ー2019/04/14追記ー
fullバージョン考察追加しました
12話まで見た上ですのでネタバレ多数ありです!
ー2019/05/07、りり視点についてちょい追記ー
記事真ん中あたり
ケムリクサのOPはニコ動で2019/02/07現在で12万再生を超えており、間違いなく神OPと呼ぶにふさわしい傑作である(現在は削除されています)
歌っているのはナノ、驚いたことに女性らしい
※昨日発売され、Amazon1位だとか!めっさすごいー!!
ということで、この記事ではケムリクサOPを歌詞と共に考察してみたい
自分で書きながら泣いてるほど悲壮感漂う考察になっているので、閲覧注意である
☆歌詞
歌詞はこちらのサイトを参照しました、ありがとうございます!
https://www.lyrical-nonsense.com/lyrics/nano/kemurikusa/
とりあえず考察は1番のみです
2019/04/14 フルバージョン考察追加しました
※和訳部分は意訳なので、どうかやんわりとm(._.)m
ーーーーーーーーーー
Inside the dark my heartbeat echoes
(闇の中に響き渡る私の鼓動)
Long Night 夜は続くんだ
time to face the hell that surrounds you
Before you crash and burn
From under the fine
your soul will rilse now
(あなたを取り囲む地獄に立ち向かう時が来た
壊され焼き尽くされる前に
今、炎の中であなたの魂は立ち上がる)
吸い込んで 吐き出して
生死の狭間で
虚ろな目で見つめて
今アクセル踏み込んで
トンネルを抜け出して
痛みを追い越してゆく
ケムリに消えるShadow
Lost Light(失われた光) 明日へ続くんだ
いつか僕らの世界 変わり果てて
幻想の中 Remember Remember
この手で 君の未来を
無情に壊して 奪い去っていくんだ
僕の体朽ち果てるまで
限界の先 We’ll Never Surrender(我々は決して屈服しない)
終わらない Agony(苦悩)
Finding my life in the KEMURIKUSA
(私の命はケムリクサの中に…)or (ケムリクサの中に私を探して…)
ディストラクション(破壊・駆逐) 繰り返して
命(ともしび)消えて 容赦無く涙溢れる
ディストーション(歪み) 撃ち抜いて
わずかな温もり
求めて彷徨っていく
煙に染まるmemory(記憶)
Last fight(最後の戦い) or (最後まで) 戦っていくんだ
いつか僕らの運命に 疲れ果てて
迷いの中 Remember, remember
この手で君のココロ探し求め、奪い返していくんだ
僕の光 蘇るまで
闇の先 A distant desire(彼方の願い)
終わらないアゴニー(苦悩)
Not even this darkness can limit us
(この暗闇でさえ僕らを制限することはできない)
Memories of the days when we believed light was forever
(あの頃僕らは、光が永遠だと信じていた)
Are now just the shadows that we will always remember
(今、思い出せるのはただの影のみ)
If ever you’re losing every strength to keep fighting on
(もしお前が戦い続ける全ての力を失っても)
As long as the fire burns in your heart you can go beyond
(炎が心の中で燃え続ける限り、それを超えて行けるだろう)
Inside of the smoke we’re drowning in, suffocating sanity
(ケムリに溺れ正気を失い)
With every breath we’re taking in, running from reality
(息を吸うたび現実から逃げて行く)
The trauma echoing within is blinding us, we cannot see
(内に響くトラウマに目を潰され、僕らは何も見えない)
Will your life persevere or surrender to this agony?
(お前は生き抜くのか?
それともこの苦悩に屈服するのか?)
いつか僕らの真実に たどり着いて
時を超え Remember, remember
この手で君のユメを永遠に繋いで、守っていくんだ
僕の声が 枯れ果てるまで
今、叫んで Our future, forever(僕らの未来、永遠に…!)
終わらないアゴニー(苦悩)
Finding my life in the KEMURIKUSA
(僕の命はケムリクサの中に)
ーーーーーーーーーー
不穏である
前半には希望もあるが、サビ以降はことごとく不穏である
進撃もそうだが内容をある程度知らされた上で曲を書いてる筈なので、より一層の不安を煽られるのだ
ーここから意訳の意訳の考察ー
◎Inside the dark my heartbeat echoes
「絶望の中で怯えていても、この夜は永遠に終わらない」
◎time to face the hell that surrounds you
Before you crash and burn
From under the fine
your soul will rilse now
「四方を炎に包まれた世界
全てを諦め命を奪われる前に、私たちは地獄に立ち向かう決意をする」
ここはそのままだと思う
虚ろな目で見つめて
今アクセル踏み込んで
トンネルを抜け出して
痛みを追い越してゆく
「命を削りながら前進する
痛みに押し潰される前に、一刻も早く向こう側へと」
ここは、どうしてもりつ姉に重ねてしまう
「彼らは煙の中に消えていった
失われた命は、明日へ続くと信じている」
もういない姉妹たちのことだろう
彼女たちは命を懸けて、希望を繋いだ
「いつか僕らの世界 変わり果てて
幻想の中 Remember Remember」
※ここから先はそのままの歌詞を考察
文明も自然すらも崩壊した世界
まるで幻想の中、僕はかつての世界を覚えている
記憶を失っていたわかばが何かを、もしかしたら何らかの目的を思い出す?
