ケムリクサ、Amazonプライム
ケムリクサ 第11話 感想と考察
ケムリクサ第11話、感想と考察です
今回はパラダイムシフトというか驚愕の連続というか、とにかく情報量多すぎ…
あと前回の考察があさっての方向すぎて自分でびっくり、妄想乙だった
まあでも気を取り直してあらすじです!
最初の人の名前は「りり」
「地球の文化財を転写」している最中、突然湖の中から出てきたのだという
りりを助けたのは
ワカバ!
名前もそのまま「ワカバ」と呼ばれている
りりはワカバが大好きで、ワカバもりりのことをとても愛している
まるで親娘のようだが、りりはもう少し違った感情を抱いているかも知れない
りりには両親がおらずりり自身も死んでいたが、転写されて別の身体で生き返ったらしい
ワカバは地球外生命体であり、重要文化財の保存を請け負っている
ケムリクサが大好きな研究者である
今は地球の文化財をケムリクサを用い転写してプリントアウト、街を再構築している最中のようだ
それにはバケットホイールエクスカベーター、そしてシロムシたちが大いに役立っている
BWE
ヌシっち
ワカバが「船長」として、彼らに指示を与えているのだ
仕事づくめの日々だが、ワカバはそれを喜びとしている
けれど寂しがりやのりりは、できればいつでもワカバと一緒にいたいと考えていた
両親のいない地球に帰る気もなく、ワカバがりりの全てなのだ
とにかく、ワカバのことが大好きなのである
しかしある日
過労でふらつくワカバを見たりりは、仕事ばかりで死んでしまった両親の姿をそこに重ねる
ケムリクサの性能を上限まで使い切れば、この仕事はいったん終わるらしい
実はかなりの天才肌であるりりは、ワカバのためケムリクサを抑えるケムリクサを調合しようとする
出来上がったのは
赤いケムリクサ
りりはこの子を育て、ワカバの負担を少しでも減らそうと考えたのだ
早速お水をあげようとその場を離れたりり、その背後で…
記憶の葉の光景を見たりんは、かつて最初の人とわかばが一緒に暮らしていたことを知る
わかばにも多少は葉に映る光景が見えたようだ
りんはわかばに続けろと促し…
やっちまった…
ケムリクサを抑制する機能を持つ赤
橙と黄色を紫につなげて作られたが、そのうちの紫が自律行動を始めてしまったらしい
そして、とてつもない勢いで増大
ワカバを想いしたことで、最悪の事態を招いてしまった
りりは…
ワカバはりりの行為を責めなかった
自分のために、りりはこんなことをしてしまったのだ
それは僕のせいだと
「りりは独りになるの、人一倍怖いよね」
「気づいてあげられなくて、ごめんね」
りりを不安させてしまった僕が悪いのだと
そして「こんなのよくあること」と言ってりりをなぐさめるのだ
むしろ初めてでこの出来は凄いことなのだと
だが、天才が生み出したケムリクサは一筋縄では消えてくれない
凄すぎたのだ
純粋な赤ではなく、ややずらした色でも活動ができるように作ったらしい
だから青の壁も難なく突破し
さらに「新規」も無効化されてしまう、応用性がかなり高いケムリクサだ
突然、打つ手がなくなった現実を突きつけられるワカバ
考える間も与えぬ危機に
シールドを作ってりりを守り、そのまま安全な場所へ移動させようとする
「また会えるから、心配しないで、すごく時間かかっちゃうかもだけど…」
ワカバは約束する
でももし、ダメだった時は…
「好きなことして、楽しく生きて」
そう言って、赤い木の中へ自らを…
…ワカバの名を叫びつつ転送されたりり、眼前には続々と立ち上る壁
さらに、空へと昇る赤と緑の木
赤は宇宙にまで届く勢いだ
1島へと放り出されたりり
すぐにワカバの元へ行こうとするが、壁は無情にりりを拒む
りりは、壁の前でワカバを待ち続けた
来る日も来る日も…
そして10日後
ついに壁を破って赤が侵入
(ここで現実の声が響く)
今、ワカバが困っているかも知れない
りりは待っているだけじゃなく、自ら大好きなワカバを助けようと決意する
大人にしか扱えないケムリクサの壁、ならば今すぐ大人になればいい
自らをケムリクサと化せばそれが可能だと
7枚の葉を用意し、失敗に備えた防御策をも織り込む
そして僅かな逡巡ののち、りりは葉を起動させた
目的は…
目覚めたりんは、最初の人「りり」と自分たちの、あるいは自分との関連に気付いたようだ
だが、それを伝えようとした相手は…
無防備なりんを守るため、わかばは赤い根に刺し貫かれていた…
…いやいやいや、ここで死んでどうする!
やっと世界の謎が分かりそうなのだ、りんとの過去も
りょくにも伝えると約束したはず
だから死ぬな、わかば!
ー感想と考察ー
感想、話が濃すぎる!!
情報整理が追いつかない、一体どんな頭してるんだろう作った人
あと最後あまりのことにあらすじではなくなってしまった
スタッフロールに倣い過去編はワカバ、現代編をわかばと表記します
◯この世界は巨大な宇宙船?
「この下に地球があるってことだよね、お船の」
というりりの言葉は
・BWEがお船
・地球の上に大きなお船
・地球がお船
と、3通りの解釈ができる
また、
「本当は、その星の人にバレちゃダメなんだけど」
というわかばの言葉から、地球人はこの文化財転写の件は知らないと思われる
なのでBWEの下がすぐ地球というのは無理があり、建物を下から引っ張り上げるような光景からも考えにくい
地球の上に船だとすると、ここは地球そのものではなく地球上空、それも地球人にはバレないような形で存在していることになる
プレデターの宇宙船のように姿を消している?いずれにしろ途轍もない大きさだ
りりの住んでいる場所と、わかばが島を作っている場所は壁で隔てられている
空色にも見えるが、どちらかというとシアン(青緑)だろうか?
りりの居場所は地球の僻地っぽいイメージもあるが、BWEとか目撃されたらえらいことなのでたぶん違うかと
不可視シールド的な技術があるとしても、わざわざリスクを犯す意味がない
プリントアウトされた島々のある空間がわかばの仕事場で、そこ以外は宇宙船の居住区みたいなものなのでは
また、位置的に地球上空じゃなく、地球とは全く別の場所にある作業場とも考えられる
そこから空間転移技術で地球にアクセス、情報を吸い出して転写しているとか
りなの能力を考えると十分あり得そうだ
地球がお船…だった場合はとても難しい
りりは地球に住んでいたのだから、地球のことは知っているはず
その地球を「お船」と呼ぶからには、何事かあって地球そのものを移動させている感じになってしまう
わかばたちは地球ごと宇宙を旅している?
昔「宇宙船地球号」という言葉があったけど…
例えば何か太陽系規模の天変地異があって、それから地球を保護したとか
太陽が大膨張するのはもっとずっと未来の話らしいし…やはり地球がお船は全然わからん
今はおおざっぱに、とにかく地球上空に陣取っていて、こっそり文化財を転写していると考えておこうと思う
その転写する対象を、それぞれ「島」としてプリントアウトしているらしい
それが姉妹たちの言う1島〜10島になった
とても高い建物の島というのが新宿(10島)で、その作業途中で事件が起きたからあそこで行き止まりになっていたと思われる
もしあそこから落ちたら地球に到達するのだろうか?それとも宇宙空間に放逐される?
◯「星の文化財の途中経過をねー」
途中経過とはなんぞや?
途中経過と言うなら全ての事象が途中経過だと思うが、わざわざそれを言う以上その先が既にあるのか
つまり言葉通り受け取ると、未来人が絡んでいるとしか思えないのだが…マジで?
現代にせよ未来にせよ、とにかく高度な文明を持つ地球外知的生命体(以降宇宙人)が、様々な星の文明を「文化財」として保存しようとしているっぽい
地球はその中でも大規模な仕事らしいが、わかばにもそうする理由はわからないとか
彼は根っからの研究者なのだ
もしかしたら宇宙人ではなく宇宙に移住した地球人かも知れないし、やはり「途中経過」という言葉から未来の地球人が過去の文明を調査している可能性もある
でも「無くなる前に」とか言っているので、未来人ならもっと十分に余裕を持った時代に来れるのではとも思える
ワカバの体のつくりはりりとは違うらしいので、少なくとも現代の地球人ではなさそうだ
◯湖?
3つの巨大な湖のようなものが見える
これは宇宙船内に作られた水場だろうか?
少なくとも地球の湖には見えない
◯りりは湖から出てきた
転写作業中だったらしいので先程の人口湖のことかと思ったが、「あの大きい湖でね」という言い方は地球の湖を思わせる。琵琶湖?
「ぶはあ」と出てきたらしいが、1話でわかばもそうやって出てきてた
りりは既に純粋な地球人ではない、ケムリクサの機能でプリントアウトされた人格の転写体である…と思われる
しかし、ケムリクサそのものでもないらしい
少なくともりりの認識としては、分割して初めてケムリクサになるのだ
生き物は転写されないはずということは、死んでいたからこそりりは現れた?
肉体がなければ転写もできないだろうから、まだ死んだばかりだったのかも知れない
ただし、死んでいたことはワカバも知った上で疑問に思っているので、死んでいたから転写できたという考えは違うのかも
さらに、りりは自分が死んでいた事情をよく知らない
「私、一度死んでたんだよね?」とワカバに確認している
転写作業中の事故とも考えられるが、だとしたらその可能性にワカバも気づくだろうし、ワカバほどのエキスパートがそんな失敗をするとは思えない
そもそも、りりが本当に普通の地球人だったかが怪しい
ケムリクサの才能がありすぎるのが気になる、りりのおかげで仕事の精度までが上がったらしい
あとやはり服装も…いや服装はわかばが与えたのかな?偶然にしてはあまりにセンスが似通っている
ちょっと飛躍すると、もしかしたらりりの「両親」というのが自主制作版、旧りんと旧わかばとか?
それならケムリクサの才能やら純粋なヒトではないとか服装とか、その辺は解決できそう
あの2人は確かに働きすぎな感もあったし、りりの嫌いなタバコも吸っていた
では、知り合いというのは他の姉妹たち?
だとしたらほぼ人類絶滅ということになり、文化財が無くなる前にという言葉も頷ける
しかしだとすると、過去の地球でもケムリクサ・ハザードが起きていたということになってしまう…やはり飛躍しすぎか
またはもし地球が「お船」になっているとしたら、地球人も既にケムリクサを利用、あるいは研究していたとして不思議はない
なんせ宇宙規模で使われている技術なのだ
りりの両親がその研究に携わっていて、その研究で作られた子供がりりなのかも
だとしたら両親もりりも死亡していたというのは、その研究に関わる事故だった可能性もある
りりを助けるため、両親は自らを犠牲にして新たな生命を与えようとしたとか…
まあ可能性だけならなんとでも言えるのだが、その位しか思いつかんかった
あとは次回を待とうと思う
◯ワカバは誰に怒られる?
地球の人に知られちゃいけない、にも関わらず知られるどころか地球人(元)と暮らしている
このことがバレると怒られるというのだが、取引先、上司、あるいは銀河連邦的なカッコいい何かに怒られるのだろうか?
今回の件は初めてのケースなので「大丈夫だよ、たぶん」とワカバは言っているがあまり大丈夫じゃなさそう
こういう場合すぐに報告しないとダメだと思うが、特に上司などいない個人事業主なのかも
いずれにしても、もし咎められた場合の罪がちょっと怖い
今回の件も、もし赤い木がなんとかなってワカバも復活したとして、仕事的にはかなりの大失態だろう
まさかその辺も描かれるのか?
◯人類は滅んでいない
先ほどの妄想的考察と少しかぶるが、りりにも地球に知り合いがいるらしいので、とりあえず人類は滅んではいないのだろう
りりとその両親はたまたま死んでいたが、人類滅亡とかではなさそうだ
しかし「なくなってしまう前に」という言葉から、近いうちに地球は滅亡する運命にあるか、または文明だけは既に滅んでいるのかも
でもワカバはりりに「地球に帰りたい?」と聞いていた
もうすぐ滅亡する星に帰そうとするとは思えないので、前者はないか
文明だけが滅んでいるか、変質している?
現在の地球とはかなり違っている可能性はまだあり、それがりりの状態と関係しているのかも知れない
◯ヌシっち、ヌシじ、ヌシぞう
りなちゃんズとなんらかの関係があるのか
ヌシたちの名前の記憶はりりにもあるはずなので、それがりなに受け継がれたのだろうか
8話でのシロムシ合体シーンは、りなが色をなくした状態と似ていた
まあそれ言ったら9話でのりょう・りょくもそうだったけど、増えたり合体したりができるのはりなだけだ
1話でアカムシを「ぼっこぼこにして食ってやるな!」と言っているので、過去に食ってきたムシの能力・記憶を得たのかも知れない
そもそも紫ケムリクサで作られた建造物を食っていたことも関係してるだろう
ヌシは自律思考をしているが、重要な決定はヒトやケムリクサによる指示が必要
地球外生命体がケムリクサの技術、及びナノマシーン技術を駆使して創ったのか
意識を持っているということは量子コンピューター的回路も使われているかも
◯姉妹たちとの共通点1 「りり、ムシ好きだから」
これがりょうに受け継がれた部分かな?
りょうもシロをめっさ可愛がってたし
戦闘狂のほうはわからんかった
◯姉妹たちとの共通点2 「まだかなまだかなー」
これは1話でのりな(りなこ)だろう
◯姉妹たちとの共通点3 「わしわし、わしわし」
わしわしといえばりくしかいない
◯エラー
大人にしか操作できないというが、大人と子どもをどう判別するのか?
確かにりくは葉を開けるようになっているが、それは自らがケムリクサになっているからではないか?
