ようやく57話、もうすぐ追いつく…かな
ネタバレあります!
必死の形相でエルヴィンのいる部屋に飛び込んできたハンジは、エレンより受けた報告をエルヴィンに伝える
それはサネスたちの役目を引き継いだというショックを忘れ、今回の作戦を考え直すほどの衝撃であったのだ
まず、確かに巨人たちは元人間であったことをこれで確信する
ユミルは「悪夢を見ていたようだ」と語っていた
彼らは好き好んで人を食べ歩いている訳ではなかった
それどころか、ある程度の人間的意識はあるらしいのだ
てっきり巨人歴を重ねると融合が進み知性が劣化してゆくのだと思っていたが、ユミルの「60年」という年月を考えるとそうでもないらしい
一見楽しそうにアホづらで人を食べてる巨人たちも、実はコントロールできない自分の状況に内心苦しんでいるのかも知れない。。
「そんな不憫な所が可愛さの一つでもあったんだろうな」
拷問的実験をしていたとはいえハンジのソニー、ビーンに対する愛情は本物だった
あの2人は大きさからして中学生位の子供が巨人化したものだったのかも知れない
そんな彷徨える巨人の1人だったユミルがライナー・ベルトルト・アニの仲間を食い、人間へと戻った
それも巨人化能力を持った人間へと
ハンジは言う
普通の人間を食べたとて巨人が人間に戻ることはない、それはこれまでに見てきた光景で明らかだと
だが、巨人化能力を宿した人間を食べた場合にはその能力を取り込むことになり、結果的に人間に戻れるのでは…と
先日エレンを奪還した際、最後ライナーは巨人たちをエレンに向けて投げ付けた
アルミンが「エレンが死んでも構わないっていうの!?」と驚いたあれだ
あれは別にヤケになった訳ではなく、投げ付けた巨人にエレンを食わせ「座標」を奪うのが目的ではなかったのかと
そういえば、ライナーはエレンを「この世で最もそれを持っちゃいけねえ奴」と言っていた
自分たち側の視点だけではなく「世界全体のためにならねえ」みたいな感じだった
だから、例え殺してでも座標を奪おうとしたのだろうか
巨人化能力や座標は人から人へ移動可能な「何か」であり、それは食うことによって移動してゆく…
もっとも、この時点でハンジたちは「座標」という言葉はまだ知らないかも知れない
あくまで巨人化能力、そしてエレンの「叫び」の力だ
僕はてっきりエレンの母「カルラ・イェーガー」が座標所持者で、そこからカルラを食った巨人へと移動し、さらにカルラ巨人をパンチしたエレンへ移ったのだと推測していた
でももし「食う」ことが移動の唯一条件だとしたら全然違ったことに
考えてみれば触れただけで移動というのも、条件としては簡単すぎる気もする
まあ巨人に触れられた者はたいていその後で食われる訳だから結果的にそうそう移動は起きないのかも知れないが、巨人同士であれば結構触れ合うこともあるだろう
でもカルラに巨人化能力があったとは思えないし、カルラを食った巨人にも知性があるようには見えなかった。
アホのふりをしているだけなのかも知れないが
で、もし食わなきゃ移動しないとすると…エレンが食った可能性が高いのはやはりあの人物になる
そう、エレンの父親グリシャ・イェーガーだ
なんか普通な感じもするが、これだけ皆が考察していたら仕方ないだろう
ネットの反響だけで大筋を変えられるのもイヤだし
ライナーの告白のように表現の仕方を工夫すれば、例え考察通りだったとしても十分驚愕できるのだ
いやあれは本当びっくりした…
でもグリシャには生きててほしかったなあ
まあまだ父親を食ったと決まった訳ではないけど
それに、座標と巨人化能力では移動条件が違う可能性も残されている
反抗期の化身のような男
もしレイス卿が巨人を所持していて(もしくはレイス自身が巨人化能力を持っていて)エレンを食ってしまえば事態は最悪だ
もはや調査兵団に勝ち目はなくなるだろう
それどころか叫びの能力を得た王政によって壁内人類がどうされるかわかったもんじゃない
だが、エルヴィンはそこでひとつの書簡を取り出す
レイス卿の領地潜入斑からの報告書だ
書かれていたのは「強固な誓約制度」と関連する何か
つまり、なぜ王政はヒストリアをそこまで重視しているのか?だ
エレンは分かる、座標を持っている
でもヒストリアは…
若干の血の繋がりがあるにしても、別にそんなの無視してれば良い話ではないか
法律は王政が決めている、国際法も何もない
なのに壁の秘密を明かす権限をヒストリアが持っていて、それにはウォール教も王政も逆らえないらしい…というのが解せない、とエルヴィンはいうのだ
これは馬車の中でニックが話した際にもやや違和感を感じた
クリスタ(当時)がどんな人物であれ、どうせ何も知らないし力もないのだから、わざわざ許可を得る意味あるのか…と
その時はニックが司祭ということもあり、何らかの宗教上の理由があるかなーなどと思っていた。ダライ・ラマ的な
しかしヒストリアは、1度は殺そうとして見逃してやった妾の子である
何をそんなに恐れているのか?
