衝撃的なまでの深い感動があった

次はいよいよ「スキ」を確かめ合うことになると思うのだが、果たして今期中にそこまでいくのだろうか

個人的には、急がずにゆっくりと進んで欲しいです




◯宇宙人による代理戦争説

今回の話で思いついた仮説を
めっさ長い上にごちゃごちゃしてます

今回シロムシたちはわかばのことを「船長」と呼んでいた

前にいた船長の立場を引き継いだ形だが、この場合の船長の「船」とはどの船のことだったのだろう?

最初あの遊覧船かと思ったのだが、明らかにだいぶ前から動いていない感じがする

もちろんシロムシたちが眠っていた期間が不明だし、こちら側に逃げてくる前は動いていたのかも知れない

船ごと運んでくるのは彼らのメタモルフォーゼ能力を見る限り楽勝だろう

しかし、あの小さな船を拠点にして何かの活動をしていたというのもちょっと寂しい

ので、仮説として「船」とは宇宙船のことであり、その宇宙船の船長こそが「センチョウ」なのだと考えてみる

船長が「最初の人」かも知れないと書いたが、その場合「いなくなった」というのは分裂して去って行ったということだろう

最初の人であれ別の宇宙人であれ、地球に来た目的はいくつでも考えられる

今回は「代理戦争」説で考えてみたい

これはなんらかの理由で戦争状態になった宇宙人同士が、自らを危険に晒さず勝負をつけるために仕組んだゲームということである

その舞台に地球が選ばれたのだ

ルールとしては赤陣営と青陣営に分かれ、互いに侵食し合いながら陣地を広げてゆく

最終的にはオセロのように、世界が赤一色、もしくは青一色になったらゲームオーバーである

使われるのはもちろんナノマシーンであり、りつ姉の言っていた「.核」がその発生装置だろう

各所に配置された「核」が周囲の水を取り込んで成長し巨木になり、さらには人間なんかもアカムシに変え手駒を増やしてゆく

人類より遥かに文明の進んだ宇宙人ならば、自己増殖するナノマシーンに目的を与え戦わせることは容易だと思う

人間で例えるなら戦争する代わりに格ゲーで勝負を決めるようなものだ

もし普段の訓練を試したいのならサバゲーでも良いだろう

負けても絶対納得しない国が出そうだが笑

だがもし各国が(宇宙人同士が)取り決めをきちんと守れるのならば、これはすごく平和的でほのぼのとした解決法になる

アカムシとかかなり禍々しい見た目だけど、操っている連中は意外と優しい性質をしているのかも知れない

…いや地球でやるなよ!って話だが

しかし宇宙人からしたら、人間などミジンコ程度にすら考えていないかも知れないのだ

この場合、シロムシたちや船長とは何なのだろうか

これも様々な憶測が成り立つ


1 どちらかの軍の指揮官が船長

2 中立的なゲームマスター

3 地球への被害を食い止めようとする別勢力

4 地球への被害を回復させようとする戦後処理係

5 ゲーム中に暴走したナノマシーンを止めるための処理班


1 、2の場合はこの戦争に関わっている者である

現在は船長が失踪状態、つまりなんらかの問題が発生しているということなので、時系列的には5の前段階と言える


3は良心的な別の宇宙人、もしくは宇宙に移住した過去の人類による干渉

人類は30万年ほど前には既に現代人と同じ大きさの脳を持っていたらしい

なんなら現生人類よりも大きな脳を持つ「ネアンデルタール人」というのもいた

ネアンデルタール人はなぜか、より小さな脳しか持たないホモ・サピエンスに繁栄を取って代わられている。それが我々の祖先だ(小脳だけはホモ・サピエンスの方が大きかったためとする説もある)

いずれにせよ彼らの脳構造は現代人と変わらないにも関わらず、科学技術と呼ばれるものが発達し始めたのは古代ギリシャ時代、つまりここ1000年以内のことである

…えーと、いったい30万年間何やってたの?という話だ

食糧事情とか社会構造とか様々な理由があるらしいが、それにしても30万年て

ということで、実はその長大な期間の中で、人類は何度か現在レベル、もしくは現在を超える文明を築いていたのではないかという説がある

文明の痕跡は、石で作られたもの以外は1万年ほどで完全に消え去るらしい

高度なコンピュータなんかがあったとしても、金属類は崩壊し形も残らないのである

つまり数万年、数十万年前に高度な文明があったとしても証拠は残らない


仮に今の人類があと3万年ほど栄えたとして、その頃にどんな生活をしてるかなんて全く想像も出来ないだろう

3万年…千年を30回繰り返す期間である、世代的には500世代ぐらい?

生命の謎も量子の謎も、さらにその先のいくつかの謎をも解き明かし、肉体を超えた不死の生命体になっているかも知れない

とにかく想像もつかないのであるが、少なくとも宇宙には進出していると思うのだ

なぜ地球を巣立ったのかは疑問だが、自らを技術的に進化させ、その状態に合った環境に身を置いているのかも知れない

そんなこんなで宇宙に旅立った人類が、この赤vs.青の戦いに干渉しているのでは?と考えられるのである

とはいえこの戦争の首謀者たちに比べ遥かに超越した文明の持ち主というわけでもなく、苦戦の末に船長は失踪…という現状である

失踪は決定事項なので不可避なのだ


4、5は当事者とも部外者ともどちらにもとれる

そもそもの戦争理由が「地球の所有権」とかだった場合、原状回復のための戦後処理が必要になるだろう

4と5は少し被っているが、処理がうまくいっていない現状からして暴走も考えられると思った


シロムシたちは白い葉が本体であり、赤青のケムリを嫌がっていたので、少なくとも1はないと思う

2はあり得る、ゲーム中に予期せぬ事態が起きたパターンだ

その他のいずれにしても、理由はともあれこの現状をなんとかしようとしていることに変わりない


もしもそれが「最初の人」だった場合、姉妹たちは地球を回復するという重大な任務を帯びていることになる

今回りんの中にあった最初の人の葉は白っぽく見えた、元々は白であったものが「ももちゃん」による分裂でマゼンタに変わっているのかも知れない

ちなみにマゼンタの補色は緑であり、色としては正反対の位置にある

だから、緑の葉だけは食べても混ざらないのかも知れない(3話におけるりなの「混ざっちゃうのな」発言)