ワカバは何もないところからりりを逃がすボックスを出していたし、緑の葉で自分に機能を与えたりしていた
壁はりくにも操作できなかったらしいので、これは「カンリイロ」の関係でワカバ&わかばしか開けないような設定になっているのだろう
つまり最大の目的である壁の操作は、分割後もできないままだったのだ
ぶっ壊したりして何だかんだで突破できたようだが
・姉妹たちとの共通点4 「これからたくさん覚えられるってことだし!」
もちろんりょくだろう
地球のヒトは好奇心が強いらしい
ワカバも十分強いと思うが
◯BWE
バケットホイールエクスカベーター、普通に飛んでた!
シアン?空色?の葉の能力で浮いているらしい
そしてそのケムリクサは今もまだ生きていて、BWEも浮いている
つまり、りんやわかばが使えるということだが、使うのだろうか?
みどりちゃんで治せば使えそうである
これもプリントアウトしたもの?だとすると重さもオリジナルとは違うのかも知れない
そもそもわかばが車輪とか軽々と持ち上げていたのも、重さが本来のものとは違っていたからなのかも
あとこの世界が地球ではないということは、重力も違う可能性が高い
この前書いた藍ちゃんの落下速度なんかもこれで説明がつく
◯新しいのを育てるのに長引いてね
今日は、新しいのを育てる仕事をしてきたという
新しいケムリクサの開発?
または「すごく大きいケムリクサを育てているようなもの」という言葉から「新しい島」とも考えられるが
この時「何かが育ってるって素敵だよねー」と、りつ姉と同じことを言っていた
わかばメモによればケムリクサ育てトークでいつも盛り上がっているらしい
実は最も気が合う相手なのかも
◯僕らそこまで意味見てないからなー、面白い文化だよね
ワカバの種族には料理という概念がないらしい
ちょっとかばんちゃんと博士の関係を思い出す
博士は知ってておねだりしてたけど
そしてワカバには仲間、もしくは同じ種族のヒトがいる
当たり前だが、仕事を依頼した請負先もいるのである
…これ、あと1話で全て説明できるのだろうか?
りつ姉、りな、さらにいないはずの3姉妹の件まであるのだ
希望としてはある程度解明しつつ締め、あとは2期に繋げてほしい
◯姉妹たちとの共通点5 毒
ワカバが喜んでくれて赤くなっている
記憶の葉の影響があったとはいえ、これはりんにつながる
りりはワカバが大好きだったのだ
◯姉妹たちとの共通点6 「ワカバは本当にケムリクサが好きなんだねー」
りつ姉だ、しかもキラキラしている
りつ姉も、3話では語尾に「にゃ」をつけなかった
違和感と恋人みを感じてしまったが、そういうことだったのか
りりはワカバがケムリクサの話してるのを見るのが好きらしい
そういえばりなじ?も、4話でケムリクサについて早口になるわかばを微笑ましそうに見ていた
こじつけもあるが、一応これで6人の特徴と一致した
りょうのバトル好きだけは不明だった…何か見落としているのかも
無理に推測すれば「自分自身を許せない」という強い思いを、自分が作り出したアカムシに重ねているのでは?
その割にりょうが嬉々としているのは元の記憶がなく、とにかく「倒す」「戦う」という方向にだけ意識が向いているからかも知れない
そういえば「寄生獣」の後藤は「人を食う」という本能的感情が合体により増幅され、結果戦いを求め続ける戦闘マシーンになっていた
あれと同じ感じだろうか
◯りりのケムリクサ操作能力
りりから見て左から、
みどり
ももちゃん
うすいろちゃん?
に見える
標準仕様や強度を事前に設定できる、この辺は6話でわかばも似たようなことを言っていた
しかし
融合させて橙?にしてしまった…ワカバもびっくりしている
折ってか切ってかしてからつなげ、同じ色になると上から順番に使えるらしい
言い方からして、元の色2種類の機能を連続で使えるという意味だと思う
元の色が何だったのか分からなくなっちゃいそうだが、りりやワカバには見分けがつくのだろう
◯目がいい、記憶力、好奇心
地球の人の特徴
ワカバの種族にはそれが足りない?
そうは見えないが、それはワカバが研究者だから能力的に特化しているのかも
目や好奇心はともかく、記憶力というのがちょっと気になる
地球人の方がワカバたちより脳力的に上ともとれる発言だ
それはりりのことだけを見てそう思ったのか、他の地球人のことも知っているのか
りりは脳以外の記憶機能を持っている?
◯地球のヒト、地球外のヒト
わかばは地球の人ではなかったが、「人」ではあるのだろう
ケムリクサを人に使っちゃいけない、人は複雑だから何が起こるかわからない、というのはワカバたちを含めた人のことと考えられる
◯ケムリクサを人に使ったために起きた弊害
部分的に変質
=りつ姉の耳、りょくの髪の目
記憶が消えた
=わかば 、姉妹全員
脳の情報がまんま複製
=りな
ということか
最近の色ならそこは解決というのは、下手したらもっと酷いことになっていたのかも
例えばアカムシのようになってしまうとか…
でもみどりだけは人に使え、機能強化・治癒・復元などの機能があるらしい
かつてりりにも使ったらしいが、遺体を転写した際のことだろうか?
ワカバはその時のことを思い出して「助かって良かった」と言っている
そして食べられるのはうすいろちゃん
転生?したわかばも直感的にこれを食べている
ケムリクサ状態になった姉妹はこれを「混ざっちゃう」として食べていないが、最初の人のメモにそう書いてあったのか?
◯うすいろちゃんは炙られている?
2人の食糧はケムリクサ、うすいろちゃんだ
11話の狼煙では見えなかったが、葉を爪楊枝みたいなので刺していた
しかもこれ茹でているのではなく「炙ってみた」らしいのだが、明らかに液体の中にあるように見える
藍ちゃんが浸かっているのと同じ何かか?
液体のようで液体ではなく、物質を浮かせる気体?
「砂の惑星」という映画に出てきた見えない鎧を思い出したが、あれは気体ではなかったな
水は水で用意し「お茶も作ったんだから」とりりは言っているが、食事シーンはカットされている
この小さなうすいろちゃん1枚を2人で分けて食べたのだろうか?
1枚の葉で壁を作るぐらいだから十分なエネルギー量があるのだろうが、食事と言うには一瞬すぎて味気ない気がする
膨張させたりしたのかも
◯プリントアウトは紫で行う
BWEに接続された木が紫に光り、そこから伸びる枝か根で物質を転写しプリントアウトしている
やはり水が重要な役割を果たしているようだ
この紫と同一かどうかはわからないが、りりの作った「赤い木」には紫が使われており、それが自律しているという
まだ紫の木は残っているので、もし生きていれば緑と融合させて赤を治せないだろうか?
シアン(空色?)の葉が生きていたので、紫の木も大丈夫かも知れない
その前にわかばが生きていればだが…
◯転写してプリントってそもそも何?
紫にその機能があるようだが、どういう仕組みで物質をコピーしているのか?
建物は内部構造まで正確に再構成されているが、木だけでそこまで精密な作業が可能なのか?
作業中、ワカバがヌシぞうに位置指定をしている
最初BWEや紫の位置修正かと思ったが、この時ヌシぞう自身が横に移動していた
ヌシぞうの位置がプリントアウトされる建物の位置に対応しているかのような
だとしたら元の建物の構造もまずヌシぞうにデータ転送され、そこから紫に指示を出してプリントアウトしているのかも
そういえば、りなぞうは過去に4島で何か建物を作っている
「あいつらがいたら、道ごと作っちゃえたのにな!」とも言っていた
数の問題かりなぞうの才能か、みたいなことを書いた記憶があるが、りなぞうにヌシぞうから受け継がれた特別な建築能力があったとしたら面白い
ただそうなると、ヌシとりなとの間に深い関連があることになってしまい、大変考察が難しくなる
さすがにヌシまではひょいぱくしていないと思うのだが…
◯島一つ分ずつが仕事の単位?
軍艦島なら軍艦島、スペースワールドならスペースワールドと、島ごとに区切っている
島ごと、つまり街ごとプリントアウトならともかく、建物単位で行うとなると相当煩雑な作業になりそう
電柱とか鳥居まであった
おそらく新宿はたまたま高層ビルが多いので、建物一つずつを引き出す描写だったのかも知れない
◯乾かして問題がなければいったん完了
できたてほやほやは何かで濡れているらしい、樹脂的なケムリクサ成分だろうか?
ワカバは「水がちゃんと行き渡ってないとすぐに廃墟になっちゃうなー」と言っており、実際崩れていた
水を行き渡らせるのはそれなりに難しいと思われる
赤い木の暴走後はこの世界の水を大量に吸われているはずで、おそらくワカバの緑もそれに対抗するように水を吸っている
それで姉妹たちの世界は廃墟になっていたのか
◯精密かつ大型の草が必要
なので、ワカバに依頼が来たのだという
つまり、ワカバはケムリクサに関してかなりのエキスパートであると思われる
どんくさいーとか、お人好しーとか、よく言われるらしいが
そっち方面にだけ才能が特化しているのだろう、研究者にありがちなイメージがある
◯「すごく大きいケムリクサを育てているようなもの」
さっきも少し触れたが、それはプリントアウトした島々のことを指しているのか?
水が必要というところは確かにそんな感じがある
依頼の最終目的は、地球全体の文明を複製すること?
ということは、りんたちのいる世界も全てケムリクサで出来ているのか?
白い霧までケムリクサ由来なのだろうか?
しかし、ワカバに転写されて生まれたりりはケムリクサではないらしい
地球の人、ということになっているが…
りりについてはまだまだ謎が多いのである
◯タスカル
これはワカバの口癖だった
この時代から、ワカバが「タスカル」ことがシロムシたちの「スキ」だった
だからシロは、ちょくちょくわかばにそう聞いていたのだ
これを知った時はかなり感動した、と同時にシロに聞けば色々わかるのでは?とも思った
なんせヌシなのだ
聞かれないから答えないだけで、聞けば普通に教えてくれたのかも
◯ダメだよそれ触っちゃ
ここはぞくっときた
何か意味があるのかなーとは一瞬思ったが、せいぜいみどりちゃんを触ってりつ姉に怒られた記憶とか、自主制作版とつながっていてりなちゃんズに舐められた記憶が残っているのかも、程度にしか考えてなかった
まさかこんな形で、しかもあっさりとこの言葉を言われるとは
ライナーの壁上告白と近い感覚を味わわされてしまった
これの意味するところは、今のわかばにも潜在意識下に記憶が残っているということだ
ワカバそのものなのか、あるいは「脳の情報がまんま複製された」上で記憶が戻らない別個体なのか
あとでもう少し考えてみたい
◯オバケになった人の話しちゃうよー?
この場合のオバケとは幽霊的なアレではなく化け物という意味だろう
すぐに思い浮かぶのはアカムシである
過去に起きた事故で、アカムシの赤ではないバージョンになってしまった人がいたのかも
もしこのケムリクサハザードが地球にまで及んでいたとしたら…1話のアカムシ苦しそうにしてたり悲鳴あげたりしてたし
地球人にバレるどころかアカムシ化までさせちゃったとすると、これワカバ怒られるどころじゃ済まないのでは?
なによりもりりが切なすぎる…
でもそうならないようにと身を呈したのだから、少なくとも地球にまでは影響出ていない、と思いたいが
◯みどりの葉で全身の調律をしている
これで全身の調律をしているのだという
…調律?
楽器的な性質を持つ生命体なのだろうか?
そういえば、ケムリクサにはそれぞれ独特の音があった
本来の機能に戻したり、強化したりも出来るという
この時わかばの左手が緑色に光っていたが、これは何かの機能を付与していた?
りんがみどりちゃんを吸うと身体の一部が光って強化されるが、それと同じ状態だろうか
りりはこの匂いを「タバコ」と認識して嫌っている、実際くしゃいようだ
両親のどちらかが吸っていたのだろうか?
身体に悪いという認識もあるようで、ワカバのことも案じている
そういえば9話で、りょうが霧を吸ってるような描写があった
単に寒さの演出だと思っていたが、くしゃい緑の代わりに白霧を栄養としていた?
じゃあこの直前にりなが白霧をひょいぱくしてたのもなにかの伏線?
あとこの時、りょうはわかばを「良い匂い」と言っているが、もしわかばがみどりちゃんで出来てるなら「くしゃい」と感じるのでは?
うすいろちゃんの匂いで上書きされてるのか?
それとも「タバコ」として使う時だけ匂いが変わる?
うーん、わからん
◯今の草の性能を上限まで
今回のわかばの仕事は、それでひとまず完了すると
「性能を上限まで」の意味が実はよくわかっていないのだが、葉のように使い切って消える、または枯れるまでということだろうか?
…それだとかなり可哀想なので、本体はちゃんと生きているということにしよう
そしてこの何気ない一言が、このあとのりりの行動につながるのだ…何が災いするかわからない
◯赤い木はケムリクサキラー
ワカバの身体を想い、りりはケムリクサを抑える赤い木を作り出す
おそらく観ていた誰もがここで「りりやめるんだあああああ!」と叫んだことだろう
りりがやっちまったって所だけ考察合ってたけど…これはかなりツライのだ……
何がつらいって、この赤い木もりりのために動いているってところだ
本体があり核がある、みどりちゃんと同じく生きているのだ
りりのことを、もしかしたら「好き」と思っているかもしれない…
そう考えると、どう転んでも悲しい結末しか見えないのだ…
あとこれ、わかばがうすいろちゃんを育てている鉢と同じだ
たまたま、じゃないんだろうな…
◯今回のOPは11分経過後
体感的には3分位だったが、いつの間にか結構時間が経っていた
前回も少し書いたがOPの歌詞、君=りりだったとすると…
ワカバはりりを救おうとしていた、しかしわかばの方はわからない
無論困っている女の子がいれば救おうとするだろうが、どちらかといえばりん優先ではないか?
