今日は萌え日和

カテゴリ:進撃の巨人 > 原作感想&考察



進撃の巨人 第82話 ~勇者~



一応、あけおめといえばあけおめです!


今さらですが、ネタバレありです


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秘策をもって無双の巨人・ベルトルトに挑むアルミンとエレン

だがその作戦は、アルミンがどれだけ耐えられるかに掛かっているという

「勇敢じゃないから無理はしない」というアルミンだが、その裏にある決意にエレンは気付いていた…



一方、再生したライナーは直近の記憶を失いながらも一直線にエレンの元へ!

彼らにとってはエレン確保が最優先、ライナーは混乱しながらも最適解を選択したのだ。自分を見失った時は初心に還るのが基本である

だがミカサたちにしてみれば絶対に行かせるわけにはいかない、もはやアルミンの作戦が最後の砦なのだ

そして、雷槍の記憶がすっぽり抜け落ちているライナーは、足を爆破されてまたも膝を着かされてしまう

そこにコニーとサシャで顎に雷槍を撃つも、反撃を喰らいサシャの雷槍は外れてしまう。これでサシャは負傷

開いた口にミカサがとどめの雷槍を撃ち込む筈だったのだが…そこに!

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ハンジ生きてた!

すかさずミカサの雷槍が

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勝負ありだ

結局、彼らの戦略を忘れてしまっていたライナーに為す術はなかった

あとはエレンとアルミンがベルトルトを倒すのみなのだが、、、


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作戦決行直後、なんとエレンは見事な壁落ちを見せ、そのまま動かなくなってしまう

破れかぶれの雄叫びと共に特攻するアルミンに

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もはや勝利を確信したベルトルトだが、アンカーが歯に刺さっているためアルミンは吹き飛ばない

熱放射で消費するのは骨以外というアルミンの読みが当たったのだ

さらに、熱放射中の超大型巨人は動けない

これも、動くためには筋肉の稼働が必要な筈という理屈らしい

それでもアルミンが絶体絶命であることに変わりはなく…

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肉体の限界を超えたアルミンは、、、


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火傷もさることながら、あの高さから落ちたらそもそも致命傷だろう



そんなかつての仲間を殺し、今度こそ勝利を確信してエレンに歩み寄るベルトルト

だがそこには

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硬質化した巨人の抜け殻!

罠と気付いた瞬間に

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エレンがベルトルトの背後を取り、うなじを一閃!

ここまで全て、アルミン命がけの陽動作戦だったのだ

ベルトルトはアルミンの狡猾さを知っている筈

それでもまさか、巨人の力を捨てて生身で攻撃させるという発想はなかったのだろう

アルミンを倒せばもう周囲に敵はいない筈で、熱風を放つ必要もなくなる、そしてエレンに歩み寄るため筋肉を稼働させねばならない

その一瞬の油断を突いたのだ

アルミン、やはり恐るべし!


だが、だからと言ってアルミンが無事なわけもなく…


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エレンは分かっていながらも、アルミンに全てを託さざるを得なかった自分を…この戦いを呪うのであった……




ー感想ー

自分が焼け死ぬと分かっている戦いに臨んだアルミン、幼友達が焼け死ぬと分かっていながらそれをじっと待つしかなかったエレン

今回は、心理的に凄まじく濃い話だった

アルミンは自分の命を捨て、人類の勝利を得たのである

まさに心臓を捧げたのだ

いずれにせよこの戦いに負ければ全員死ぬのだろうが、それにしても焼け死ぬというのは自分なら勘弁願いたい

しかも焼けるのに時間がかかるということは、炎ほどは熱くない温度でじわじわと焼かれるのである

ゼロ距離でドライヤーの熱風を当てられ続ける温度、もしくはストーブに触れるか触れないか位にまで近付いた時の温度、よりやや熱いレベルだろうか

それを全身に浴びるのである

そういえば何処かの国の拷問だか刑罰だかで、眼にドライヤーの熱風を至近距離から吹き付けるというのがあった
目玉焼きになるそうである((((;゚Д゚)))))))


