ちょっと色々やっていて、またかなり間があいちゃいました

その間アニメの二期が始まり、そして終わり。。

そういえばアニメの方も感想を書いていたはず、確か巨大樹の森でアニを追い詰めた辺りまで

いずれは…!



ということで、今更過ぎだけど77話の感想を!




今回は2つの過去が描かれていた

1つはエレン達がシガンシナ区に到着する少し前、決戦直前のこと

そしてもう1つは、まだ彼らが何も知らなかった頃の話



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トロスト区での攻防戦の際、ライナー&ベルトルトは過ちを犯していた

混乱の最中、うっかり漏らした会話をマルコに聞かれてしまったのだ


「壁を壊した」

「俺の巨人」


つい先ほど判明したエレン巨人化の事実と合わせれば、聡いマルコにはこれだけで十分だった

そしてその聡さが、マルコの命取りになる

一瞬で危険と判断したマルコは、何も気づいていないフリをして2人から距離を取ろうとする

だが、そんな「察しの良すぎる」マルコを知っているライナーもやはり瞬時に状況判断、いきなり最終行動に出るのだ


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苦渋の決断であることは表情から明らかだが、ここでマルコを逃がし兵団に報告でもされたら一大事である

計画も、彼らの命も危険に晒されるのだ

そこにもう1人ー

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異常を察して現れたアニに助けを求めるマルコ

だが彼女の言葉と表情から、すぐにそれも無駄な試みと知る

そして、その直前に3人が交わしていた会話についての答えを知るのだ


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危険を冒してまでコニーを助けたアニに、ライナーは身の潔白を証明しろと迫る

そしてアニは……



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立体機動装置を外されたマルコは裸同然、丸腰で猛獣の檻に入れられたようなものである

絶望の中で彼は、何も知らぬまま死んで行く寂しさに涙を流すのだ…


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そしてもうひとり、この時に涙を流した男がいた

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どうやらここでライナーの精神は壊れたらしい

彼らには大義名分があるのかも知れないが、同時に人並みの感情もある

時間をかけて培われた感情、仲間への思いを抑え込むことは到底できなかったのだろう…



次はほんの少し前、開戦直前

あの、アルミンが発見した野営でのひと時

ライナーを見るベルトルトは、かつての悲惨な光景を思い出した直後らしき表情をしていた

さっきまでのはベルトルトの回想ということか

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未だにアニのことを心配し迷いを見せる二人に対し、ジーク戦士長は覚悟を決めるよう叱咤する


「俺達で終わりにしよう」


この言葉がジークから出た時は、彼に対する印象が変わった

あの「獣の巨人」での所業は残忍そのものだったが、そんな彼にも人としての感情はあったのである


そしてベルトルトは覚悟を決める

そんな戦友に対し、ライナーは始めて頼もしさを感じた


ここでベルトルトは変わり、この後エレンたちをとんでもない窮地に追い込むことになるのである

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そして現在

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ライナー=鋼の巨人を倒し歓喜する調査兵団たち

だが、サシャとコニーはそれを受け入れることができない

それを叱るジャンも気持ちは同じ、滲む涙を抑えることができない…


アルミンも「仕方がなかった」と自分を納得させようとするのだが、その時

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突然のライナー復活!

そしてこの叫びを合図に獣の巨人はベルトルトの入った樽を投擲

上空から飛来する樽を視認したアルミンは、瞬時に最悪の結果を導き出すのであった……

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☆感想とか考察とか

まあ既に95話までは読んでるので考察も何もないのだが

既に知ってしまっているとはいえ、この77話時点での考察でネタバレはやめておこうと思う

ので、ギリギリの感想だけのつもりだが、それでも若干のネタバレはしてるかも

・マルコの伏線回収

状況判断に優れたマルコほどの兵士が、なぜあの状況(壁上からの陽動のみ)でやられたのか

なぜ立体機動装置も着けずに死んでいたのか

そしてアニは、なぜマルコの立体機動装置を持っていたのか

それがついに明らかとなったのである!

長かった

色々あった

死んだにも関わらず、マルコ黒幕説まで出た

無理もない、いかにも意味がありそうな死に方だったからね。。

しかし彼は、確かにあそこで死んでいたのである

謎はマルコにではなく、殺した側にあったのだ


引っ張ったなあ

彼らにとっては比較的最近のことなんだろうけど、我々にしてみたらかなりの年月引っ張られた感がある

でも、このタイミング以外考えられないというほど絶妙のタイミングだった

この戦いの最中だからこそ生きる真実だったと思う

全員が悲劇を背負っているんだな…というのが実感できた


これを、ジャンが知ったらどう思うだろうか……


・この呪われた歴史に終止符を―


ジークもその「呪われた歴史」に囚われているというのがはっきりと分かるシーンだった

これまでは「獣の巨人黒幕説」が一応まだ有効だったが、この時点で彼も何らかの事情があって戦っているということが分かった

この先の話を読めば、残虐な行為に走る理由もなんとなくだが分かる


…ずっと前「実験により巨大化した猿」的な考察をしたのが恥ずかしくも懐かしい(/ー ̄;)


・クリスタ(ヒストリア)を救う

これはユミルに頼まれたらしい

あの時ヒストリアではなくライベル側に付いたユミルだが、やはり最大の懸念はヒストリアなのだ

そしてやはり、壁の中にいたらいずれ…

エレンが「座標」を持っているとはいえ、獣の巨人らに奪還されてしまえばそれまで

壁外勢力の大きさを考えたら、その能力を使いこなせていない現在のエレンではやはり心もとないのだろう


だが、今のヒストリアは壁の王

そう簡単に壁の外へは出ないと思われる

民が全滅でもしない限り…



・ライナー再生

厳密にはまだ再生してはいないが、頭のないままって訳にはいかないだろうからやはり再生するのだろう

これは75話の「脳機能を全身に移す」を実行したのだと分かるので、そんなに驚かない

彼ら巨人化能力者にとって、急所は必ずしも急所ではないのだ

ただしリヴァイにやられた時は「一瞬でも遅れていれば、あのまま即死だった」というから、常にそんな状態でいられる訳ではなさそうだ

瞬時の状況判断と能力発動が条件なのだろう

ライナーもまさか2回立て続けにこんな状況になるとは思ってもいなかったのでは

そう考えると今回の話で「俺たちの能力があれば傷一つで大概のことは何とかなる」発言をしたジークは、ちょっと彼らを舐め過ぎているのではと思える

獣の巨人は戦闘力こそ絶大だが、しかし最近まで立体機動装置の存在も知らなかったのだ

もうちょっと慎重になるべきかと

まあでもジークにアルミンレベルの知恵があったらもうお手上げだろうから、こんな感じでちょうど良いのかも知れない(´ー`)




いやーしかし知ってしまっていると自由闊達な考察(妄想)がほんとできない。。

早く追いつこう( ̄^ ̄)





































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