りりは今も、姉妹たちとは別のどこかにいるかも知れない
だとしたら赤い木か7島のみどりちゃんのどちらかだとは思うが、もし彼女を犠牲にしなければならないとしたら、わかばはどちらを選ぶだろう?
やはりツライのだ…
◯「間抜けそうな顔をしていた」
ここで現在に戻っていた、もうあっちの世界に見入っていたのでちょっと意表を突かれた
りんは意外にも記憶の葉で見た状況をきちんと理解していた
わかばがいて、最初の人がいて、一緒に暮らしていたと
島をケムリクサで作っていたらしいことを伝えられ、わかばは驚きながらもやや納得していた
その程度のことはできなくもない、という認識がケムリクサに対しすでにあったのだろう
そして最初の人がえらくお前に懐いて…
ここで記憶の葉を取り出したりんは、
「この葉のせいで顔が熱くなるのかと、前は外に出すと少しマシになっていたが」と、かなり恥ずかしい告白をわかばにした
わかばに「そんなことしてたんですか!?」と言われていた
…かわいすぎる
なぜ出会って早々に毒が回ったのかの答えがこれだった
記憶の葉を持っていたせいで、りりの「ワカバ好き」がりんの本体にまで影響していたのだ
…だとすると、りょうが持った状態でわかばに会ったらりょうが毒にやられていたということか
それはそれで見てみたい
この期に及んでりんは「お前、断じて薬ではないからな!」などとのたまっていたが、今や葉を取り出してもドキドキは止まらない
りりの「好き」は、既にりん自身の「好き」になっていたのである
わかば最初からカッコ良かったからなあ、それも仕方ない
いい加減認めろと言いたいところだが、今はそれどころではないのである
◯記憶の葉ロック解除はパスワード制?
わしわし
前回わかばが記憶の葉に触った時、最初は失敗していた
その時の音がスマートフォンのパスワードを間違えた時の音に似ていて、今回りりが緑の葉をわしわししていた時にも同じ音がしていた
わかばは「目を書くように」と言っていたので、おそらくテンキーの4268あたりををなぞる形かと思われる
りょくならその位気づきそうなので、やはりわかばでなければ開けない二重ロックだったのではないか
りんは赤い木の所まで見ていた、もちろん思うところがあったらしい
続けろ、とわかばに言い再び過去へ…
◯赤に包まれた世界
初期ならばりりにも止めることは出来たかも知れないが、たぶん一瞬のことだったのだろう
赤い木は周囲のケムリクサを消しつつ、水を吸って大増殖していた
「根が湖に届いたら大変だ」とワカバは言っていたが、その湖は地球上の湖のことだろうか?
仮にそれが日本最大の湖・琵琶湖だとすると、面積は670.3平方キロメートル、平均水深は41.2メートルだとか
かなり大量の水があり、それを吸い始めたら本当に地球規模の大災害になってしまうと思われる
りりを守ると同時にそれを止めようとしていたのか
◯紫が自律している
橙と黄色を紫につなげて赤色を作ったとりりは言い、その中で紫が自律しているんだとワカバ
ケムリクサも木である以上生きているのだろう
りりに目的を与えられたことにより、まるで人工生命プログラムのように活動しているのだ
関係ないかもだが、日本では古来より紫が最も高貴な色とされていたとか
ワカバによれば「よくあること」らしいが、それはりりを慰める意味で言ったのだろう
そしてここまでは、10島での仕事が振り出しに戻った程度の認識だった…
・壁で止めて大きめの緑で
青の強度をコントロールし、大きめの壁を作ったらしい
正六角形は見えていないが、それだけ精密に接合されているということなのか
わざわざ「青」と表示さていたが、青以外の機能もあるのだろうか?
しかしこの壁を
赤い木は難なく突破してしまう
りりは、ケムリクサを消す赤色と、少しずらした色も同時に動くようにしたのだと言う
これが9話の「あまり見ない色だな」につながるのか?
りり天才すぎるのだが、なぜそこまでしたのか…
ワカバを想う一方で完璧主義というか、「より効果の高いものを」という向上心もあったのかも知れない
◯シンキも無効に
おそらく「新規」のことか、もしくは新木?
新しく開発したケムリクサかとも思ったが「緑なら」と言っているので緑の種子なのだろう
形は違うが、藍ちゃんの入っていたボールを思い出す
あとこれ、石畳みたいなのに軽々と突き刺さっていた
それも種子の機能なのか、そもそも石畳もプリントされたもので硬くはないのか
とにかくこれで周囲の水を緑で使い切ってしまえば赤い木はこれ以上増殖できず、さらに緑の効果で破壊された範囲も修復できると
おそらくは一瞬で増大するであろうみどりちゃんを、3つも蒔いたのだ
だが、発芽前に「無効」にされてしまった
ここでいきなり詰んだのである
赤い木はケムリクサに反応したのか、周囲の水を吸いつつわかばたちに向かってくる…
・ワカバ、何に気づいた?
赤い木の上方を見て何かに気づいたワカバ
ここで自分を投げ出す案を思いついたのだ
赤い霧を見ていたようだが…白い霧だけは無効にされてなかった、とか?
◯りりを守るケース
これは葉を使わずに出していた
前回のりりも今回のワカバも、橙ちゃんは突然手元から出現させている
ある程度の機能は、葉がなくても使えるのか?
みどりちゃんで強化し常時発現できるようにした機能?
ワカバは吸って、りりは食べて機能を維持しているのかも
◯「発芽までは上手くいく」
赤霧の届かない自分の体内から発芽させるのだろうか?
とにかく、巨大みどりちゃんで相殺させようと考えているらしい…
もうこの辺ですごい嫌な予感がした
◯わかばもりりから元気を貰っていた
遺言めいた発言出てしまった、ここで嫌な予感は確信に…
ワカバはなぜか、りりが来てからとても調子が良くなったのだという
そして、元気も貰っていたと
りんも、わかばが来てから元気になっていた
わかばも、りんを見た瞬間にキラキラしていた
つまり、相思相愛だったのだ
りんとわかばは過去の影響を受けているのでまだわかるが、りりとワカバまで
この最初の出逢いにすら、さらに過去からの意味が繋がっているのだろうか
◯こんなので、懲りちゃダメだよ
やめなくて良い、ケムリクサが好きならこれからも興味を持ち続けて欲しい
研究者らしい優しさだ
◯移動でしょ!?
この移動方法をりりは知っているらしい
りなの行う空間転送みたいなものだろうか?
◯また会えるから
すごく時間がかかるかも知れないけどまた会えるから、と言ってりりを慰めるワカバ
身を呈して発芽させたあと、長い時間をかけて戻ってくる算段があるらしい
もしワカバが触媒だとしたら、ワカバ自身は変化しないで済むことになる
または新一を治したミギーのように、一度原型を失っても元に戻るやり方があるのだろう
役割を終えたら戻って来れるのだ
◯だめだったら
でも、もしダメだったら…
「好きなことして、楽しく生きて」
これは、あのメモの上書きされた言葉…ワカバが何処かで書き換えていたのか…?
少なくとも一度は戻って来たのか、遠隔で操作したのか
これはこのあと最後の方で考察してみたい
◯りり転送は初期OP
ここ、初期オープニングの逆走シーンだ!
そういうことだったのか…またゾクッと
OP考察で「家に帰るまでが遠足」とか書いていたのが恥ずかしい
ならばここは1島だろう、おそらくはこの場所
1話で3体目の大型アカムシが現れた現場だが、よく見るとケムリクサの壁のようなものが落ちていた
11話を観てから見返して気付いた
確かに不自然な物体ではあるが、最初からこれに気づけた人は凄い
◯立ち昇る9つの壁
壁、りりを守るためにワカバが作ってた…震えた
7島だけかと思っていたが、全ての壁をワカバが、りりを守るためだけに作ったのだ
これは震えるしかない
おそらくは島を作っている時点で、島々を区切るための種子は蒔かれていたのだろう
りりの移動に合わせ、それを起動したのだと思われる
そしてその向こうには、壁の高さをも超え立ち昇る赤と緑の木
あれがりりの生み出した赤い木と、そしてワカバの緑か
発芽は上手くいったようだが、赤が伸びるスピードが速すぎる…いかにも難航しそうな気配だ
◯島を支えているあれ
これらもプリントアウトされたケムリクサではなく、島の沈没を防ぐためワカバがやったことだろうか
それとも宇宙船としての基盤?
光が動いているので今も稼動はしている
自動的にか、ヌシがメイレイを継続し操作しているのか、それともワカバが生きている証か?
プリントアウトした建物は上から乾きつつ完成するらしいので、それが途中で止まっているだけ…とも取れるが
でも島だけはきっと、ワカバがまだ生きてて…
◯りりには操作できない壁
先にも書いたように、これは分割し大人になっても操作不能だった
カンリイロを持つワカバとわかばにしか開けないのだろう
◯その壁を10日で侵食
それで、いくつかの壁に穴が開いていたのか
でもなぜ、7島と9島の壁には穴が開かなかったのだろう?
7島はワカバ本体が中心にいたからか?
あのシャツ
どうやらワカバの白衣だったらしい…
9島に関してはタガメが侵食していたので、穴を開ける必要すらなかったのかも
そういえば「赤い根」が出て来たのは8島以降である
根は7島の壁に阻まれそれ以上進めなかったが、赤霧は横や上を迂回してきてしまったのだろう
そういえばりつ姉が「お山の周りは赤霧だらけにゃ」と言っていた
そしてワカバの手が届かない6島〜2島の壁に穴を開けたのだと思われる
そもそもワカバが最初に出した青い壁は苦も無く突破されていたのだ
これは天才が作った最凶のケムリクサなのである
◯「りんさん、りんさん逃げて!」
ヘッドフォンで聞いていたのでびくっとした
ここでわかば…
◯7つの葉
左から
青 橙 黄緑 ももちゃん うすいろちゃん きいろちゃん みどりちゃん
だろうか
必要に応じて選んだのか、これが今ある全てなのか
どうやってか不明だがワカバもりりも、複数の葉をどこかに持っているらしい
りんたちは体内にしまっていたようだが
これで大人になってワカバを助けに行くのだ
まさか前回の「早く大人にならなくっちゃね」がこんな形で効いてくるとは…
◯プリント前に抽出してる草
天才が早口で喋っていて正直理解が追いつかない場面である
とにかくヒトかどうかを判別する前に抽出する草、があるのだという
ヒトの中にそもそも草が存在していてそのコピーのようなものを抽出するのか、それともプリント対象の情報を「草」に変換して抽出するのか
後者だとは思うが、前者だとしたらやはり現在の地球ではなくなる
いずれにせよりりを転写した時、同じように草を抽出したのだろう
それが今もりりの中にあるのか
それを、
「最初だけつないで」
最初だけ?
「空間的な最初」か、「時間的な最初」かの2通りに解釈できる
空間的な最初だとしたら、りりの葉を一部分だけ他のケムリクサにつなげる?最初に見せた融合みたいな感じか
この時は半分に折ってか切ってかして、出力制限のようなことをしていたように見えた
りりの葉もこうすることで連鎖反応が起き、分割が始まるのかも知れない
時間的な最初だとしたら、まず分割過程の最初の段階だけ、つまり最初のケムリクサとだけつなげる
そうすることでりりとケムリクサとの間で初期反応が起き、あとは自然な流れで他のケムリクサとの連鎖反応が始まり分割を開始する…とか
◯失敗した時のためになるべく
なるべく多めに?
なるべく多くの防御策を?
「分割は、一つを記憶の葉に、前にワカバがやってた指定」
ここもかなり難しいが、おそらく橙の葉は単なるメモ帳ではなく、ケムリクサに対してなんらかの指定ができるのだろう
つまりはプログラムのコマンドである
おおざっぱにしか言えないが、この場合のケムリクサとはおそらく記憶の葉、または分割後の自分全員、つまりは姉妹たち
失敗とは、りりの「意思」が分割後に出現しなかった時のことだろう
その場合でも目的を遂行させるようにプログラムしたのだと思われる
つまり橙の葉はそもそも読むものではなく、プログラムによって自動的に内容を実行させるもの
だから「これを見ているという事は何かトラブル?」という言葉が書かれていたのだろう
その上で、記憶の葉を持っている私に聞いて、と二重で防御策を仕込んでいたのだ
やはり天才である
しかし、その2つともを無効にした誰かがいたのである
◯りりの目的
ここは、またしても泣いた
消されていた目的は世界再生でも世界破壊でもなく、ワカバを助けることだった…
これが泣かずにいられるだろうか?いやいられない(←反語)
世界をどうこうなんて大層なことではなく、世界をどうこうなんて陳腐なことでもなかったのだ
ワカバの所に行き、ワカバを助ける
それが「最初の人」の全てだったのだ
わかばが重要キャラだとは誰もが思っていただろう、しかし姉妹たちの目的そのものだったとは…
宇宙人の代理戦争とか書いていた自分が恥ずかしい…
いや、こんなの思いつくかぁっ!ヽ(`Д´)ノ!
たつき監督、天才を通り越して変態だと思う…(←褒め言葉)
◯連続で3枚
7枚でも6枚でもなく3枚か…これまた難解すぎる
あえて考察するなら色の三原色、もしくは光の三原色の数だろうか?