エレンにしても、正面に立つベルトルトに気付かれずに抜け出し背後に回らなければならない

壁の穴は塞がれているから向こう側に抜けることは出来ない、超大型巨人の発する蒸気をブラインドにしつつ隠密行動をする必要がある

実際、超大型の中身がリヴァイみたいな奴だったら通用しなかったかも知れない


ベルトルトはアルミンの策により隙を作らされたが、そもそもやはり精神的に吹っ切れていなかったのだと思う

アルミンの最期を、その能力を全て引き出した上で見届けようとした

本来ならあっという間にとどめを刺せた筈である

でもこれが、「ちゃんと殺そうと思う」の結果だたとしとら……ベルトルトには結局、仲間と過ごした時間を捨て去ることはできなかったということなのだろう…






それにしてもライナー、何もしてないな。。












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2019/08/18 管理人





進撃の巨人 第81話 〜約束〜


※今回は試みに見出しを付けてみました




ー エルヴィン無念 ー



特攻直後

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早くもエルヴィン退場

先陣切って岩つぶてに飛び込んで行ったのだから当然である

もちろん大将が死んでも兵士たちは止まらない、助けもしない

どの道、全員死ぬのが前提の特攻

仲間が死んでゆく傍を、自らも死に向かって走り続けるだけだ


ー ジークの心情 ー


そんな彼らに対し、、、


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初めて感情を露わにした獣の巨人=ジーク戦士長

その怒りは「歴史の過ち」を学んでいないがゆえ、死ぬだけの無策な特攻を仕掛ける行為に向いているようだ

どんなに抗っても彼らは死ぬしかない、なのに…

怒りと哀れみが同居するような感情、過去に何かがあったことが伺える

というかまあ、あったのだが

だがすぐに熱くなってしまった己を戒め、自分は「父親とは違う」と改めて冷静・残忍さを取り戻すジーク

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殺戮劇はまだ終わらない



ー マルロの最期 ー


死を目前にしながらも皆を鼓舞していたマルロ

しかし、2発目の投擲が来る直前

本当にあと1秒足らずで人生が終わるというその時

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死の覚悟なんて全く出来ていない自分に気づくのである

思い起こすのは、今頃ベッドですやすや寝ているであろうヒッチの姿

自分もそこに、いたかった

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次の瞬間マルロは死んだのだが、マルロ自身がそれを認識することはなかっただろう


ー リヴァイ ー

さらに突撃してくる新兵たちに再び感情を煮えたぎらせるジーク

これが彼の弱点か

何故なら…

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ようやく異変に気付いた時には


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この距離までリヴァイに近付かれたらもうアウトである


反射的に弾き飛ばそうとした腕を切断され、

うなじを守ろうとして目を潰され、

それを認識した瞬間に足を斬られ、

倒れた時にはもうリヴァイはうなじの間近に。

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すべてが思考の一手先

人間の反応には0.5秒のタイムラグがあると言うが、リヴァイにはそれがないようだ

上手く言えないが、相手にしてみたらあたかも未来から攻撃を受けているように感じるだろう

アニの時と同じである

いや、アニの方が格闘術の心得がある分まだマシだったか




そしてざっくとうなじを斬られた獣の巨人=ジークは

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先ほどまで哀れんでいた新兵たち同様の哀れな姿に

損傷は著しく、回復中の能力者は巨人化できない

「そうだったよな?」

口を貫かれた状態のジークに問いを発し、答えようもないジークの目を「失礼な奴だな」と内側から貫くリヴァイ

口に刺した剣を目から出すという、かなりの荒技

ただでさえドSなリヴァイが怒りも手伝ってもう全開である

だが、ここで殺すことはできない

色々話してもらうことがあるからではなく、ジークを食わせることで誰かを生き返らせたいのだ

誰かを…

そんな迷いが油断となったか

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いることは分かっていた筈のもう1人の巨人能力者にジークを奪われてしまう

たぶん馬を使っても追いつけないだろう

顔に似合わずこいつ意外と素早い!