まず考えられるのは、何らかの実質的「力」をヒストリアが有していることである
力と言っても戦闘能力とかではなく、例えばエレンと同じ座標のような特殊能力だ
それを持っていることで、何か重要な実質的行為が可能なもの
例えばこの世界の生成や継続、破滅などに関わる何か…
それをヒストリアは持っているのかも知れない
レイス卿に溺愛されているから…はないだろう
あとは、獣の巨人ら外部勢力がらみで政治的しがらみがあるとか…
ていうか、そもそもレイス卿自身にもヒストリアと同じ権限があるのか?
もしないのだとしたらさらに謎が深まるばかりである
あ、あとあの女エレンの存在も怪しいですね(°_°)
ヒストリアを軸にして、そろそろこの世界の謎に迫ってくるのかも知れない
まあとにかく書簡は今回読まれなかった、57話である程度は分かるのだろう、多分
と思いきや、突如エルヴィンは憲兵に捕らえられてしまうのだ!
罪状は「殺人」被害者はリーブスである
この時分かるのだが、シガンシナ区の門を荷物で塞いだあと、彼は商品と一緒に全てを失ったらしい
あんなことをしでかしてから力を失ったのだから、当然他の住民にはのけ者扱いされていた
そんなどん底から、再び這い上がってきたのだ
憲兵の犬になりながらも、今度は民の生活も考えた上での商いをしていたのだという
2度目の巨人襲撃により、トロスト区は壊滅寸前まで追い込まれた
多くの住人や兵士が死に、その地獄はエレンが穴を塞ぐまで続いた
そんな中で生き残った多くの人たち、行く当てのない人たちを支援してきたというのだ
巨人の猛威とその結果を見て、さすがに思うところがあったのだろうか…
エルヴィンは捕まった
次期団長をハンジに託して…
殺害現場に居合わせていたフレーゲルを攫い、真実を明らかにするため共に戦うことを求めるハンジだが、、、
誰もがエレンやハンジやリヴァイやエルヴィンのような死生観で生きている訳じゃない…と…そりゃそうだ
もちろんフレーゲルだって悔しい、父親を目の前で殺されたのだ
でもどうにもならない、逆らえば殺されるだけ、勝ち目はない…
結局、頑なに協力を拒むフレーゲルをハンジは無理やり連れ去るのであった
その頃リヴァイ班は…
既にエレンは攫われ、リヴァイがそれを察知して尾行、幽閉場所もだいたい分かっているという状況だった
対人間の戦いに疑問を呈するジャンたちだが、ミカサの一言でやるしかないと考え直した(たぶん)
いずれにしてもエレンが攫われているので、ミカサは何を犠牲にしてでも助けるつもりなのだが
全人類<エレンである
第一憲兵を尾行する最中、リヴァイは奴の影に気付く
リーブスの裏切りを察し、迅速な手を打ったアッカーマン隊長だ
彼は「切り裂きケニー」と呼ばれ、100人を超える憲兵の喉を掻っ切った「都市伝説」なのだという
その切り裂きケニーの下で暮らしていたリヴァイには、彼の思考機序が脈々と流れているらしい
大人数での尾行は左右斜め後ろ、
なんと一瞬で3人の調査兵団兵士が殺害された
あれだけの精鋭が、何が起きたかもわからない内にあっさりと殺されたのだ!
自分たちが尾行されることと、その陣形をも予測しての瞬殺
対人戦闘に特化した鍛え方をしているのだろう
何より人間が相手ならば、剣より銃の方がやはり強いのだ
惨劇の邂逅、前リヴァイ班の喪失が蘇る…
怒れるリヴァイ!
身長がたいして伸びてないことを指摘されたからではなく、仲間を殺されたことに対してだ!
次号(もう出てるけど)は遂に人間同士の殺し合いか
どう考えても分が悪い104期たちの運命は!?
そしてミカサは遂に人間を削ぐのか!?
あとヒストリアの謎にもちょっと触れてほしい!