赤・青・緑=光の三原色
シアン・マゼンタ・イエロー=色の三原色
葉を前にしたりりを下から照らす光は「マゼンタ」「緑」がほとんどで、たまにシアンが含まれていた
ごくたまにイエローと青らしきものも見えるが、緑とシアンが変化する際の見間違いかも知れない
そして最終的に白、もしくは薄色の光となってりりを包み込んでいる
白は光の三原色を混ぜると中心に発生し、その周囲には必然的に色の三原色も現れる
…だからなんだと言われたらそれまでだが
そしてもしこれが途中で止まると、りり自身が消えてしまうらしい
…ロシアンルーレットみたいなものか、怖すぎる
また、自身がケムリクサになれば赤い木の標的になってしまう
赤霧に触れたら溶けてしまうのである
その怖さを認めた上で、ワカバに会えないことの方が怖いと、分割に踏み切ったのだ
そしてりりは…
白い葉となって散り
6人の姉妹となって再構築されたのである
当たり前だが、ここでも泣いた
まさかここでエンディングに入るとは思わず、不意を突かれた
なんて演出しやがるんだ……30分足らずで、ここまで何度も何度も心を揺さぶられたのは初めてかも知れない
りりの散った後に出現した葉は
href="https://livedoor.blogimg.jp/pokumapo-kyoumoe/imgs/a/b/ab1124b7.png" title="IMG_0175" target="_blank">
ももちゃん 本体&記憶の葉 楓(もみじ)
に見えるが、もはやどうでも良い
…と言ったら考察にならないので一応考えてみると、ももちゃんは分割用、本体と記憶の葉はそのまま本体と記憶、楓は…
足りないものを推測すれば…足りないものあるか?
本体と分割と記憶…あ、本体と記憶は別個に考えた方が良いのか
楓の花言葉は
調和・美しい変化・遠慮・隠栖・約束・自制・謹慎・隠退・大切な思い出・保存
「大切な思い出」「保存」「美しい変化」「約束」…たぶんこれだな(思考停止)
ももちゃんが分割、タンポポが本体、楓は記憶
最終的にこの3つの機能を持って再構成したのか
ていうかこの3つの葉が3回連続か?
うーん、せっかく思いついたのでここは三原色だと思いたいが、どちらにしても「美しい変化」であることには変わりない
これで6分割しているが、りり自身が消えているということは失敗したのか?
もしくは「ななし」として6姉妹より先に目覚めている?
これもまた最後の方で考えたい
◯消える姉妹、消えるわかば
散らずに、消えている
この後の展開を考えると、りつ姉、りな、わかばに良からぬことが起きたという暗示だろう
りつ姉とりなは、りんから離れた場所にいる
もしりょうたちを保存しているのがりんだとすると、彼女たちは保存もされていないことになり…
いや、シロがいる!
シロを信じろ!
わかばは…
◯再び現実へ
そこでりりの記憶が途絶えたため再生が終わり、自然と現実に戻ってきたのだろう
「そうか、最初の人は、りりは」
ワカバを助ける、それが目的であることをりんは知ったのだ
そのわかばがいない
周囲を探したりんが見たものは
根なのかアカムシなのか、とにかく何かに刺し貫かれたように見えるわかばであった
1島を出る時にりんが言った言葉
「今回はお前から死ぬだろうし」
が、ついに現実の光景としてりんの眼前に
あの頃ならばいざ知らず、9島手前でりんはわかばも死なせないと誓っているのだ
まだちゃんと理解はしてないかもだが、りりとは違う「好き」も実感している
この後りんは、何を思うのだろう…
◯侵食?流血?
腕を伝う赤い筋は、流れ落ちる血のようにも、または赤い侵食のようにも見える
これが侵食だとすると、わかばが「ヌシ」としてかなり強力なアカムシになる展開が濃厚である
そうすると当然の流れとして
これと繋がるのか……やっぱりか_| ̄|○
せっかくタガメ毒考察が見事に外れたのに、まさかここで…
でも大丈夫!だってみどりちゃんの葉がある!
みどりちゃんは傷を治し、赤霧に侵されたアカムシも治すのだ
さすがのりんも、ここに来てわかばよりみどりちゃん節約を選ぶことはあるまい
OPのシーンは…
みどりちゃん効果を一瞬忘れたりんの残念な行動、だと思おう、思うしかないのだ
あーでも、ヌシになったらみどりちゃんの一撃だけでは倒せなそうだからなあ…怖い
◯記憶の葉をロックし、目的を消したのは誰か?
ななし説とわかば説の2通りで考えてみたいと思う
まずは「ななし」説
りりが「ななし」だとして、最大唯一の目的を消すはずがない
いきなり全否定だが、まずはそう言うしかない
りりはその目的のために分割したのだから
でももし、「ななし」がりりではない、または「ななし=りり」だけで目的を果たそうと思ったならば、話は変わってくる
りりは分割に成功、自身の記憶を保持したままケムリクサとして再構成することができた
つまり、失敗した時のための保険は必要なくなるのである
協力してもらうという考えも当然出てくるだろうが、そうなるとこの6人は彼女たちと関わりのないことで命の危機に晒されることになる
もう、りりとは別人なのである
記憶の葉だって、りりの記憶なのだ
眠る6人の姉妹を見て、優しいりりがこの子たちに「好きに生きて」と伝えたとしても不思議はない
優しいワカバが、自分にそう言ってくれたように
そしてりりは赤い木の元へ、またはワカバのいる7島へと旅立つ…そんな考察である
あとそもそも、りょうやりくやりんやりょくが、見ず知らずのワカバなる人物のために協力してくれるだろうか?という現実的な問題もある
あ、でも橙による指示が生きていればその踊りに動かざるを得ないのか
そう考えるとなおさら憐れみを覚える
りりが自分1人で戦う決意をする可能性は十分にある
そもそも既にあの小さなりりではない、大人のりりなのだ
しかもおそらくは、姉妹たちの誰よりもケムリクサに長けた技能者だと考えられる
勝算もあったのだろう
結果、ワカバに会えたのかは分からない
しかし、赤い木がそのままなのは事実である…
「ななし」がりりの人格ではないパターン
りりは失敗した、自分の人格はどこかに埋もれてしまっている
それがりんの中なのか、りなの中なのか、ななしの中なのか
これは考察の必要がないパターンにも思えるが、そうも言ってられなくなった
というのも11話を見てから1話を見直してみたのだが、何度も見たにも関わらず今さら気づいたシーンがあったからである
それはわかば出現直後、りんに殴りかかられた瞬間である
わかばの目の中
…お分かりいただけただろうか…?
もう一度
!?
誰なのこれ?絶対おかしい!
わかばの目に突然現れる笑顔の女、髪の色からして姉妹の誰かだろう
これ、りんが映っている状態から唐突に「ぐりゅん」といった感じで下から出てくるのだ
下から回ってきたスロットが止まった瞬間みたいな
一度気付けばスロー再生しなくてもわかる
とても怖いので、是非見てみてほしい
これがななし=りりなのか?
りりだとしたら何故に笑顔なのか?
既にわかばと会う目的を達したから?
確かにわかばは今出現したのだから、それも考えられるが…
だとすると、今りりはわかばの中に存在しているのだろうか?
それともりんの中に?
じゃあ8話でわかばをコカしたのはりり?
人格がりりでないとしたら記憶の葉に触らせないように、りりだとしたら単にヤキモチで…
なんなら3話で電車から落ちるわかばを助けたのもりりか?
いささか冷奴が過ぎるかもだが、しかしここに何かがいることだけは事実なのである!
首の部分がちょっと変、包帯みたいなの巻いてる、怖い…
11話を見て一度は「ななし」の存在自体を考察から消去しかけたのだが、そんなこんなでよりいっそう存在確率が高まってしまったのである
これがりりだとしたら、今の目的はわかばの記憶を取り戻すことか?
りりとは別の人格だとしたら、姉妹を自由に生きさせるため?
うーん、りりと別人格説は考えなくて良い気もしてきた
とにかく本題からは外れてしまったが7人目、もしくは0人目は存在したのである
…単に記憶の葉の情報がわかばの目に映った、とも考えられるが
次にワカバ説
「好きに生きて」という言葉はそもそもワカバが言ったもの、ワカバが消したと考えるのが理由としては妥当だ
ただ、いつどうやって消したのか?
未だに赤い木は健在で姉妹たちを、つまりはりりを苦しめている
ワカバが目的を遂げ戻って来たとは考えにくいのだが、もし仮に何らかの形で一時的に戻ってこられたとして、怪しいのはこの船だ
なぜこんなところに船があるのか、1話を見た時点では疑問にも思わなかったが、11話で世界の謎がある程度解明されてすこぶる疑問に思うようになった
軍艦島の陸地内に、このような船はないのである(ざっと検索した限り)
ここはワカバが正確にプリントアウトした島、そのような異物が自然に入り込むとは思えないのだ
そしてここは「最近崩れた場所」らしい
この島にまだこんな場所があったなんてな、とりんも言っていた
船は地中に沈むように隠されていた?
それが赤霧による侵食で周囲が崩れ、露呈
りょくが生きている時には葉のロックとメモの改竄は既に行われていたはず
姉妹が目覚める前にワカバはやって来て、またどうやってか7島方面へと戻った?
または分身のようなケムリクサを送ってきた?
その際に水と、自分の分身が生まれる何かを船に残していった…いやそれだと長いこと見つからなかったのはおかしいか
みどりちゃんからわかばが生まれたのは、船の中の水を回収している最中である
あとここ
りな、と書いてあるように見えなくもない
書いてあったとして意味は全くわからないが
さらにここ
なんか落書きのような…さすがにこじつけだろうか
りなが舌ペロしているように見えなくもないが、下ぶくれ過ぎるか
11話視聴前まではほとんど考慮に入れてなかったが、今考えるとあの水に何かが含まれていた可能性はかなり高い
それとやはり1話を見て気付いたのだが、りなこが抜け駆けして水を飲もうとした直前
船の奥のこの部分が、もわーっとせりあがって来ていたのである
静止画だとわかりにくいので、ここも是非よく見てみてほしい
無論とっくに気付いていた人も多いだろうが、自分は見返してようやく気付き、そしてちょっと怖かった(←いちいち怖がりすぎ)
アカムシにも赤霧にも見えず、灰色の霧だかケムリだか、または何かの物体に見える
でもこれを察知して、りなこは覚悟を決めたのだろう
りつ姉も、この時に大型アカムシの音を感知したのだ
この島で3体も連続で現れるのはおかしいとりんが言っていたので、水の発見やわかば再生に関連した現象なのだろう
船が露呈したことで、最大障壁であるわかばに気付いたのだろうか?
この頃にりんは
「大規模な赤霧、りょくの時もそうだった」
「ムシの出方は、りくの時と似ている」
と言っている
どちらもケムリクサにアクセスできる姉妹で、今回もやはり元ケムリクサ・マスターのわかば
全てに意味があるとしたら、やはり何か関係があるのだろう
まとめると、あの船を使ってワカバ(的なもの)来訪、分割後のりりを見つける
目的を知ったワカバは記憶の葉をロックし「好きに生きて」とメモを改ざんし去って行く…
なんとカッコいい漢だろうか
あと大穴で、りなむが改ざんした説にも一票
もちろん悪意ではなく、姉妹たちを守るためである
だとしても後半はわかばに懐いていたので、考え方も相当変わっているだろう
現在「りんの本体の葉に潜んでいる説」が正しければ、この後に必ず助けてくれるはずだ
でも、りなむ本人も消えないでほしい…
◯現在のBWEは何のためにあそこにある?
今、わかばとりんが乗っているあのBWEだ
これはななし=りりか、ワカバのどちらかだろう
道を作り、何かしらの機能を使って赤い木へと向かったのではないか
ななしだとしたら、もちろんワカバを救うために
でもわかばの目に映ったあの顔は、今もりんかわかばの中に「ななし」がいるようでもあった
だとしたら「ななし」はむしろ、ワカバが消した目的を思い出させようとしている可能性が高い
となると、BWEを動かしたのは一度帰ってきて再び旅立ったワカバか?
巨大みどりちゃんとしての役割を終え、次は直接対決に挑もうとしたのかも
こっちのワカバも死なないでほしい…
◯わかばは何者?
前回考察では「最初の人の転生体であるみどりちゃんが、姉妹らを守るためわかばを産んだ」みたいなことを書いて見事に玉砕した
むしろみどりちゃんそのものが、ワカバの転生体である可能性の方が高い
11話を見る限り、転生体というより分身だろうか
アカムシから身を守るため、最も役立つアイテムとして姉妹たちの前に現れたのでは?
では6島の壁にぶら下げたのはりょくではなくワカバだったのか?
もしかしたらワカバ自身にも、自分そっくりなわかばが生まれることは予想外だったのかも知れない
脳の情報がまんま複製
船に残されたワカバ由来の何かと、偶然反応して生まれた
でもみどりちゃんは人に使っても大丈夫なケムリクサのはず、ワカバの言っていた「弊害」が起きることはないはずだが
あのみどりちゃんも、赤い木同様に少しずらした色を持っているのか?
りりによって学習したワカバが、通常の緑より強力なケムリクサを作っていたとしても不思議ではない
というか赤い木の汎用性に対抗するにはそうするしかないだろう
青もおそらく、通常の青ではないのではないか?
だからシロムシたちは、青いケムリに支配されることを嫌がったのではないか
かつて船長が持っていた青とは違うのである
まとめると、
わかばは進化型みどりちゃんが、ワカバ由来の何かを吸い込むことで発生した「弊害」である
…うん、きっとまた玉砕だろう、むしろそうなることを望んでいる!
12話でもたくさんアワアワさせてほしい^ ^
言うまでもないが、実際のわかばは弊害などではない
りんの「すき」であり、姉妹や我々にとっては希望でもあるのだ
だから生きろ!わかば!!
ついでに赤い木も、無害になってりりと一緒に生き続けてほしい
◯12話放映の3/27、ニコ生で20時から6話〜11話一挙放送をやるそうです
ニコ生
タイムシフト放送はなくリアルタイムで観るしかないようですが、時間が合えば是非!