さらにジークの命令で、それまで棒立ちだった巨人たちが襲い来る

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誓ったのに、約束したのに

それを果たせず…

馬もなく足場もない更地で、リヴァイは巨人たちに突撃してゆく




ー アルミン ー


鋼の巨人=ライナー復活に絶望感立ち込める中、アルミンが遂に突破口を思いつく

それはやはり超大型巨人を消耗させる作戦ではあったが、逃げ回るのではなく積極的に「何か」をするもの

気絶したエレンの元に向かうアルミン

トロスト区の時と同じ、剣を刺して声を伝導させるやり方で話しかける

エレンは自由を取り戻そうとする時、アルミンは外の世界を思う時に勇気が湧いて来るのだと言う

でも、この作戦が成功した時

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嫌な予感しかしないのだ…



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ー感想ー


・過去の過ち

壁の中の人類が、レイス王によって記憶を改竄されていることをジークは知っていた

その記憶には過去の人類が犯した罪が含まれており、それが「悲劇」の元であると

前に「壁内人類はナチス的な罪を犯したために世界から隔絶されている」みたいな考察をしたのを思い出した

それは彼らの名前がドイツっぽいというだけの理由だったが、あながち間違いではなかったのかと

しかしジークの怒りようは、単に敵に対するものとは違っていた

これはこの後の「父親とは違う」発言にも表れている

明らかにジークは父親に反感を抱いていて、その怒りをなぜかここの兵士たちに投影している

そこから考えられるのは何か同族嫌悪的な感情であるが、これは後の展開を知っているからこそ言えるのかも知れない

少なくともこの回を読んだ時は、壁外と壁内にはかなりねじれた確執があるんだな、とだけ思った

そしてやはり、ジークも人の子だったのかと

一時はジークのことを「人間ではない何か」ではないかとすら思っていたが、これで彼がラスボスでないことだけはほぼ確定した

あのメガネが座標の位置を示す「Google grass」的なものという期待も空振り…いやそれはまだ分からないぞ!



・痩せ細る超大型巨人

あの莫大なエネルギーは、骨格以外の肉体を燃焼?させることで産み出されていた

このまま熱を出し続ければ、いずれはただのでかい骸骨になるのだと

骸骨状態で向かって来られても怖いが、筋肉を失えばもう動きようがない

これは、エレンが鼻血を出しながら頑張った実験の成果でもあった

しかし燃え続けるというのは何となく分かるのだが、最初の大爆発はどうして起きるのだろう?

エレンなんかも巨人化する時「カッ」という感じで閃光を放つが、あれのでかい奴バージョンということだろうか?

それとも、超大型巨人だけが特殊な生成の仕方をするのか?

そもそも何処から巨人を構成する素材が来るのか分からないのでなんとも言えないが、その素材が肉体(人間の)近辺からドン!と巨人の大きさにまで一気に拡大するのだとしたら、その時の余剰エネルギーが周囲に放出されるのかも知れない

例えば衝突エネルギーなんかは質量×速度の二乗で増大してゆくというが、巨人の体も大型になるにつれ累乗的に大きなエネルギー放出になるのであれば、なんとなくあの威力もうなづける。バイバインで増やされる栗まんじゅうみたいなものだ。いや違うか

余談だけどバイバインの回はとても怖かった。のび太が自分の影に嵌められる回よりも怖かった。下手したら宇宙滅亡じゃん!とまで思った

あの栗まんじゅうはロケットで宇宙の果てまで放逐されたのであるが、今思うと光速を超える速度かワープでも出来ない限り宇宙の果てまでは行けないと思う

ああそう考え始めるとまた恐怖が…

あといずれは、というかあっという間に宇宙の膨張速度も上回って栗まんじゅうは増大すると思うのだが…だって倍々だよ!?

