そういえば3/31、先月末に紹介した永野のりこ先生の個展に行ってきました

先月末の記事⬇︎
http://kyoumoe.doorblog.jp/archives/47222422.html

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チャリで銀座までひとっ走り、入館するとすぐ壁全面に貼られた原画(?)たちが!!

悪の結社にさらわれたすげこま(自作自演)を松沢先生が探しに行き、大蛇を従えた女ボスと対峙する…懐かしい!!

彼らの勇姿がこのような形で見れるなんて、感無量です☆

そこでふと、いかにもコスプレなセーラー服姿の女の子が目に止まった

しかも関係者っぽい人たちから挨拶されている

ま、まさか…永野先生御自らこのお姿に!?

と本気で一瞬卒倒しかけた後、最奥部(と言うほど広くはないのだが)に目をやると、そこには懐かしき永野のりこ先生の御姿が!

なぜ懐かしいのかといえば、今から20年ほど前に銀座「福家書店」で行われたサイン会で、一度お会いしたことがあるからです

不思議なことに20年の時を経ても印象は変わらず、齢を取ったな〜という感じもありませんでした

ちなみに先ほどの女の子は永野女史に「のんちゃん」と呼ばれていたので、僕の記憶が正しければどうやら娘さんのようです

先生同様、目鼻立ちの整った綺麗な方でした✨

と、試しに検索してみたら、かなりマルチな才能を持つアーティストさんと判明!
http://nonchan.jpn.com/profile.htm

これ程までストレートに親の趣味嗜好、そして才能を受け継ぐ人も珍しい

しかもそれを多方面に開花させていらっしゃる…尊敬します(゚o゚;;


来場している人の中には関係者が多くいたようで、お互いに「先生」と呼び合っているのを何回か聞きました

そして永野先生はしきりに「漫画にも明るい出口が欲しい」というようなことを仰っていました

「漫画に」というのは「漫画家に」と言い換えてもおそらく間違いではなく、出口というのはつまり未来や将来のことではないかと

当然ながら、漫画家に明るい未来がなければ彼らが作るその作品だって生まれにくくなる訳です

僕なんかには真意を知る術もないですが、漫画家本人の努力とは無関係な部分でも色々とあるのでしょうね

それは執筆環境なのかも知れませんし、自分たちの力で未来を作らねばという意味だったのかも知れません

別な場でですが、最近は描き手が少なくなっているという話を聞きました

まあその時は小説の話たったのですが、たぶん漫画も一緒でしょう

ジャンルによっては需要に供給が追い付いていないという、かなりもったいない状況らしいです

その時に聞いたことを僕なりに解釈したのですが、創作に分業制度を確立させると仕事として成立しやすくなると思います

原作と作画を別な作者が分担している作品は割と多くなってきたと感じますが、あれをそれぞれもっと分業させても良いのでは

これはアシスタントを雇うということとはもちろん別個で、もっと会社組織的にシステムを作り上げるということです


例えば原作を「原案」「コマ割り」「セリフ(脚本?)」に

作画を「下書き」「ペン入れ」「ベタ塗り」に

といった風に分割して分業にし、トータルな実力のまだない新人さんが業界に参入しやすくする、あるいは継続しやすくする

実際、作画だけならプロ級という人はかなり多くいますし、その逆も然りです

そこをさらに分担させてみる

この場合は創作者として名前も載り、当然給与も支払われる訳です

そうして創作で食べていける環境を整備すれば、作家の卵さんたちも安心して参入できます

やっぱある程度は生活の保証がないと、執筆にも集中できないでしょうからね

描き手がいないと、つまりは作品がどんどん生まれていかないと、どうしたって商売としては衰退してしまう

また、一度はプロとして活躍したが、今は描けなくなってしまった…そんな人に対する救済措置もあったら万全です(あるのかも知れませんが)

経費はかかるでしょうが、そうやって業界全体を活性化&安定化していけばいずれ収穫も大きくなるのではと

もちろん永野先生がどういう文脈で仰っていたのかは分からないですけれど、漫画に明るい出口が必要なことは絶対確実だと思います

作家さんにとっても、読者にとっても!





それにしても、お元気そうで本当に良かった!!

これからも末長く、他の誰にも描けない暗黒神話を語り続けて欲しいです☆

娘さん(NOZOΛΛI=のぞみさん)の多岐に渡る活動も、陰ながら応援していきます!




















口コミによると2〜3ヶ月目から効果が表れるそうです