ちなみに3/27は自分の誕生日
姉妹たちもわかばも、そしてりりもワカバも生きていてくれたら、もう最高の誕生日プレゼントなのだが
ここすき
うちの猫が腎不全になってしまいました……
勝手なお願いですが、支援して頂けると大変助かります…
下記から購入すると自動的にAmazonからうちに届くらしいです
https://www.amazon.jp/hz/wishlist/ls/3DOOFDUACW01P?ref_=wl_share
もし使い切れない位に届いたら知り合いの猫シェルターに寄付いたします
管理人
ケムリクサ、Amazonプライム
ケムリクサ 第11話 感想と考察
ケムリクサ第11話、感想と考察です
今回はパラダイムシフトというか驚愕の連続というか、とにかく情報量多すぎ…
あと前回の考察があさっての方向すぎて自分でびっくり、妄想乙だった
まあでも気を取り直してあらすじです!
最初の人の名前は「りり」
「地球の文化財を転写」している最中、突然湖の中から出てきたのだという
りりを助けたのは
ワカバ!
名前もそのまま「ワカバ」と呼ばれている
りりはワカバが大好きで、ワカバもりりのことをとても愛している
まるで親娘のようだが、りりはもう少し違った感情を抱いているかも知れない
りりには両親がおらずりり自身も死んでいたが、転写されて別の身体で生き返ったらしい
ワカバは地球外生命体であり、重要文化財の保存を請け負っている
ケムリクサが大好きな研究者である
今は地球の文化財をケムリクサを用い転写してプリントアウト、街を再構築している最中のようだ
それにはバケットホイールエクスカベーター、そしてシロムシたちが大いに役立っている
BWE
ヌシっち
ワカバが「船長」として、彼らに指示を与えているのだ
仕事づくめの日々だが、ワカバはそれを喜びとしている
けれど寂しがりやのりりは、できればいつでもワカバと一緒にいたいと考えていた
両親のいない地球に帰る気もなく、ワカバがりりの全てなのだ
とにかく、ワカバのことが大好きなのである
しかしある日
過労でふらつくワカバを見たりりは、仕事ばかりで死んでしまった両親の姿をそこに重ねる
ケムリクサの性能を上限まで使い切れば、この仕事はいったん終わるらしい
実はかなりの天才肌であるりりは、ワカバのためケムリクサを抑えるケムリクサを調合しようとする
出来上がったのは
赤いケムリクサ
りりはこの子を育て、ワカバの負担を少しでも減らそうと考えたのだ
早速お水をあげようとその場を離れたりり、その背後で…
記憶の葉の光景を見たりんは、かつて最初の人とわかばが一緒に暮らしていたことを知る
わかばにも多少は葉に映る光景が見えたようだ
りんはわかばに続けろと促し…
やっちまった…
ケムリクサを抑制する機能を持つ赤
橙と黄色を紫につなげて作られたが、そのうちの紫が自律行動を始めてしまったらしい
そして、とてつもない勢いで増大
ワカバを想いしたことで、最悪の事態を招いてしまった
りりは…
ワカバはりりの行為を責めなかった
自分のために、りりはこんなことをしてしまったのだ
それは僕のせいだと
「りりは独りになるの、人一倍怖いよね」
「気づいてあげられなくて、ごめんね」
りりを不安させてしまった僕が悪いのだと
そして「こんなのよくあること」と言ってりりをなぐさめるのだ
むしろ初めてでこの出来は凄いことなのだと
だが、天才が生み出したケムリクサは一筋縄では消えてくれない
凄すぎたのだ
純粋な赤ではなく、ややずらした色でも活動ができるように作ったらしい
だから青の壁も難なく突破し
さらに「新規」も無効化されてしまう、応用性がかなり高いケムリクサだ
突然、打つ手がなくなった現実を突きつけられるワカバ
考える間も与えぬ危機に
シールドを作ってりりを守り、そのまま安全な場所へ移動させようとする
「また会えるから、心配しないで、すごく時間かかっちゃうかもだけど…」
ワカバは約束する
でももし、ダメだった時は…
「好きなことして、楽しく生きて」
そう言って、赤い木の中へ自らを…
…ワカバの名を叫びつつ転送されたりり、眼前には続々と立ち上る壁
さらに、空へと昇る赤と緑の木
赤は宇宙にまで届く勢いだ
1島へと放り出されたりり
すぐにワカバの元へ行こうとするが、壁は無情にりりを拒む
りりは、壁の前でワカバを待ち続けた
来る日も来る日も…
そして10日後
ついに壁を破って赤が侵入
(ここで現実の声が響く)
今、ワカバが困っているかも知れない
りりは待っているだけじゃなく、自ら大好きなワカバを助けようと決意する
大人にしか扱えないケムリクサの壁、ならば今すぐ大人になればいい
自らをケムリクサと化せばそれが可能だと
7枚の葉を用意し、失敗に備えた防御策をも織り込む
そして僅かな逡巡ののち、りりは葉を起動させた
目的は…
目覚めたりんは、最初の人「りり」と自分たちの、あるいは自分との関連に気付いたようだ
だが、それを伝えようとした相手は…
無防備なりんを守るため、わかばは赤い根に刺し貫かれていた…
…いやいやいや、ここで死んでどうする!
やっと世界の謎が分かりそうなのだ、りんとの過去も
りょくにも伝えると約束したはず
だから死ぬな、わかば!
ー感想と考察ー
感想、話が濃すぎる!!
情報整理が追いつかない、一体どんな頭してるんだろう作った人
あと最後あまりのことにあらすじではなくなってしまった
スタッフロールに倣い過去編はワカバ、現代編をわかばと表記します
◯この世界は巨大な宇宙船?
「この下に地球があるってことだよね、お船の」
というりりの言葉は
・BWEがお船
・地球の上に大きなお船
・地球がお船
と、3通りの解釈ができる
また、
「本当は、その星の人にバレちゃダメなんだけど」
というわかばの言葉から、地球人はこの文化財転写の件は知らないと思われる
なのでBWEの下がすぐ地球というのは無理があり、建物を下から引っ張り上げるような光景からも考えにくい
地球の上に船だとすると、ここは地球そのものではなく地球上空、それも地球人にはバレないような形で存在していることになる
プレデターの宇宙船のように姿を消している?いずれにしろ途轍もない大きさだ
りりの住んでいる場所と、わかばが島を作っている場所は壁で隔てられている
空色にも見えるが、どちらかというとシアン(青緑)だろうか?
りりの居場所は地球の僻地っぽいイメージもあるが、BWEとか目撃されたらえらいことなのでたぶん違うかと
不可視シールド的な技術があるとしても、わざわざリスクを犯す意味がない
プリントアウトされた島々のある空間がわかばの仕事場で、そこ以外は宇宙船の居住区みたいなものなのでは
また、位置的に地球上空じゃなく、地球とは全く別の場所にある作業場とも考えられる
そこから空間転移技術で地球にアクセス、情報を吸い出して転写しているとか
りなの能力を考えると十分あり得そうだ
地球がお船…だった場合はとても難しい
りりは地球に住んでいたのだから、地球のことは知っているはず
その地球を「お船」と呼ぶからには、何事かあって地球そのものを移動させている感じになってしまう
わかばたちは地球ごと宇宙を旅している?
昔「宇宙船地球号」という言葉があったけど…
例えば何か太陽系規模の天変地異があって、それから地球を保護したとか
太陽が大膨張するのはもっとずっと未来の話らしいし…やはり地球がお船は全然わからん
今はおおざっぱに、とにかく地球上空に陣取っていて、こっそり文化財を転写していると考えておこうと思う
その転写する対象を、それぞれ「島」としてプリントアウトしているらしい
それが姉妹たちの言う1島〜10島になった
とても高い建物の島というのが新宿(10島)で、その作業途中で事件が起きたからあそこで行き止まりになっていたと思われる
もしあそこから落ちたら地球に到達するのだろうか?それとも宇宙空間に放逐される?
◯「星の文化財の途中経過をねー」
途中経過とはなんぞや?
途中経過と言うなら全ての事象が途中経過だと思うが、わざわざそれを言う以上その先が既にあるのか
つまり言葉通り受け取ると、未来人が絡んでいるとしか思えないのだが…マジで?
現代にせよ未来にせよ、とにかく高度な文明を持つ地球外知的生命体(以降宇宙人)が、様々な星の文明を「文化財」として保存しようとしているっぽい
地球はその中でも大規模な仕事らしいが、わかばにもそうする理由はわからないとか
彼は根っからの研究者なのだ
もしかしたら宇宙人ではなく宇宙に移住した地球人かも知れないし、やはり「途中経過」という言葉から未来の地球人が過去の文明を調査している可能性もある
でも「無くなる前に」とか言っているので、未来人ならもっと十分に余裕を持った時代に来れるのではとも思える
ワカバの体のつくりはりりとは違うらしいので、少なくとも現代の地球人ではなさそうだ
◯湖?
3つの巨大な湖のようなものが見える
これは宇宙船内に作られた水場だろうか?
少なくとも地球の湖には見えない
◯りりは湖から出てきた
転写作業中だったらしいので先程の人口湖のことかと思ったが、「あの大きい湖でね」という言い方は地球の湖を思わせる。琵琶湖?
「ぶはあ」と出てきたらしいが、1話でわかばもそうやって出てきてた
りりは既に純粋な地球人ではない、ケムリクサの機能でプリントアウトされた人格の転写体である…と思われる
しかし、ケムリクサそのものでもないらしい
少なくともりりの認識としては、分割して初めてケムリクサになるのだ
生き物は転写されないはずということは、死んでいたからこそりりは現れた?
肉体がなければ転写もできないだろうから、まだ死んだばかりだったのかも知れない
ただし、死んでいたことはワカバも知った上で疑問に思っているので、死んでいたから転写できたという考えは違うのかも
さらに、りりは自分が死んでいた事情をよく知らない
「私、一度死んでたんだよね?」とワカバに確認している
転写作業中の事故とも考えられるが、だとしたらその可能性にワカバも気づくだろうし、ワカバほどのエキスパートがそんな失敗をするとは思えない
そもそも、りりが本当に普通の地球人だったかが怪しい
ケムリクサの才能がありすぎるのが気になる、りりのおかげで仕事の精度までが上がったらしい
あとやはり服装も…いや服装はわかばが与えたのかな?偶然にしてはあまりにセンスが似通っている
ちょっと飛躍すると、もしかしたらりりの「両親」というのが自主制作版、旧りんと旧わかばとか?
それならケムリクサの才能やら純粋なヒトではないとか服装とか、その辺は解決できそう
あの2人は確かに働きすぎな感もあったし、りりの嫌いなタバコも吸っていた
では、知り合いというのは他の姉妹たち?
だとしたらほぼ人類絶滅ということになり、文化財が無くなる前にという言葉も頷ける
しかしだとすると、過去の地球でもケムリクサ・ハザードが起きていたということになってしまう…やはり飛躍しすぎか
またはもし地球が「お船」になっているとしたら、地球人も既にケムリクサを利用、あるいは研究していたとして不思議はない
なんせ宇宙規模で使われている技術なのだ
りりの両親がその研究に携わっていて、その研究で作られた子供がりりなのかも
だとしたら両親もりりも死亡していたというのは、その研究に関わる事故だった可能性もある
りりを助けるため、両親は自らを犠牲にして新たな生命を与えようとしたとか…
まあ可能性だけならなんとでも言えるのだが、その位しか思いつかんかった
あとは次回を待とうと思う
◯ワカバは誰に怒られる?
地球の人に知られちゃいけない、にも関わらず知られるどころか地球人(元)と暮らしている
このことがバレると怒られるというのだが、取引先、上司、あるいは銀河連邦的なカッコいい何かに怒られるのだろうか?
今回の件は初めてのケースなので「大丈夫だよ、たぶん」とワカバは言っているがあまり大丈夫じゃなさそう
こういう場合すぐに報告しないとダメだと思うが、特に上司などいない個人事業主なのかも
いずれにしても、もし咎められた場合の罪がちょっと怖い
今回の件も、もし赤い木がなんとかなってワカバも復活したとして、仕事的にはかなりの大失態だろう
まさかその辺も描かれるのか?
◯人類は滅んでいない
先ほどの妄想的考察と少しかぶるが、りりにも地球に知り合いがいるらしいので、とりあえず人類は滅んではいないのだろう
りりとその両親はたまたま死んでいたが、人類滅亡とかではなさそうだ
しかし「なくなってしまう前に」という言葉から、近いうちに地球は滅亡する運命にあるか、または文明だけは既に滅んでいるのかも
でもワカバはりりに「地球に帰りたい?」と聞いていた
もうすぐ滅亡する星に帰そうとするとは思えないので、前者はないか
文明だけが滅んでいるか、変質している?
現在の地球とはかなり違っている可能性はまだあり、それがりりの状態と関係しているのかも知れない
◯ヌシっち、ヌシじ、ヌシぞう
りなちゃんズとなんらかの関係があるのか
ヌシたちの名前の記憶はりりにもあるはずなので、それがりなに受け継がれたのだろうか
8話でのシロムシ合体シーンは、りなが色をなくした状態と似ていた
まあそれ言ったら9話でのりょう・りょくもそうだったけど、増えたり合体したりができるのはりなだけだ
1話でアカムシを「ぼっこぼこにして食ってやるな!」と言っているので、過去に食ってきたムシの能力・記憶を得たのかも知れない
そもそも紫ケムリクサで作られた建造物を食っていたことも関係してるだろう
ヌシは自律思考をしているが、重要な決定はヒトやケムリクサによる指示が必要
地球外生命体がケムリクサの技術、及びナノマシーン技術を駆使して創ったのか
意識を持っているということは量子コンピューター的回路も使われているかも
◯姉妹たちとの共通点1 「りり、ムシ好きだから」
これがりょうに受け継がれた部分かな?
りょうもシロをめっさ可愛がってたし
戦闘狂のほうはわからんかった
◯姉妹たちとの共通点2 「まだかなまだかなー」
これは1話でのりな(りなこ)だろう
◯姉妹たちとの共通点3 「わしわし、わしわし」
わしわしといえばりくしかいない
◯エラー
大人にしか操作できないというが、大人と子どもをどう判別するのか?