もしかしたら既にあの頃、藤子不二雄先生は「宇宙の膨張は加速し続けている!」と看破していたのかも知れない


すごく脱線した

言いたいことは、もしベルトルトが短時間で何度も繰り返し巨人化できるのであれば、かなりの脅威であるということだ

練度によるみたいだが、この決戦前にライナーが言っていたように、やはり超大型巨人が最強なのかも知れない

いつもオロオロしてたばかりのベルトルトが遂にその真価を引き出したのだ

壁内でいきなり巨人化してたら、トロスト区とかあの時全滅できたんじゃと思う

まあ座標も奪わなければならないので、ただ暴れるだけじゃだめなんだろうけど。。



・リヴァイの強さ

リヴァイは速い

動きそのものも速ければ、思考速度・反応速度も速い

それでいて先を読んだ、戦略的な戦い方をするのである

速く動こうととする者の動きは単純化すると言われるが、リヴァイにそれは当てはまらないようだ

パワーだけではない、アッカーマン恐るべしである・・・

アッカーマンの一族と東洋の一族に関しては、王による記憶改竄が通じないという以外は何も語られておらず、未だに謎だらけである


・これが死か

このセリフを聞いた(読んだ)のはミギー以来だ

言うまでもなく「これ」は死そのものではなく、死の直前である

死の直前に自分が抱いた認識が「これ」なのだ

ミギーの場合は、薄れてゆく意識の中で孤独感だけがくっきりと大きくなったのだと言う

マルロがヒッチのことを思い出したのも、そんな孤独感からなのかも知れない

死ぬ時はひとり…

死んだ後に「これが死か」と思えたら良いのだが




・アルミンの覚悟

明らかに、自分を犠牲にした作戦を実行しようとしているアルミン

ある意味でエルヴィンと似ている

そしてこの2人の決断は、後にリヴァイへと委ねられることになるのだ

本当に、残酷な世界である…


























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2019/08/18 管理人





























進撃の巨人 第80話
〜名も無き兵士〜




ブログを書くぞ〜ブログを書くぞ〜ハードなブログを書くぞ〜!




壁まで吹っ飛ばされ意識朦朧のエレン


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ジャン曰く、エレンが無策で突っ込んでったのが悪いと。「エレンそういうところある」と誰もが納得する理由だ


エレンがこのざまなので、生身の兵士たちだけでなんとかしなければならないのだが

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雷槍を撃ち込もうにもベルトルトの熱風がそれを許さない…この攻撃で、コニーとミカサが負傷

アルミンに策は…まだない

そんな中

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さらなる絶望の足音が、、、




一方

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こちらもどんどん絶望的になってゆくエルヴィン側

新兵たちは死を確信し、パニックになり掛けている

リヴァイはエレンとエルヴィンだけでも逃げるよう進言するが、心の内では

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その通りだと思う、この状況で獣の巨人が逃がしてくれるとは思えない

ましてエレンを逃がす訳がない

調査兵団はここで全滅し、壁中人類の運命も終わる…リヴァイですらそう絶望した時

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あるのかよ!


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しかし、エルヴィンがクソみてぇな面して黙ってたのには訳がある

その作戦でエルヴィンは死ぬ、だが彼は死そのものは恐れていない

彼は、

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ここまでやってきた意味が、全てそこにあるのだ

人類のためとかじゃなく、エルヴィンはとにかくこの世界の謎を答え合わせしたかったのだ

父との夢のため…はっきり言って、この男の目的はそれだけであった

それだけのために多くの兵士を死なせてきた

その夢を目前にして死なねばならないことは、想像するだに切なすぎる

その気持ちをリヴァイも分かっている

理解はできないだろうが、気持ちは伝わっている

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その上でリヴァイは選択するのだ

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エルヴィンの死を、人類の未来を―



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これで迷いなく逝ける、エルヴィンの顔はそんな風にも見えるし、「やっぱそうなるよな」という諦めの顔にも見えた…