ネタバレあります!
必死の形相でエルヴィンのいる部屋に飛び込んできたハンジは、エレンより受けた報告をエルヴィンに伝える
それはサネスたちの役目を引き継いだというショックを忘れ、今回の作戦を考え直すほどの衝撃であったのだ
まず、確かに巨人たちは元人間であったことをこれで確信する
ユミルは「悪夢を見ていたようだ」と語っていた
彼らは好き好んで人を食べ歩いている訳ではなかった
それどころか、ある程度の人間的意識はあるらしいのだ
てっきり巨人歴を重ねると融合が進み知性が劣化してゆくのだと思っていたが、ユミルの「60年」という年月を考えるとそうでもないらしい
一見楽しそうにアホづらで人を食べてる巨人たちも、実はコントロールできない自分の状況に内心苦しんでいるのかも知れない。。
「そんな不憫な所が可愛さの一つでもあったんだろうな」
拷問的実験をしていたとはいえハンジのソニー、ビーンに対する愛情は本物だった
あの2人は大きさからして中学生位の子供が巨人化したものだったのかも知れない
そんな彷徨える巨人の1人だったユミルがライナー・ベルトルト・アニの仲間を食い、人間へと戻った
それも巨人化能力を持った人間へと
ハンジは言う
普通の人間を食べたとて巨人が人間に戻ることはない、それはこれまでに見てきた光景で明らかだと
だが、巨人化能力を宿した人間を食べた場合にはその能力を取り込むことになり、結果的に人間に戻れるのでは…と
先日エレンを奪還した際、最後ライナーは巨人たちをエレンに向けて投げ付けた
アルミンが「エレンが死んでも構わないっていうの!?」と驚いたあれだ
あれは別にヤケになった訳ではなく、投げ付けた巨人にエレンを食わせ「座標」を奪うのが目的ではなかったのかと
そういえば、ライナーはエレンを「この世で最もそれを持っちゃいけねえ奴」と言っていた
自分たち側の視点だけではなく「世界全体のためにならねえ」みたいな感じだった
だから、例え殺してでも座標を奪おうとしたのだろうか
巨人化能力や座標は人から人へ移動可能な「何か」であり、それは食うことによって移動してゆく…
もっとも、この時点でハンジたちは「座標」という言葉はまだ知らないかも知れない
あくまで巨人化能力、そしてエレンの「叫び」の力だ
僕はてっきりエレンの母「カルラ・イェーガー」が座標所持者で、そこからカルラを食った巨人へと移動し、さらにカルラ巨人をパンチしたエレンへ移ったのだと推測していた
でももし「食う」ことが移動の唯一条件だとしたら全然違ったことに
考えてみれば触れただけで移動というのも、条件としては簡単すぎる気もする
まあ巨人に触れられた者はたいていその後で食われる訳だから結果的にそうそう移動は起きないのかも知れないが、巨人同士であれば結構触れ合うこともあるだろう
でもカルラに巨人化能力があったとは思えないし、カルラを食った巨人にも知性があるようには見えなかった。
アホのふりをしているだけなのかも知れないが
で、もし食わなきゃ移動しないとすると…エレンが食った可能性が高いのはやはりあの人物になる
そう、エレンの父親グリシャ・イェーガーだ
なんか普通な感じもするが、これだけ皆が考察していたら仕方ないだろう
ネットの反響だけで大筋を変えられるのもイヤだし
ライナーの告白のように表現の仕方を工夫すれば、例え考察通りだったとしても十分驚愕できるのだ
いやあれは本当びっくりした…
でもグリシャには生きててほしかったなあ
まあまだ父親を食ったと決まった訳ではないけど
それに、座標と巨人化能力では移動条件が違う可能性も残されている
反抗期の化身のような男
もしレイス卿が巨人を所持していて(もしくはレイス自身が巨人化能力を持っていて)エレンを食ってしまえば事態は最悪だ
もはや調査兵団に勝ち目はなくなるだろう
それどころか叫びの能力を得た王政によって壁内人類がどうされるかわかったもんじゃない
だが、エルヴィンはそこでひとつの書簡を取り出す
レイス卿の領地潜入斑からの報告書だ
書かれていたのは「強固な誓約制度」と関連する何か
つまり、なぜ王政はヒストリアをそこまで重視しているのか?だ
エレンは分かる、座標を持っている
でもヒストリアは…
若干の血の繋がりがあるにしても、別にそんなの無視してれば良い話ではないか
法律は王政が決めている、国際法も何もない
なのに壁の秘密を明かす権限をヒストリアが持っていて、それにはウォール教も王政も逆らえないらしい…というのが解せない、とエルヴィンはいうのだ
これは馬車の中でニックが話した際にもやや違和感を感じた
クリスタ(当時)がどんな人物であれ、どうせ何も知らないし力もないのだから、わざわざ許可を得る意味あるのか…と
その時はニックが司祭ということもあり、何らかの宗教上の理由があるかなーなどと思っていた。ダライ・ラマ的な
しかしヒストリアは、1度は殺そうとして見逃してやった妾の子である
何をそんなに恐れているのか?