確かにりくは葉を開けるようになっているが、それは自らがケムリクサになっているからではないか?
ワカバは何もないところからりりを逃がすボックスを出していたし、緑の葉で自分に機能を与えたりしていた
壁はりくにも操作できなかったらしいので、これは「カンリイロ」の関係でワカバ&わかばしか開けないような設定になっているのだろう
つまり最大の目的である壁の操作は、分割後もできないままだったのだ
ぶっ壊したりして何だかんだで突破できたようだが
・姉妹たちとの共通点4 「これからたくさん覚えられるってことだし!」
もちろんりょくだろう
地球のヒトは好奇心が強いらしい
ワカバも十分強いと思うが
◯BWE
バケットホイールエクスカベーター、普通に飛んでた!
シアン?空色?の葉の能力で浮いているらしい
そしてそのケムリクサは今もまだ生きていて、BWEも浮いている
つまり、りんやわかばが使えるということだが、使うのだろうか?
みどりちゃんで治せば使えそうである
これもプリントアウトしたもの?だとすると重さもオリジナルとは違うのかも知れない
そもそもわかばが車輪とか軽々と持ち上げていたのも、重さが本来のものとは違っていたからなのかも
あとこの世界が地球ではないということは、重力も違う可能性が高い
この前書いた藍ちゃんの落下速度なんかもこれで説明がつく
◯新しいのを育てるのに長引いてね
今日は、新しいのを育てる仕事をしてきたという
新しいケムリクサの開発?
または「すごく大きいケムリクサを育てているようなもの」という言葉から「新しい島」とも考えられるが
この時「何かが育ってるって素敵だよねー」と、りつ姉と同じことを言っていた
わかばメモによればケムリクサ育てトークでいつも盛り上がっているらしい
実は最も気が合う相手なのかも
◯僕らそこまで意味見てないからなー、面白い文化だよね
ワカバの種族には料理という概念がないらしい
ちょっとかばんちゃんと博士の関係を思い出す
博士は知ってておねだりしてたけど
そしてワカバには仲間、もしくは同じ種族のヒトがいる
当たり前だが、仕事を依頼した請負先もいるのである
…これ、あと1話で全て説明できるのだろうか?
りつ姉、りな、さらにいないはずの3姉妹の件まであるのだ
希望としてはある程度解明しつつ締め、あとは2期に繋げてほしい
◯姉妹たちとの共通点5 毒
ワカバが喜んでくれて赤くなっている
記憶の葉の影響があったとはいえ、これはりんにつながる
りりはワカバが大好きだったのだ
◯姉妹たちとの共通点6 「ワカバは本当にケムリクサが好きなんだねー」
りつ姉だ、しかもキラキラしている
りつ姉も、3話では語尾に「にゃ」をつけなかった
違和感と恋人みを感じてしまったが、そういうことだったのか
りりはワカバがケムリクサの話してるのを見るのが好きらしい
そういえばりなじ?も、4話でケムリクサについて早口になるわかばを微笑ましそうに見ていた
こじつけもあるが、一応これで6人の特徴と一致した
りょうのバトル好きだけは不明だった…何か見落としているのかも
無理に推測すれば「自分自身を許せない」という強い思いを、自分が作り出したアカムシに重ねているのでは?
その割にりょうが嬉々としているのは元の記憶がなく、とにかく「倒す」「戦う」という方向にだけ意識が向いているからかも知れない
そういえば「寄生獣」の後藤は「人を食う」という本能的感情が合体により増幅され、結果戦いを求め続ける戦闘マシーンになっていた
あれと同じ感じだろうか
◯りりのケムリクサ操作能力
りりから見て左から、
みどり
ももちゃん
うすいろちゃん?
に見える
標準仕様や強度を事前に設定できる、この辺は6話でわかばも似たようなことを言っていた
しかし
融合させて橙?にしてしまった…ワカバもびっくりしている
折ってか切ってかしてからつなげ、同じ色になると上から順番に使えるらしい
言い方からして、元の色2種類の機能を連続で使えるという意味だと思う
元の色が何だったのか分からなくなっちゃいそうだが、りりやワカバには見分けがつくのだろう
◯目がいい、記憶力、好奇心
地球の人の特徴
ワカバの種族にはそれが足りない?
そうは見えないが、それはワカバが研究者だから能力的に特化しているのかも
目や好奇心はともかく、記憶力というのがちょっと気になる
地球人の方がワカバたちより脳力的に上ともとれる発言だ
それはりりのことだけを見てそう思ったのか、他の地球人のことも知っているのか
りりは脳以外の記憶機能を持っている?
◯地球のヒト、地球外のヒト
わかばは地球の人ではなかったが、「人」ではあるのだろう
ケムリクサを人に使っちゃいけない、人は複雑だから何が起こるかわからない、というのはワカバたちを含めた人のことと考えられる
◯ケムリクサを人に使ったために起きた弊害
部分的に変質
=りつ姉の耳、りょくの髪の目
記憶が消えた
=わかば 、姉妹全員
脳の情報がまんま複製
=りな
ということか
最近の色ならそこは解決というのは、下手したらもっと酷いことになっていたのかも
例えばアカムシのようになってしまうとか…
でもみどりだけは人に使え、機能強化・治癒・復元などの機能があるらしい
かつてりりにも使ったらしいが、遺体を転写した際のことだろうか?
ワカバはその時のことを思い出して「助かって良かった」と言っている
そして食べられるのはうすいろちゃん
転生?したわかばも直感的にこれを食べている
ケムリクサ状態になった姉妹はこれを「混ざっちゃう」として食べていないが、最初の人のメモにそう書いてあったのか?
◯うすいろちゃんは炙られている?
2人の食糧はケムリクサ、うすいろちゃんだ
11話の狼煙では見えなかったが、葉を爪楊枝みたいなので刺していた
しかもこれ茹でているのではなく「炙ってみた」らしいのだが、明らかに液体の中にあるように見える
藍ちゃんが浸かっているのと同じ何かか?
液体のようで液体ではなく、物質を浮かせる気体?
「砂の惑星」という映画に出てきた見えない鎧を思い出したが、あれは気体ではなかったな
水は水で用意し「お茶も作ったんだから」とりりは言っているが、食事シーンはカットされている
この小さなうすいろちゃん1枚を2人で分けて食べたのだろうか?
1枚の葉で壁を作るぐらいだから十分なエネルギー量があるのだろうが、食事と言うには一瞬すぎて味気ない気がする
膨張させたりしたのかも
◯プリントアウトは紫で行う
BWEに接続された木が紫に光り、そこから伸びる枝か根で物質を転写しプリントアウトしている
やはり水が重要な役割を果たしているようだ
この紫と同一かどうかはわからないが、りりの作った「赤い木」には紫が使われており、それが自律しているという
まだ紫の木は残っているので、もし生きていれば緑と融合させて赤を治せないだろうか?
シアン(空色?)の葉が生きていたので、紫の木も大丈夫かも知れない
その前にわかばが生きていればだが…
◯転写してプリントってそもそも何?
紫にその機能があるようだが、どういう仕組みで物質をコピーしているのか?
建物は内部構造まで正確に再構成されているが、木だけでそこまで精密な作業が可能なのか?
作業中、ワカバがヌシぞうに位置指定をしている
最初BWEや紫の位置修正かと思ったが、この時ヌシぞう自身が横に移動していた
ヌシぞうの位置がプリントアウトされる建物の位置に対応しているかのような
だとしたら元の建物の構造もまずヌシぞうにデータ転送され、そこから紫に指示を出してプリントアウトしているのかも
そういえば、りなぞうは過去に4島で何か建物を作っている
「あいつらがいたら、道ごと作っちゃえたのにな!」とも言っていた
数の問題かりなぞうの才能か、みたいなことを書いた記憶があるが、りなぞうにヌシぞうから受け継がれた特別な建築能力があったとしたら面白い
ただそうなると、ヌシとりなとの間に深い関連があることになってしまい、大変考察が難しくなる
さすがにヌシまではひょいぱくしていないと思うのだが…
◯島一つ分ずつが仕事の単位?
軍艦島なら軍艦島、スペースワールドならスペースワールドと、島ごとに区切っている
島ごと、つまり街ごとプリントアウトならともかく、建物単位で行うとなると相当煩雑な作業になりそう
電柱とか鳥居まであった
おそらく新宿はたまたま高層ビルが多いので、建物一つずつを引き出す描写だったのかも知れない
◯乾かして問題がなければいったん完了
できたてほやほやは何かで濡れているらしい、樹脂的なケムリクサ成分だろうか?
ワカバは「水がちゃんと行き渡ってないとすぐに廃墟になっちゃうなー」と言っており、実際崩れていた
水を行き渡らせるのはそれなりに難しいと思われる
赤い木の暴走後はこの世界の水を大量に吸われているはずで、おそらくワカバの緑もそれに対抗するように水を吸っている
それで姉妹たちの世界は廃墟になっていたのか
◯精密かつ大型の草が必要
なので、ワカバに依頼が来たのだという
つまり、ワカバはケムリクサに関してかなりのエキスパートであると思われる
どんくさいーとか、お人好しーとか、よく言われるらしいが
そっち方面にだけ才能が特化しているのだろう、研究者にありがちなイメージがある
◯「すごく大きいケムリクサを育てているようなもの」
さっきも少し触れたが、それはプリントアウトした島々のことを指しているのか?
水が必要というところは確かにそんな感じがある
依頼の最終目的は、地球全体の文明を複製すること?
ということは、りんたちのいる世界も全てケムリクサで出来ているのか?
白い霧までケムリクサ由来なのだろうか?
しかし、ワカバに転写されて生まれたりりはケムリクサではないらしい
地球の人、ということになっているが…
りりについてはまだまだ謎が多いのである
◯タスカル
これはワカバの口癖だった
この時代から、ワカバが「タスカル」ことがシロムシたちの「スキ」だった
だからシロは、ちょくちょくわかばにそう聞いていたのだ
これを知った時はかなり感動した、と同時にシロに聞けば色々わかるのでは?とも思った
なんせヌシなのだ
聞かれないから答えないだけで、聞けば普通に教えてくれたのかも
◯ダメだよそれ触っちゃ
ここはぞくっときた
何か意味があるのかなーとは一瞬思ったが、せいぜいみどりちゃんを触ってりつ姉に怒られた記憶とか、自主制作版とつながっていてりなちゃんズに舐められた記憶が残っているのかも、程度にしか考えてなかった
まさかこんな形で、しかもあっさりとこの言葉を言われるとは
ライナーの壁上告白と近い感覚を味わわされてしまった
これの意味するところは、今のわかばにも潜在意識下に記憶が残っているということだ
ワカバそのものなのか、あるいは「脳の情報がまんま複製された」上で記憶が戻らない別個体なのか
あとでもう少し考えてみたい
◯オバケになった人の話しちゃうよー?
この場合のオバケとは幽霊的なアレではなく化け物という意味だろう
すぐに思い浮かぶのはアカムシである
過去に起きた事故で、アカムシの赤ではないバージョンになってしまった人がいたのかも
もしこのケムリクサハザードが地球にまで及んでいたとしたら…1話のアカムシ苦しそうにしてたり悲鳴あげたりしてたし
地球人にバレるどころかアカムシ化までさせちゃったとすると、これワカバ怒られるどころじゃ済まないのでは?
なによりもりりが切なすぎる…
でもそうならないようにと身を呈したのだから、少なくとも地球にまでは影響出ていない、と思いたいが
◯みどりの葉で全身の調律をしている
これで全身の調律をしているのだという
…調律?
楽器的な性質を持つ生命体なのだろうか?
そういえば、ケムリクサにはそれぞれ独特の音があった
本来の機能に戻したり、強化したりも出来るという
この時わかばの左手が緑色に光っていたが、これは何かの機能を付与していた?
りんがみどりちゃんを吸うと身体の一部が光って強化されるが、それと同じ状態だろうか
りりはこの匂いを「タバコ」と認識して嫌っている、実際くしゃいようだ
両親のどちらかが吸っていたのだろうか?
身体に悪いという認識もあるようで、ワカバのことも案じている
そういえば9話で、りょうが霧を吸ってるような描写があった
単に寒さの演出だと思っていたが、くしゃい緑の代わりに白霧を栄養としていた?
じゃあこの直前にりなが白霧をひょいぱくしてたのもなにかの伏線?
あとこの時、りょうはわかばを「良い匂い」と言っているが、もしわかばがみどりちゃんで出来てるなら「くしゃい」と感じるのでは?
うすいろちゃんの匂いで上書きされてるのか?
それとも「タバコ」として使う時だけ匂いが変わる?
うーん、わからん
◯今の草の性能を上限まで
今回のわかばの仕事は、それでひとまず完了すると
「性能を上限まで」の意味が実はよくわかっていないのだが、葉のように使い切って消える、または枯れるまでということだろうか?
…それだとかなり可哀想なので、本体はちゃんと生きているということにしよう
そしてこの何気ない一言が、このあとのりりの行動につながるのだ…何が災いするかわからない
◯赤い木はケムリクサキラー
ワカバの身体を想い、りりはケムリクサを抑える赤い木を作り出す
おそらく観ていた誰もがここで「りりやめるんだあああああ!」と叫んだことだろう
りりがやっちまったって所だけ考察合ってたけど…これはかなりツライのだ……
何がつらいって、この赤い木もりりのために動いているってところだ
本体があり核がある、みどりちゃんと同じく生きているのだ
りりのことを、もしかしたら「好き」と思っているかもしれない…
そう考えると、どう転んでも悲しい結末しか見えないのだ…
あとこれ、わかばがうすいろちゃんを育てている鉢と同じだ
たまたま、じゃないんだろうな…
◯今回のOPは11分経過後
体感的には3分位だったが、いつの間にか結構時間が経っていた
前回も少し書いたがOPの歌詞、君=りりだったとすると…
ワカバはりりを救おうとしていた、しかしわかばの方はわからない
無論困っている女の子がいれば救おうとするだろうが、どちらかといえばりん優先ではないか?