そして


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作戦はこうだ

煙弾を撃ちながらエルヴィンと新兵は突撃、というか特攻

その隙にリヴァイが獣の巨人に接近し倒す―



足場には兵士たちを包囲している巨人を用いる

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リヴァイ(とミカサ)位にしか実行できない作戦だ

それでも成功率は低いと思われるが、獣の巨人=ジークは人間を甘く見てる節がある

実際、この特攻を最後の手段と認識してしまった

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足場=巨人の壁を倒して行く中、リヴァイはエルヴィンらを見る

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どんなに謝られても、これから死んでゆく人間にとってはなんの慰めにもならないだろう

それでもそう思わざるを得なかったのだ

彼らを動かしたのはエルヴィンの演説

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先に逝った兵士たちの死は無意味ではない

彼らに意味を与えるのは我々だ

そして我々はここで死に、次の生者に意味を託すー

そんな言葉で、消えかけた彼らの勇気を再燃させたのである

全て納得の上ではなかっただろうが、もう走り出してしまったのだ

いずれにしても、これから死ぬのである……


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ー感想ー

今回はとにかく悲惨な話だった

死を目前にして怯える兵士たちを、無理やり発奮させて戦わせるのである

戦わなくても死ぬ、だったら戦って死んだほうが良いのではないか?という論理だが、それでも今すぐ死ぬのとあと5分でも生きられるのとでは全然違うだろう

生と死の絶対的な差だ

目覚めかけの一瞬の夢で壮大なストーリーを見るように、もしかしたらその5分間は一生分の時間感覚になるかも知れない

それでも彼らは動いた、元々調査兵団を選ぶ位だからそれなりの覚悟はあったのだろう

そのなけなしの勇気で、最期の特攻に赴いたのである


この辺り、エイリアン3で囚人たちを戦う気にさせた演説を思い出した

「.人はいずれ死ぬ

逃げて死ぬか、戦って死ぬか」

みたいな感じだったと思う



自分なら正直、なんとしても生き延びる策を考えると思う

早々に落馬して地面に伏せ、死んだふりをするとか

あの投石ならば伏せている人間に当たる確率はかなり低い、とりあえずしばらくは生きられるだろう

兵士が全滅すれば馬を殺す必要もなくなるので、彼らが去ったのちにぽくぽくと帰るのだ

もっとも死んだふりが無知性巨人に通用するか分からないし、どのみち帰路で食われる可能性が高いが(笑)




しかし、新兵たちは死を選んだ

今まで戦いの中で死んでいった兵士たちは、死の可能性はあっても生きて帰れることだって夢見られた

それに比べ、彼らはほぼ確実に死ぬのである

たぶんあと30秒以内には死ぬ

並大抵の精神状態ではないだろう


新兵だけではなく、エルヴィンにだって生への執着はあった

地下室を見てからなら思い残すことも無かったのだろうが、その夢直前での終幕である

彼の場合は恐怖ではなく「無念」だろうか

切ない限りである


しかし、エルヴィンの背には仲間たちの姿があった

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もしエルヴィンも彼らの所に行けるのならば…、これからは、リヴァイの背で夢の続きが見られるのかも知れない









































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本当の無制限はWiMAXだけ






よし、今日からが本年度だ!!




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次々と家をぶっ壊していく超大型巨人=ベルトルト

ベルが触れた物は燃え、エレンたちの頭上に降り注ぐ

空から燃えた家々が降ってくるのである

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コニーがおかしくなってしまうのも無理はない絶体絶命の状況!

このままではシガンシナ区は火の海に…しかもハンジたちの安否が絶望的な今、彼らだけで何とかするしかない

アルミンは超大型巨人の消耗を待つ作戦を立てるが、ジャンはその問題点を指摘する

壁の向こうには帰るための馬、そしてエルヴィン、リヴァイたち

そっちにまで炎の家を降らされたらアウトなのだ

どうあっても、ここでベルトルトを倒さねばならないのである

自信を失った(元々無い)アルミンの要望でジャンが戦闘作戦を指揮、その間にアルミンが打開策を考えることに

状況を読む力はジャン、突拍子もないアイデアを考える力はアルミン、という感じらしい


一方、壁の向こうでは小型の巨人たちをあらかた倒し終わったリヴァイたち

これからどうやって「獣の巨人」を倒すか思案していたところに

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突然の石つぶて!というか岩つぶてが急襲

これだけで何人かの兵士が命を奪われた

リヴァイに当たらなかったのはたまたまとしか言いようがない

軌道が自分に向いていたらたぶん避けようがないだろう

この岩つぶての正体は…

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なんと、獣の巨人による投石!