というか本当に幻想の世界なのかも
そして不穏なのはこっからである
あくまでも「悲観ルート」の考察だと考えてもらいたい
他の考え方はいくらでもある…と思う
「この手で 君の未来を
無情に壊して 奪い去っていくんだ」
回避しようのない理由で姉妹、もしくはりんと敵対するわかば
獲得したケムリクサの力で、りんの未来を無情に奪い去る…
あんなにまでりんの「大切なもの」を守ろうとしたわかばが、今彼女の全てを壊さなければならなくなった
…あまりにも無情である
それこそが姉妹のためになることなのか
例えば個体としてのりんを消すことで、元となった最初の人が復活する
そうしなければ、世界は先に進まない、元に戻らない…とか
何かを生かすために、りん自身がそれを望む可能性もある
拒絶するわかばを追い込んで、自分を殺させる…想像もしたくない展開である
「僕の体朽ち果てるまで
限界の先 We’ll Never Surrender(我々は決して屈服しない)」
大好きだったりんを失ったわかばに、自分の命への愛着はない
僕は限界を超えて進む
魂はいつまでもりんと共にあり、何者にも決して屈しはしない
「終わらない Agony(苦悩)」
戦い勝利しても、わかばの苦悩は永遠に終わらない
「Finding my life in the KEMURIKUSA」
僕の命はケムリクサ…りんの中にあり続ける…
ーーーーーーーーーー
勝手な妄想ながら、書いててめちゃくちゃ辛くなった
歌詞の中で壊すのはあくまでも「未来」なので、りんそのものではなく彼女の大切な何か…という可能性もある
そして最後はりんがわかばを…というパターンも考えられる
どちらにせよ、りんにとってもわかばにとっても、辛すぎる決断になるだろう…
いやいや、いくらなんでもそんな鬱展開にはならないかと
きっといつもの勘繰りすぎである、わかばはみどりちゃんが産んだ希望なのだ
たつきを信じろ、俺!
【ディストラクション(破壊・駆逐) 繰り返して
命(ともしび)消えて 容赦無く涙溢れる
ディストーション(歪み) 撃ち抜いて
わずかな温もり
求めて彷徨っていく】
絶え間ない戦闘の中、シロムシたちの犠牲に涙するわかば
「わずかな温もり」とはりんでも姉妹たちでもなく、赤い木の体温のことだろう
それは、ワカバを守ろうとしたりりの温もりでもあるのだ
【煙に染まるmemory(記憶)
Last fight(最後の戦い) 戦っていくんだ】
赤霧に染まる記憶、それは最初の人りりの見た地獄だった
その因縁を前に、わかばと姉妹たちは最後の戦いに挑む
【いつか僕らの運命に 疲れ果てて
迷いの中 Remember, remember
この手で君のココロ探し求め、奪い返していくんだ
僕の光 蘇るまで
闇の先 A distant desire(彼方の願い)
終わらないアゴニー(苦悩)】
ここからわかばではなく「ワカバ」の歌になると思う
すれ違いの中、離れ離れになったワカバとりり
自分を救うために消えたりりの心を、ワカバは探し求め奪い返していくのだ
りりが来てからワカバは元気を貰った
りりはワカバにとっての光であり「好き」だったのである
僕の光=りりが蘇るまで、この苦悩は終わらない
それは闇の先にある、遥か彼方の願い…
ここはまだ描かれていない、この先の旅を暗示しているのかも知れない
【Not even this darkness can limit us
(この暗闇でさえ僕らを制限することはできない)】
いかなる絶望も、ワカバとりりは乗り越えて必ずや再会を果たすだろう
【Memories of the days when we believed light was forever
(あの頃僕らは、光が永遠だと信じていた)】
楽しかったりりとの想い出、それはずっと続くものと思い込んでいた
【Are now just the shadows that we will always remember
(今、思い出せるのはただの影のみ)】
だが、今思い出すのは光を覆い隠す赤い影
【If ever you’re losing every strength to keep fighting on
(もしお前が戦い続ける全ての力を失っても)
As long as the fire burns in your heart you can go beyond
(炎が心の中で燃え続ける限り、それを超えて行けるだろう)】
たとえ力尽き果てても、りりへの想いが燃えている限りその壁を超えて行けるだろう
【Inside of the smoke we’re drowning in, suffocating sanity
(ケムリに溺れ正気を失い)
With every breath we’re taking in, running from reality
(息を吸うたび現実から逃げて行く)
The trauma echoing within is blinding us, we cannot see
(内に響くトラウマに目を潰され、僕らは何も見えない)】
ワカバを失い、りりは自らケムリクサとなった
絶望の赤い霧を吸い込むたび、幻想の中に囚われてゆく
悲しみに満ちた記憶に視界を遮られ、僕らには何も見えない…
【Will your life persevere or surrender to this agony?