また、マゼンタにシアン(青緑)を混ぜると青になり、イエローを混ぜると赤になる

なので姉妹たちが「キイロソバ」を食べたら赤になっちゃうかも知れない…まさかあのコラボは何かの伏線を孕んでいるのか…?

2の「中立的なゲームマスター説」だとしたら、姉妹たちは色的にぴったりだ

青と赤を混ぜるとマゼンタになるので、中立的立場としては申し分ないのである

尚マゼンタの語源は「マジェンタの戦い」という、160年前に起きた実際の戦争からきているという

関係があるのかは知らない



いずれにしても、そんな目的を姉妹たちは忘れている、メモも消されている

赤青勢力のいずれかが妨害しているのか、こんなのどうにもならないと悟った最初の人が「好きに生きて」と願ったのか

この場合みどりちゃんから産まれたっぽいわかばは、光の三原色的には緑になる(シャツの色的にも)

だとしたらわかばこそ中立と言えるが、姉妹たちが赤青のどちらかだとしたら敵になりかねない…


船長と最初の人が別人物だった場合も似たようなものだが、もう少し怖いことになっている可能性がある

前にも同じようなことを書いたが、つまり姉妹たちこそが破壊神という説だ

船長が救いの側だとしたら、彼女たちはキャラクター的に別の役割を与えられている可能性が高い

例えば赤青どちらかの加勢に来たが暴走に巻き込まれ、さらに記憶を忘れて困った状況に陥っているとか

赤青どちらも敵になっているのは、分裂後にマゼンタになったからと考えられる

いずれにせよもし任務を遂行することになった場合、人類のことなどは気にかけないだろう

なんだったら全員処理だ、ミジンコ以下なのだ

この場合もみどりちゃんから産まれたわかばは中立の「緑」であり、姉妹たちが赤青どちらだとしても敵になりかねない

でも最初の人は地球で誰かと出会い、その存在を守りたいと考えた

だから任務を忘れさせた、思い出しづらくした…とか


いったい「記憶の葉」を起動した後に何が待っているのか、それを思い出したりんはどうするのか

第三勢力による地球浄化が目的だとしたら、わかば次第で共闘もあり得る

しかしOPの不穏な歌詞(この手で君の未来を無情に壊して奪い去って行くんだ)の件もあるので…

目的が地球の所有権で最初の人が赤青どちらかの勢力だった場合、それを思い出したりんは人類(残っていればだが)を滅ぼそうとするかも知れない

りんは根本的に優しい子だと思う、それは今回の話でよく分かった

だからこそ、母星で待つ仲間たちのことを第一に考えて行動するだろう

人類を優先するとは思えないのだ

救いがあるとすれば、戦いの虚しさと最初の人の想い、そしてわかばの「好き」を知って任務を放棄する可能性である

きっとそうなると信じている


長々と書いてしまった、ごちゃごちゃわかりづらいのナ!

のナ!
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◯1期最終話予想

先に書いたように、あの遊覧船で船出となるとみどりちゃんや車両は厳しいだろう

もしなんらかの目的で新たな旅立ちをするのだとしたら、わかばとりん2人だけになる気がする

というのもOPのこのシーン

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ここではなぜか2人きりだからだ

不穏なシーンとして考察していたが、ここのところの流れからすると希望も出てきた

現在の目的、つまり赤い木の「核」を処理した後、一度はオアシスとなった7島に帰るはずである

つまり安全な7島にりつ姉やりなたちを残した上で、わかばとりんがなんらかの目的のため旅立つとも取れるのである

いや、精神安定上そう取るしかないのである

なぜりつ姉とりなを残すのかといえば、みどりちゃんが船に乗れないからだ

例え自力で歩けるようになろうとも、りつ姉はみどりちゃんを置いていきはしないだろう

当然りつ姉だけを残すわけにもいかない、いくはずがない

つまり、りな達は護衛である

と同時にりんに比べさほど戦闘能力の高くないりなを連れて行くのは不安もあるだろう

わかばは別だ、なぜならその頃にはそれなりの技術が身についていると思われるからだ

りくレベルのケムリクサ・マスターになれば、りんのお供としては十分な戦力である

またその頃には、わかばとりんはそれなりの関係になっているとも期待している

旅立ちの目的は、おそらくりんの持つ「記憶の葉」に関係してくるのだろう

つまりその頃までに、りんはわかばに思う存分あの部分を触られているのである

これで関係が進展していないわけがないではないか!

最初の人の記憶が呼び起こされたりん、それを知った2人が、この世界の謎を解き明かすため旅に出るのである

好奇心だけではなく、それが未来永劫りつ姉やりなを守ることにつながるのだろう

もちろん守られるべき者にはみどりちゃん、わかばとりん自身、もしかしたら再会した他の姉妹たちも含まれるのである

さらには人類も…

そんな感動的な出立こそがあの映像の真実であり、決して不穏なものではないということを自分自身に言い聞かせて今夜の9話を観ようと思う!


そうは言っても順調にはいかないんだろうなー…













ここすき
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これすき
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うちの猫が腎不全になってしまいました……
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2019/08/18 管理人










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