手のひらで握り砕いた岩を、ただ思い切り投げていたのである

長い手はこれに特化していたのだろう

そういえばウトガルド城の時も投石で兵士たちを追い詰めていた

あの時は単に突破口を開いた感じだったが、今回は完全に殺りにきている

そして、この攻撃は避けようがない…

壁の向こうに逃げられればともかく、こちらにいる以上は家ごと破壊して飛んでくる

ただの投石が必殺の武器になっているのである

「ダンゲロス」シリーズの転校生みたいなものか


状況を察したリヴァイと、うろたえる新兵たち

これはもう、無理なんじゃないか?

誰もがそう確信していた


そして再び壁の向こう側

壁に近付こうとするベルトルトをおびき寄せるため叫ぶエレンだが…

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無視!まるで無視!

ちょっと失礼な位の無視である

ベルトルトも今の状況を理解し、的確な行動をしていたのだ

こうなったら何としても止めなくてはならない、アルミンの策を待ちつつ時間稼ぎのように襲いかかるジャンたち

そんな中でエレンも突っ込んでいくのだが、ベルトルトの脚にしがみついた所で

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とてつもないキック力で、壁まで軽々と吹っ飛ばされる羽目に

人間もそうだが、手足が長いだけで攻撃力は指数関数的に上がるのである

エレンは…

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もはやなす術もないのか…!?




ー感想ー


今回は、単純な力がいかに効果的かという話だった

・ベルトルトの炎(と超巨体)

・獣の巨人の投石

両者とも物を投げてくるのだ

ベルトルトは燃える家を、獣の巨人は超高速の岩つぶてを

当たればどちらも即死、どんなに立体機動の技術があってもどうしようもない

逃げるくらいは出来るかも知れないが、壁の向こうと互いに挟み撃ち状態なので現状では不可能なのである

でかくて知恵のある奴が暴れたら、基本的に勝てないということか

特に、ベルトルトには近づく事すら出来ない

もしも超大型巨人が投石をしたら焼けた岩が飛んでくることに…最悪である

ただし超大型巨人には弱点があり、それは動きのトロさと、しばらくほっとけば蒸発するということ

常に高エネルギーを放出しているので、持続時間は他の巨人より短いのだ(確かそんな感じだったかと)