りりは今も、姉妹たちとは別のどこかにいるかも知れない
だとしたら赤い木か7島のみどりちゃんのどちらかだとは思うが、もし彼女を犠牲にしなければならないとしたら、わかばはどちらを選ぶだろう?
やはりツライのだ…
◯「間抜けそうな顔をしていた」
ここで現在に戻っていた、もうあっちの世界に見入っていたのでちょっと意表を突かれた
りんは意外にも記憶の葉で見た状況をきちんと理解していた
わかばがいて、最初の人がいて、一緒に暮らしていたと
島をケムリクサで作っていたらしいことを伝えられ、わかばは驚きながらもやや納得していた
その程度のことはできなくもない、という認識がケムリクサに対しすでにあったのだろう
そして最初の人がえらくお前に懐いて…
ここで記憶の葉を取り出したりんは、
「この葉のせいで顔が熱くなるのかと、前は外に出すと少しマシになっていたが」と、かなり恥ずかしい告白をわかばにした
わかばに「そんなことしてたんですか!?」と言われていた
…かわいすぎる
なぜ出会って早々に毒が回ったのかの答えがこれだった
記憶の葉を持っていたせいで、りりの「ワカバ好き」がりんの本体にまで影響していたのだ
…だとすると、りょうが持った状態でわかばに会ったらりょうが毒にやられていたということか
それはそれで見てみたい
この期に及んでりんは「お前、断じて薬ではないからな!」などとのたまっていたが、今や葉を取り出してもドキドキは止まらない
りりの「好き」は、既にりん自身の「好き」になっていたのである
わかば最初からカッコ良かったからなあ、それも仕方ない
いい加減認めろと言いたいところだが、今はそれどころではないのである
◯記憶の葉ロック解除はパスワード制?
わしわし
前回わかばが記憶の葉に触った時、最初は失敗していた
その時の音がスマートフォンのパスワードを間違えた時の音に似ていて、今回りりが緑の葉をわしわししていた時にも同じ音がしていた
わかばは「目を書くように」と言っていたので、おそらくテンキーの4268あたりををなぞる形かと思われる
りょくならその位気づきそうなので、やはりわかばでなければ開けない二重ロックだったのではないか
りんは赤い木の所まで見ていた、もちろん思うところがあったらしい
続けろ、とわかばに言い再び過去へ…
◯赤に包まれた世界
初期ならばりりにも止めることは出来たかも知れないが、たぶん一瞬のことだったのだろう
赤い木は周囲のケムリクサを消しつつ、水を吸って大増殖していた
「根が湖に届いたら大変だ」とワカバは言っていたが、その湖は地球上の湖のことだろうか?
仮にそれが日本最大の湖・琵琶湖だとすると、面積は670.3平方キロメートル、平均水深は41.2メートルだとか
かなり大量の水があり、それを吸い始めたら本当に地球規模の大災害になってしまうと思われる
りりを守ると同時にそれを止めようとしていたのか
◯紫が自律している
橙と黄色を紫につなげて赤色を作ったとりりは言い、その中で紫が自律しているんだとワカバ
ケムリクサも木である以上生きているのだろう
りりに目的を与えられたことにより、まるで人工生命プログラムのように活動しているのだ
関係ないかもだが、日本では古来より紫が最も高貴な色とされていたとか
ワカバによれば「よくあること」らしいが、それはりりを慰める意味で言ったのだろう
そしてここまでは、10島での仕事が振り出しに戻った程度の認識だった…
・壁で止めて大きめの緑で
青の強度をコントロールし、大きめの壁を作ったらしい
正六角形は見えていないが、それだけ精密に接合されているということなのか
わざわざ「青」と表示さていたが、青以外の機能もあるのだろうか?
しかしこの壁を
赤い木は難なく突破してしまう
りりは、ケムリクサを消す赤色と、少しずらした色も同時に動くようにしたのだと言う
これが9話の「あまり見ない色だな」につながるのか?
りり天才すぎるのだが、なぜそこまでしたのか…
ワカバを想う一方で完璧主義というか、「より効果の高いものを」という向上心もあったのかも知れない
◯シンキも無効に
おそらく「新規」のことか、もしくは新木?
新しく開発したケムリクサかとも思ったが「緑なら」と言っているので緑の種子なのだろう
形は違うが、藍ちゃんの入っていたボールを思い出す
あとこれ、石畳みたいなのに軽々と突き刺さっていた
それも種子の機能なのか、そもそも石畳もプリントされたもので硬くはないのか
とにかくこれで周囲の水を緑で使い切ってしまえば赤い木はこれ以上増殖できず、さらに緑の効果で破壊された範囲も修復できると
おそらくは一瞬で増大するであろうみどりちゃんを、3つも蒔いたのだ
だが、発芽前に「無効」にされてしまった
ここでいきなり詰んだのである
赤い木はケムリクサに反応したのか、周囲の水を吸いつつわかばたちに向かってくる…
・ワカバ、何に気づいた?
赤い木の上方を見て何かに気づいたワカバ
ここで自分を投げ出す案を思いついたのだ
赤い霧を見ていたようだが…白い霧だけは無効にされてなかった、とか?
◯りりを守るケース
これは葉を使わずに出していた
前回のりりも今回のワカバも、橙ちゃんは突然手元から出現させている
ある程度の機能は、葉がなくても使えるのか?
みどりちゃんで強化し常時発現できるようにした機能?
ワカバは吸って、りりは食べて機能を維持しているのかも
◯「発芽までは上手くいく」
赤霧の届かない自分の体内から発芽させるのだろうか?
とにかく、巨大みどりちゃんで相殺させようと考えているらしい…
もうこの辺ですごい嫌な予感がした
◯わかばもりりから元気を貰っていた
遺言めいた発言出てしまった、ここで嫌な予感は確信に…
ワカバはなぜか、りりが来てからとても調子が良くなったのだという
そして、元気も貰っていたと
りんも、わかばが来てから元気になっていた
わかばも、りんを見た瞬間にキラキラしていた
つまり、相思相愛だったのだ
りんとわかばは過去の影響を受けているのでまだわかるが、りりとワカバまで
この最初の出逢いにすら、さらに過去からの意味が繋がっているのだろうか
◯こんなので、懲りちゃダメだよ
やめなくて良い、ケムリクサが好きならこれからも興味を持ち続けて欲しい
研究者らしい優しさだ
◯移動でしょ!?
この移動方法をりりは知っているらしい
りなの行う空間転送みたいなものだろうか?
◯また会えるから
すごく時間がかかるかも知れないけどまた会えるから、と言ってりりを慰めるワカバ
身を呈して発芽させたあと、長い時間をかけて戻ってくる算段があるらしい
もしワカバが触媒だとしたら、ワカバ自身は変化しないで済むことになる
または新一を治したミギーのように、一度原型を失っても元に戻るやり方があるのだろう
役割を終えたら戻って来れるのだ
◯だめだったら
でも、もしダメだったら…
「好きなことして、楽しく生きて」
これは、あのメモの上書きされた言葉…ワカバが何処かで書き換えていたのか…?
少なくとも一度は戻って来たのか、遠隔で操作したのか
これはこのあと最後の方で考察してみたい
◯りり転送は初期OP
ここ、初期オープニングの逆走シーンだ!
そういうことだったのか…またゾクッと
OP考察で「家に帰るまでが遠足」とか書いていたのが恥ずかしい
ならばここは1島だろう、おそらくはこの場所
1話で3体目の大型アカムシが現れた現場だが、よく見るとケムリクサの壁のようなものが落ちていた
11話を観てから見返して気付いた
確かに不自然な物体ではあるが、最初からこれに気づけた人は凄い
◯立ち昇る9つの壁
壁、りりを守るためにワカバが作ってた…震えた
7島だけかと思っていたが、全ての壁をワカバが、りりを守るためだけに作ったのだ
これは震えるしかない
おそらくは島を作っている時点で、島々を区切るための種子は蒔かれていたのだろう
りりの移動に合わせ、それを起動したのだと思われる
そしてその向こうには、壁の高さをも超え立ち昇る赤と緑の木
あれがりりの生み出した赤い木と、そしてワカバの緑か
発芽は上手くいったようだが、赤が伸びるスピードが速すぎる…いかにも難航しそうな気配だ
◯島を支えているあれ
これらもプリントアウトされたケムリクサではなく、島の沈没を防ぐためワカバがやったことだろうか
それとも宇宙船としての基盤?
光が動いているので今も稼動はしている
自動的にか、ヌシがメイレイを継続し操作しているのか、それともワカバが生きている証か?
プリントアウトした建物は上から乾きつつ完成するらしいので、それが途中で止まっているだけ…とも取れるが
でも島だけはきっと、ワカバがまだ生きてて…
◯りりには操作できない壁
先にも書いたように、これは分割し大人になっても操作不能だった
カンリイロを持つワカバとわかばにしか開けないのだろう
◯その壁を10日で侵食
それで、いくつかの壁に穴が開いていたのか
でもなぜ、7島と9島の壁には穴が開かなかったのだろう?
7島はワカバ本体が中心にいたからか?
あのシャツ
どうやらワカバの白衣だったらしい…
9島に関してはタガメが侵食していたので、穴を開ける必要すらなかったのかも
そういえば「赤い根」が出て来たのは8島以降である
根は7島の壁に阻まれそれ以上進めなかったが、赤霧は横や上を迂回してきてしまったのだろう
そういえばりつ姉が「お山の周りは赤霧だらけにゃ」と言っていた
そしてワカバの手が届かない6島〜2島の壁に穴を開けたのだと思われる
そもそもワカバが最初に出した青い壁は苦も無く突破されていたのだ
これは天才が作った最凶のケムリクサなのである
◯「りんさん、りんさん逃げて!」
ヘッドフォンで聞いていたのでびくっとした
ここでわかば…
◯7つの葉
左から
青 橙 黄緑 ももちゃん うすいろちゃん きいろちゃん みどりちゃん
だろうか
必要に応じて選んだのか、これが今ある全てなのか
どうやってか不明だがワカバもりりも、複数の葉をどこかに持っているらしい
りんたちは体内にしまっていたようだが
これで大人になってワカバを助けに行くのだ
まさか前回の「早く大人にならなくっちゃね」がこんな形で効いてくるとは…
◯プリント前に抽出してる草
天才が早口で喋っていて正直理解が追いつかない場面である
とにかくヒトかどうかを判別する前に抽出する草、があるのだという
ヒトの中にそもそも草が存在していてそのコピーのようなものを抽出するのか、それともプリント対象の情報を「草」に変換して抽出するのか
後者だとは思うが、前者だとしたらやはり現在の地球ではなくなる
いずれにせよりりを転写した時、同じように草を抽出したのだろう
それが今もりりの中にあるのか
それを、
「最初だけつないで」
最初だけ?
「空間的な最初」か、「時間的な最初」かの2通りに解釈できる
空間的な最初だとしたら、りりの葉を一部分だけ他のケムリクサにつなげる?最初に見せた融合みたいな感じか
この時は半分に折ってか切ってかして、出力制限のようなことをしていたように見えた
りりの葉もこうすることで連鎖反応が起き、分割が始まるのかも知れない
時間的な最初だとしたら、まず分割過程の最初の段階だけ、つまり最初のケムリクサとだけつなげる
そうすることでりりとケムリクサとの間で初期反応が起き、あとは自然な流れで他のケムリクサとの連鎖反応が始まり分割を開始する…とか
◯失敗した時のためになるべく
なるべく多めに?
なるべく多くの防御策を?
「分割は、一つを記憶の葉に、前にワカバがやってた指定」
ここもかなり難しいが、おそらく橙の葉は単なるメモ帳ではなく、ケムリクサに対してなんらかの指定ができるのだろう
つまりはプログラムのコマンドである
おおざっぱにしか言えないが、この場合のケムリクサとはおそらく記憶の葉、または分割後の自分全員、つまりは姉妹たち
失敗とは、りりの「意思」が分割後に出現しなかった時のことだろう
その場合でも目的を遂行させるようにプログラムしたのだと思われる
つまり橙の葉はそもそも読むものではなく、プログラムによって自動的に内容を実行させるもの
だから「これを見ているという事は何かトラブル?」という言葉が書かれていたのだろう
その上で、記憶の葉を持っている私に聞いて、と二重で防御策を仕込んでいたのだ
やはり天才である
しかし、その2つともを無効にした誰かがいたのである
◯りりの目的
ここは、またしても泣いた
消されていた目的は世界再生でも世界破壊でもなく、ワカバを助けることだった…
これが泣かずにいられるだろうか?いやいられない(←反語)
世界をどうこうなんて大層なことではなく、世界をどうこうなんて陳腐なことでもなかったのだ
ワカバの所に行き、ワカバを助ける
それが「最初の人」の全てだったのだ
わかばが重要キャラだとは誰もが思っていただろう、しかし姉妹たちの目的そのものだったとは…
宇宙人の代理戦争とか書いていた自分が恥ずかしい…
いや、こんなの思いつくかぁっ!ヽ(`Д´)ノ!
たつき監督、天才を通り越して変態だと思う…(←褒め言葉)
◯連続で3枚
7枚でも6枚でもなく3枚か…これまた難解すぎる
あえて考察するなら色の三原色、もしくは光の三原色の数だろうか?