まず考えられるのは、何らかの実質的「力」をヒストリアが有していることである
力と言っても戦闘能力とかではなく、例えばエレンと同じ座標のような特殊能力だ
それを持っていることで、何か重要な実質的行為が可能なもの
例えばこの世界の生成や継続、破滅などに関わる何か…
それをヒストリアは持っているのかも知れない
レイス卿に溺愛されているから…はないだろう
あとは、獣の巨人ら外部勢力がらみで政治的しがらみがあるとか…
ていうか、そもそもレイス卿自身にもヒストリアと同じ権限があるのか?
もしないのだとしたらさらに謎が深まるばかりである
あ、あとあの女エレンの存在も怪しいですね(°_°)
ヒストリアを軸にして、そろそろこの世界の謎に迫ってくるのかも知れない
まあとにかく書簡は今回読まれなかった、57話である程度は分かるのだろう、多分
と思いきや、突如エルヴィンは憲兵に捕らえられてしまうのだ!
罪状は「殺人」被害者はリーブスである
この時分かるのだが、シガンシナ区の門を荷物で塞いだあと、彼は商品と一緒に全てを失ったらしい
あんなことをしでかしてから力を失ったのだから、当然他の住民にはのけ者扱いされていた
そんなどん底から、再び這い上がってきたのだ
憲兵の犬になりながらも、今度は民の生活も考えた上での商いをしていたのだという
2度目の巨人襲撃により、トロスト区は壊滅寸前まで追い込まれた
多くの住人や兵士が死に、その地獄はエレンが穴を塞ぐまで続いた
そんな中で生き残った多くの人たち、行く当てのない人たちを支援してきたというのだ
巨人の猛威とその結果を見て、さすがに思うところがあったのだろうか…
エルヴィンは捕まった
次期団長をハンジに託して…
殺害現場に居合わせていたフレーゲルを攫い、真実を明らかにするため共に戦うことを求めるハンジだが、、、
誰もがエレンやハンジやリヴァイやエルヴィンのような死生観で生きている訳じゃない…と…そりゃそうだ
もちろんフレーゲルだって悔しい、父親を目の前で殺されたのだ
でもどうにもならない、逆らえば殺されるだけ、勝ち目はない…
結局、頑なに協力を拒むフレーゲルをハンジは無理やり連れ去るのであった
その頃リヴァイ班は…
既にエレンは攫われ、リヴァイがそれを察知して尾行、幽閉場所もだいたい分かっているという状況だった
対人間の戦いに疑問を呈するジャンたちだが、ミカサの一言でやるしかないと考え直した(たぶん)
いずれにしてもエレンが攫われているので、ミカサは何を犠牲にしてでも助けるつもりなのだが
全人類<エレンである
第一憲兵を尾行する最中、リヴァイは奴の影に気付く
リーブスの裏切りを察し、迅速な手を打ったアッカーマン隊長だ
彼は「切り裂きケニー」と呼ばれ、100人を超える憲兵の喉を掻っ切った「都市伝説」なのだという
その切り裂きケニーの下で暮らしていたリヴァイには、彼の思考機序が脈々と流れているらしい
大人数での尾行は左右斜め後ろ、
なんと一瞬で3人の調査兵団兵士が殺害された
あれだけの精鋭が、何が起きたかもわからない内にあっさりと殺されたのだ!
自分たちが尾行されることと、その陣形をも予測しての瞬殺
対人戦闘に特化した鍛え方をしているのだろう
何より人間が相手ならば、剣より銃の方がやはり強いのだ
惨劇の邂逅、前リヴァイ班の喪失が蘇る…
怒れるリヴァイ!
身長がたいして伸びてないことを指摘されたからではなく、仲間を殺されたことに対してだ!
次号(もう出てるけど)は遂に人間同士の殺し合いか
どう考えても分が悪い104期たちの運命は!?
そしてミカサは遂に人間を削ぐのか!?
あとヒストリアの謎にもちょっと触れてほしい!