しかし今回はエリアが限定されていること、分散した仲間に逃げ道がないこと、そして帰るための馬がいること

…などの悪条件が重なっているため、逃げることは出来ない

立ち向かうしかないのである

砲撃が出来れば多少の勝ち目はありそうだが、それもすぐに破壊されてしまうだろう

かといって近づけば高熱で焼かれる…やはり絶体絶命だ

普通なら諦めるところだと思うが、皆は天才小僧・アルミンに期待を寄せている

そしてアルミンはプレッシャーに弱いタイプ…さぞかし胃が痛いことだろう

しかしエレン最初の巨人化の時は、ものの見事にそのプレッシャーを跳ね除け、見事な演説でピクシス司令を味方に付けた

意外と極限状況にまで追い込まれれば強いのかも知れないが今回がまさにそれ、アルミン一世一代の大舞台である


一方で、リヴァイたちの最悪と言ってもいい状況

ていうかあのエルヴィンが「最悪だ」と言っているからガチで最悪なのだろう

前からは大砲のような岩つぶて、後ろからは燃え盛る超大型巨人

こちらこそ風前の灯、一時的に逃げることすら出来ない

このままだと程なくして全滅である

頼みの綱は天才策士・エルヴィン

アルミンと違いプレッシャーに強い男だが、ほぼ詰んでいるこの状況で一体何が出来るのであろうか

こっそり穴を掘れば逃げられそうだし、獣の虚も突けそうだ

が、もちろんそんな暇も道具もないだろう

アニを捕らえた時の罠なら有効そうだが、そんな準備もしていない

ここは敵陣、全ては獣の巨人たちに有利な状況なのである



無論このあとの展開も、アルミン、エルヴィンの決断も既に皆さんご存知の通りだ

しかしそれでも何か他に無いかと考えてみたのだが、やはりこの状況では無いようだ

退いても進んでも死あるのみ

ならばやはり…















スナネコさんがいれば穴を掘れたのにね
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あと「炎の家」で思い出した昔のドラマ

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大好きでしたU^ェ^U





































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2019/08/18 管理人



































本当の無制限はWiMAXだけ



あけましておめでとうございます!

と下書きに書いてあったのですが、もう3月 4月ですね!

本年度こそは…!




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エレンたち調査兵団の上に飛来する、ベルトルト入り樽爆弾

その威力はアルミン曰く「この距離ではもう避けられない」レベル…

なんと恐ろしいことに、ベルトルトは巨人化しただけで周囲の全てを滅ぼしてしまうのだ


だが決行の寸前、ベルトルトは戦友の変わり果てた姿を見ることに

「雷槍」により見るも無残な姿となったライナーを見て、思わずベルトルトは巨人化を止める

もしここで巨人化していたら、調査兵団の運命はかなり変わっていただろう

ライナーがもっと早い段階で合図を出していたら…そう考えると、この戦いはそもそも調査兵団にとってかなり不利なものだったように思える



ライナーの様子を確認したベルトルトは、彼がまだ生きていることに気付く

全身の神経網に意識を移し、巨人の脳を利用した、ということらしい

しかしそれは「最後の手段」だと

リヴァイに首をやられた時はさらっと言っていたので、今回の方が遥かに危険な行為だったのだろう

覚悟を決めたベルトルトは、ライナーにも覚悟を決めるよう促し…

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ここからが、本当の勝負なのだ!


一方ハンジ指揮の下、彼らを仕留めようと動き出す調査兵団

だが、そこでアルミンが「交渉」したいと言い出す

これが最後のチャンスなのだと…

できれば戦わずに、殺さずに終わらせたいのか

だがベルトルトは

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決意の固まった彼にもはや迷いはない

あの時のようにアニをだしに使うアルミンだが、今回は逆にその裏を読まれてしまう始末


もうひとつあの時と違うのは、アルミンたちは「悪魔の末裔」などではなく、「君たちは誰も悪くない」という言葉

だけど仕方ないのだと、もう決まったことなのだと…

そんなベルトルトを背後から


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急襲!!


だが、ベル終わたと思いきやなんと振り返りざまにガード!

そのまま刀を滑らすようにベルトルトの耳を削いだミカサに対し、今度は体を躱しながらの強烈な蹴り!

蹴りをガードしたミカサはすぐさま刃を飛ばすがそれすらも弾き返すベルトルト、そしてさらに突進してくるミカサを見てようやくヤバイ、と思い離脱するのだった

第104期訓練兵卒業時の順位は3位、ベルトルトの能力は元々高いのだ

性格的弱さゆえ抑えられていたその力が、今この時になってようやく目覚めたのだろう

ミカサでこの有様ならば、他の兵士だったら殺されていた可能性が高い

何せミカサはリヴァイと同じ「アッカーマン」の血を受け継ぐ者なのだ

無論このまま戦い続ければ最終的にミカサが勝ったのだろうが、それでもここまで苦戦するのは珍しい


元々の身体能力のみならず、覚悟を決めた者の潜在能力が発揮されたと見るのが正しいのかも知れない

いわゆる火事場の馬鹿力という奴で、ミカサやリヴァイが自在に発揮している力だ

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まあ、巨人化能力者じゃなければ耳を削がれた時点で終わりなんだろうけど