赤・青・緑=光の三原色
シアン・マゼンタ・イエロー=色の三原色
葉を前にしたりりを下から照らす光は「マゼンタ」「緑」がほとんどで、たまにシアンが含まれていた
ごくたまにイエローと青らしきものも見えるが、緑とシアンが変化する際の見間違いかも知れない
そして最終的に白、もしくは薄色の光となってりりを包み込んでいる
白は光の三原色を混ぜると中心に発生し、その周囲には必然的に色の三原色も現れる
…だからなんだと言われたらそれまでだが
そしてもしこれが途中で止まると、りり自身が消えてしまうらしい
…ロシアンルーレットみたいなものか、怖すぎる
また、自身がケムリクサになれば赤い木の標的になってしまう
赤霧に触れたら溶けてしまうのである
その怖さを認めた上で、ワカバに会えないことの方が怖いと、分割に踏み切ったのだ
そしてりりは…
白い葉となって散り
6人の姉妹となって再構築されたのである
当たり前だが、ここでも泣いた
まさかここでエンディングに入るとは思わず、不意を突かれた
なんて演出しやがるんだ……30分足らずで、ここまで何度も何度も心を揺さぶられたのは初めてかも知れない
りりの散った後に出現した葉は
href="https://livedoor.blogimg.jp/pokumapo-kyoumoe/imgs/a/b/ab1124b7.png" title="IMG_0175" target="_blank">
ももちゃん 本体&記憶の葉 楓(もみじ)
に見えるが、もはやどうでも良い
…と言ったら考察にならないので一応考えてみると、ももちゃんは分割用、本体と記憶の葉はそのまま本体と記憶、楓は…
足りないものを推測すれば…足りないものあるか?
本体と分割と記憶…あ、本体と記憶は別個に考えた方が良いのか
楓の花言葉は
調和・美しい変化・遠慮・隠栖・約束・自制・謹慎・隠退・大切な思い出・保存
「大切な思い出」「保存」「美しい変化」「約束」…たぶんこれだな(思考停止)
ももちゃんが分割、タンポポが本体、楓は記憶
最終的にこの3つの機能を持って再構成したのか
ていうかこの3つの葉が3回連続か?
うーん、せっかく思いついたのでここは三原色だと思いたいが、どちらにしても「美しい変化」であることには変わりない
これで6分割しているが、りり自身が消えているということは失敗したのか?
もしくは「ななし」として6姉妹より先に目覚めている?
これもまた最後の方で考えたい
◯消える姉妹、消えるわかば
散らずに、消えている
この後の展開を考えると、りつ姉、りな、わかばに良からぬことが起きたという暗示だろう
りつ姉とりなは、りんから離れた場所にいる
もしりょうたちを保存しているのがりんだとすると、彼女たちは保存もされていないことになり…
いや、シロがいる!
シロを信じろ!
わかばは…
◯再び現実へ
そこでりりの記憶が途絶えたため再生が終わり、自然と現実に戻ってきたのだろう
「そうか、最初の人は、りりは」
ワカバを助ける、それが目的であることをりんは知ったのだ
そのわかばがいない
周囲を探したりんが見たものは
根なのかアカムシなのか、とにかく何かに刺し貫かれたように見えるわかばであった
1島を出る時にりんが言った言葉
「今回はお前から死ぬだろうし」
が、ついに現実の光景としてりんの眼前に
あの頃ならばいざ知らず、9島手前でりんはわかばも死なせないと誓っているのだ
まだちゃんと理解はしてないかもだが、りりとは違う「好き」も実感している
この後りんは、何を思うのだろう…
◯侵食?流血?
腕を伝う赤い筋は、流れ落ちる血のようにも、または赤い侵食のようにも見える
これが侵食だとすると、わかばが「ヌシ」としてかなり強力なアカムシになる展開が濃厚である
そうすると当然の流れとして
これと繋がるのか……やっぱりか_| ̄|○
せっかくタガメ毒考察が見事に外れたのに、まさかここで…
でも大丈夫!だってみどりちゃんの葉がある!
みどりちゃんは傷を治し、赤霧に侵されたアカムシも治すのだ
さすがのりんも、ここに来てわかばよりみどりちゃん節約を選ぶことはあるまい
OPのシーンは…
みどりちゃん効果を一瞬忘れたりんの残念な行動、だと思おう、思うしかないのだ
あーでも、ヌシになったらみどりちゃんの一撃だけでは倒せなそうだからなあ…怖い
◯記憶の葉をロックし、目的を消したのは誰か?
ななし説とわかば説の2通りで考えてみたいと思う
まずは「ななし」説
りりが「ななし」だとして、最大唯一の目的を消すはずがない
いきなり全否定だが、まずはそう言うしかない
りりはその目的のために分割したのだから
でももし、「ななし」がりりではない、または「ななし=りり」だけで目的を果たそうと思ったならば、話は変わってくる
りりは分割に成功、自身の記憶を保持したままケムリクサとして再構成することができた
つまり、失敗した時のための保険は必要なくなるのである
協力してもらうという考えも当然出てくるだろうが、そうなるとこの6人は彼女たちと関わりのないことで命の危機に晒されることになる
もう、りりとは別人なのである
記憶の葉だって、りりの記憶なのだ
眠る6人の姉妹を見て、優しいりりがこの子たちに「好きに生きて」と伝えたとしても不思議はない
優しいワカバが、自分にそう言ってくれたように
そしてりりは赤い木の元へ、またはワカバのいる7島へと旅立つ…そんな考察である
あとそもそも、りょうやりくやりんやりょくが、見ず知らずのワカバなる人物のために協力してくれるだろうか?という現実的な問題もある
あ、でも橙による指示が生きていればその踊りに動かざるを得ないのか
そう考えるとなおさら憐れみを覚える
りりが自分1人で戦う決意をする可能性は十分にある
そもそも既にあの小さなりりではない、大人のりりなのだ
しかもおそらくは、姉妹たちの誰よりもケムリクサに長けた技能者だと考えられる
勝算もあったのだろう
結果、ワカバに会えたのかは分からない
しかし、赤い木がそのままなのは事実である…
「ななし」がりりの人格ではないパターン
りりは失敗した、自分の人格はどこかに埋もれてしまっている
それがりんの中なのか、りなの中なのか、ななしの中なのか
これは考察の必要がないパターンにも思えるが、そうも言ってられなくなった
というのも11話を見てから1話を見直してみたのだが、何度も見たにも関わらず今さら気づいたシーンがあったからである
それはわかば出現直後、りんに殴りかかられた瞬間である
わかばの目の中
…お分かりいただけただろうか…?
もう一度
!?
誰なのこれ?絶対おかしい!
わかばの目に突然現れる笑顔の女、髪の色からして姉妹の誰かだろう
これ、りんが映っている状態から唐突に「ぐりゅん」といった感じで下から出てくるのだ
下から回ってきたスロットが止まった瞬間みたいな
一度気付けばスロー再生しなくてもわかる
とても怖いので、是非見てみてほしい
これがななし=りりなのか?
りりだとしたら何故に笑顔なのか?
既にわかばと会う目的を達したから?
確かにわかばは今出現したのだから、それも考えられるが…
だとすると、今りりはわかばの中に存在しているのだろうか?
それともりんの中に?
じゃあ8話でわかばをコカしたのはりり?
人格がりりでないとしたら記憶の葉に触らせないように、りりだとしたら単にヤキモチで…
なんなら3話で電車から落ちるわかばを助けたのもりりか?
いささか冷奴が過ぎるかもだが、しかしここに何かがいることだけは事実なのである!
首の部分がちょっと変、包帯みたいなの巻いてる、怖い…
11話を見て一度は「ななし」の存在自体を考察から消去しかけたのだが、そんなこんなでよりいっそう存在確率が高まってしまったのである
これがりりだとしたら、今の目的はわかばの記憶を取り戻すことか?
りりとは別の人格だとしたら、姉妹を自由に生きさせるため?
うーん、りりと別人格説は考えなくて良い気もしてきた
とにかく本題からは外れてしまったが7人目、もしくは0人目は存在したのである
…単に記憶の葉の情報がわかばの目に映った、とも考えられるが
次にワカバ説
「好きに生きて」という言葉はそもそもワカバが言ったもの、ワカバが消したと考えるのが理由としては妥当だ
ただ、いつどうやって消したのか?
未だに赤い木は健在で姉妹たちを、つまりはりりを苦しめている
ワカバが目的を遂げ戻って来たとは考えにくいのだが、もし仮に何らかの形で一時的に戻ってこられたとして、怪しいのはこの船だ
なぜこんなところに船があるのか、1話を見た時点では疑問にも思わなかったが、11話で世界の謎がある程度解明されてすこぶる疑問に思うようになった
軍艦島の陸地内に、このような船はないのである(ざっと検索した限り)
ここはワカバが正確にプリントアウトした島、そのような異物が自然に入り込むとは思えないのだ
そしてここは「最近崩れた場所」らしい
この島にまだこんな場所があったなんてな、とりんも言っていた
船は地中に沈むように隠されていた?
それが赤霧による侵食で周囲が崩れ、露呈
りょくが生きている時には葉のロックとメモの改竄は既に行われていたはず
姉妹が目覚める前にワカバはやって来て、またどうやってか7島方面へと戻った?
または分身のようなケムリクサを送ってきた?
その際に水と、自分の分身が生まれる何かを船に残していった…いやそれだと長いこと見つからなかったのはおかしいか
みどりちゃんからわかばが生まれたのは、船の中の水を回収している最中である
あとここ
りな、と書いてあるように見えなくもない
書いてあったとして意味は全くわからないが
さらにここ
なんか落書きのような…さすがにこじつけだろうか
りなが舌ペロしているように見えなくもないが、下ぶくれ過ぎるか
11話視聴前まではほとんど考慮に入れてなかったが、今考えるとあの水に何かが含まれていた可能性はかなり高い
それとやはり1話を見て気付いたのだが、りなこが抜け駆けして水を飲もうとした直前
船の奥のこの部分が、もわーっとせりあがって来ていたのである
静止画だとわかりにくいので、ここも是非よく見てみてほしい
無論とっくに気付いていた人も多いだろうが、自分は見返してようやく気付き、そしてちょっと怖かった(←いちいち怖がりすぎ)
アカムシにも赤霧にも見えず、灰色の霧だかケムリだか、または何かの物体に見える
でもこれを察知して、りなこは覚悟を決めたのだろう
りつ姉も、この時に大型アカムシの音を感知したのだ
この島で3体も連続で現れるのはおかしいとりんが言っていたので、水の発見やわかば再生に関連した現象なのだろう
船が露呈したことで、最大障壁であるわかばに気付いたのだろうか?
この頃にりんは
「大規模な赤霧、りょくの時もそうだった」
「ムシの出方は、りくの時と似ている」
と言っている
どちらもケムリクサにアクセスできる姉妹で、今回もやはり元ケムリクサ・マスターのわかば
全てに意味があるとしたら、やはり何か関係があるのだろう
まとめると、あの船を使ってワカバ(的なもの)来訪、分割後のりりを見つける
目的を知ったワカバは記憶の葉をロックし「好きに生きて」とメモを改ざんし去って行く…
なんとカッコいい漢だろうか
あと大穴で、りなむが改ざんした説にも一票
もちろん悪意ではなく、姉妹たちを守るためである
だとしても後半はわかばに懐いていたので、考え方も相当変わっているだろう
現在「りんの本体の葉に潜んでいる説」が正しければ、この後に必ず助けてくれるはずだ
でも、りなむ本人も消えないでほしい…
◯現在のBWEは何のためにあそこにある?
今、わかばとりんが乗っているあのBWEだ
これはななし=りりか、ワカバのどちらかだろう
道を作り、何かしらの機能を使って赤い木へと向かったのではないか
ななしだとしたら、もちろんワカバを救うために
でもわかばの目に映ったあの顔は、今もりんかわかばの中に「ななし」がいるようでもあった
だとしたら「ななし」はむしろ、ワカバが消した目的を思い出させようとしている可能性が高い
となると、BWEを動かしたのは一度帰ってきて再び旅立ったワカバか?
巨大みどりちゃんとしての役割を終え、次は直接対決に挑もうとしたのかも
こっちのワカバも死なないでほしい…
◯わかばは何者?
前回考察では「最初の人の転生体であるみどりちゃんが、姉妹らを守るためわかばを産んだ」みたいなことを書いて見事に玉砕した
むしろみどりちゃんそのものが、ワカバの転生体である可能性の方が高い
11話を見る限り、転生体というより分身だろうか
アカムシから身を守るため、最も役立つアイテムとして姉妹たちの前に現れたのでは?
では6島の壁にぶら下げたのはりょくではなくワカバだったのか?
もしかしたらワカバ自身にも、自分そっくりなわかばが生まれることは予想外だったのかも知れない
脳の情報がまんま複製
船に残されたワカバ由来の何かと、偶然反応して生まれた
でもみどりちゃんは人に使っても大丈夫なケムリクサのはず、ワカバの言っていた「弊害」が起きることはないはずだが
あのみどりちゃんも、赤い木同様に少しずらした色を持っているのか?
りりによって学習したワカバが、通常の緑より強力なケムリクサを作っていたとしても不思議ではない
というか赤い木の汎用性に対抗するにはそうするしかないだろう
青もおそらく、通常の青ではないのではないか?
だからシロムシたちは、青いケムリに支配されることを嫌がったのではないか
かつて船長が持っていた青とは違うのである
まとめると、
わかばは進化型みどりちゃんが、ワカバ由来の何かを吸い込むことで発生した「弊害」である
…うん、きっとまた玉砕だろう、むしろそうなることを望んでいる!
12話でもたくさんアワアワさせてほしい^ ^
言うまでもないが、実際のわかばは弊害などではない
りんの「すき」であり、姉妹や我々にとっては希望でもあるのだ
だから生きろ!わかば!!
ついでに赤い木も、無害になってりりと一緒に生き続けてほしい
◯12話放映の3/27、ニコ生で20時から6話〜11話一挙放送をやるそうです
ニコ生
タイムシフト放送はなくリアルタイムで観るしかないようですが、時間が合えば是非!
ちなみに3/27は自分の誕生日
姉妹たちもわかばも、そしてりりもワカバも生きていてくれたら、もう最高の誕生日プレゼントなのだが
ここすき
うちの猫が腎不全になってしまいました……
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