一方ライナーにとどめを刺そうとする他兵士達だが、いつの間にか鎧の巨人は仰向けになっていた

ベルトルトの言葉が届いたのだろう、やはり着々と再生しつつあるのだ



ミカサたちから距離を取ったベルトルトは思う

周りがよく見える、恐怖もあまり感じない、不思議な気分だ

どんな結果になっても受け入れられる気がする

誰も悪く無い…

全部仕方なかった

なぜなら世界は―

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周りを取り囲んでいた兵士たちに逃げ場はなく、アルミン達も無事でいられる距離ではない

そんな必殺の間合いで


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…まるで小型の核爆弾である

思い返せばシガンシナ区に初めて彼が現れた時も、まるで大地震のように地面が揺れた

これこそが超大型巨人の武器なのだろう

きっと正式名称は「超大型巨人」ではなく、この爆発や熱風に因んだ名前なのかも知れない



ハンジ含む殆どの兵士たちが爆発に巻き込まれた中、エレンに守られた数人だけが九死に一生を得た

それは、奇しくも第104期生たち…

奇しくもというか、彼らだけがエレンの近くにいたのだから当然ではある

これから彼らは、自分達の判断と力だけであの超大型巨人と戦わねばならないのだ


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☆感想とか考察とか


・巨人の脳

巨人が形成される時、普通の人間と同じように各身体器官も生成される

その際に、神経系統もきちんと形成される

逆にいえば、神経系統がなければコントロールも出来ないのだろう

エヴァのように、巨人とパイロットはその神経網を通じて接続されるのだ

この際に意識も融合した状態となるので、練度の低い巨人化能力者は巨人のまっさらな脳に意識を拡散?されてしまう

かといって巨人そのものに意識はなく、あくまでも巨人化した人間が元々持っている意識が反映されるのだ

コントロール出来ないうちは、その原始的な部分だけが表に出てきてしまうのだろう

そう考えるとライナーの採った方策はかなり危険なものだったといえる

自ら、意識を巨人の脳に丸投げしてしまったのだ

その状態ではもちろんコントロールも効かず、まともな精神活動も出来ないと思われる

それでも本体の脳が修復されれば、そこにまた意識が収束し元に戻れるということか

それまで殺されずにいれば

しかし練度の低い能力者であれば、そのまま意識は巨人の脳に支配され、もう2度と戻っては来れないのかも知れない…



改めて「巨人」とはなんなんだろう?と考えさせられますね

まず、注射を打つと巨人化

その時には本体も人間の形を失っている

能力者を食うと人間の形が復活し、巨人化を解除できる

そして再生能力と、巨人化能力を得る

あ、再生能力は無知性巨人にもあるのか。本体が溶けちゃってるだけで

別な角度から見れば「巨人化することは不死化すること」と言い換えることもできる

無知性巨人になった瞬間に、不老不死となるのである

まあいずれは死ぬのかも知れないが、ユミルの例を見る限り恐らく死なない

もはや一般的生物の概念を超えているが、巨人化する時点で生物の範疇にはないだろう

生物学的概念を超えた力…どちらかと言えば物理学的なレベルの作用がないと説明できない気がする

巨人化するには、増加した質量分のエネルギーを何処かから得なければならない

さらに、そのエネルギーを瞬時に物質化しているのだ

周囲に存在するエネルギーを取り込んでいるのか、別の時空から引っ張ってきているのか

いずれにしてもそういう超科学的な作用が必要なのだ

ここまでくると神的な、あるいは宇宙人的な、もしくは未来人的な存在の関与を想像してしまう


もうひとつ、エネルギーやら質量保存やらめんどくさい自然法則を考えなくて良い可能性もある

そう、僕の好きな「仮想世界」である

ここが何者かによってプログラムされた仮想世界であれば、別に何でもありで良いのだ

その場合、エレンやミカサらが最初からプログラムによって生み出された人格か、それとも外の現実世界から放り込まれた人間か、という2パターンに別れる


もしかしたら混在しているのかも知れないけど



いずれにしても「誰が」「何のために」というところで、やはり超越的な存在を想像せざるを得ないのだが…




















イケメンアルミン
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