(お前は生き抜くのか?
それともこの苦悩に屈服するのか?)】
それでもお前は生き抜くのか?
それともこの苦悩に屈服するのか?
【いつか僕らの真実に たどり着いて
時を超え Remember, remember
この手で君のユメを永遠に繋いで、守っていくんだ
僕の声が 枯れ果てるまで
今、叫んで Our future, forever(僕らの未来、永遠に…!)
終わらないアゴニー(苦悩)】
ここからはワカバとわかば、さらにりんも含んだ情景になります
時を超え蘇る、記憶の葉に封印されていた悲しい真実
僕らはりりの大切にしたかったもの、大好きだった夢を永遠に繋いで守っていく決意をした
僕らの(ワカバとりりの、わかばとりんの)未来を永遠に守り続ける…!
【Finding my life in the KEMURIKUSA
(僕の命はケムリクサの中に)】
僕の人生はケムリクサの中にあった
それは僕の「好き」であり、大事なりりとりん、そのものでもある
ーーーーーーー
【Finding my life in the KEMURIKUSA】
これを自分は
『僕の命はケムリクサの中に』
と意訳気味に解釈したのですが、コメント付動画(ニコ動ですね)を見ていたら、
『ケムリクサの中に私を見つけて』
という訳が書かれていました
…感動しました
つまりこれ、りり視点で「私をみつけて」ってことですよね?
身体を受け継いだりんの中なのか、記憶の葉の中なのか、または全く別のどこかなのか
とにかく、ケムリクサの中に囚われたりりからのメッセージということでしょう
全てわかば(ワカバ)視点と思い込んでいたので、これは思いつきませんでした
そうだとすれば「終わらない苦悩」もりり視点ということになり、これはかなり切ないです
筋肉少女帯の「再殺部隊」の視点転換を思い出してさらに切なくなってしまった…
りりは絶望の中、まさに苦悩を抱いたままケムリクサの中に自らを閉じ込めたわけです
ワカバとはもう2度と会えない、永遠に失われてしまったと思い込んでいる
そうしてどれぐらいの年月かは不明だけど、ある日突然わかばが現れた
12.1話を見る限りワカバとわかばは別個体みたいだけど、りりにしてみたらオリジナルのワカバ復活の可能性が見えてきたのです
これはもしかすると、2期はワカバと裏姉妹がりりを見つけ出す旅になるのかも知れませんね!
楽しみです(^。^)
来年以降になっても構わないので、またゆっくりじっくりと練り上げてほしいです!
ーーーーーーー
◎ということで、ここからはOP映像を見てみたい(以下、2月前半に書いた記事です)
煙が立ち込める中で、最後に建物のオブジェが一瞬現れる
別記事で紹介するが、これはEDの背後で回転している物と同じような
散ってゆく葉に、かつて散っていった姉妹たちの姿
りなと、最後にはりつ姉の耳も見える
りんはこの中に含まれていない、生き残るのはりんだけ…?
後退してゆく視点
前進ではなく、6島から1島までを逆走する映像
6島を越え水を確保しても、そこはとても永住できる場所ではない可能性がある
家に帰るまでが遠足、帰りこそが地獄道なのかも…
あるいは、過去に行われた旅からの帰還を表しているのかも知れない
2島(スペースワールド)や空橋(おそらく瀬戸大橋)でくつろぐ姉妹
しかし、りんだけは終始警戒しているようだ
役割や性格の違いだろうか
寝転がる3人の姉妹
下から「りょく」「りょう」「りく」
りょくが何かを見ていることから生きている姿だと思うが、死を暗示しているのは間違いないだろう
全員笑っている
他の姉妹たちを守るため、満足して死んでいった…と考えて良いのか?
3人の間を登ってゆくピンク色、もしくは赤紫色の葉脈みたいなもの
失われた命は全て繋がっていて、それは未来へ続いていくと信じたい
OPサビでのバトルシーン、今時珍しい(?)王道な気がする
そしてよく見るとえらく細かい!
特にりつ姉のみどりちゃんで縛られた赤虫の羽の動き、一瞬のシーンたけどリアルでゾクゾクした(虫が超苦手なので)
姉妹たちは連携し、互いを守りながら戦っている
りなとりつ姉は優しい笑顔のまま、りんだけはとても厳しい表情で
ここにも、りんの背負い過ぎる性格が表されている
並んで朝焼け?を眺めるりんとわかば
ここが湖なのだろうか?
何故、2人しかいないのだろう…
と思ったらちゃんと4人いた!
時系列は分からないが、満足そうな表情(りん以外)は、無事に湖を見つけて4人で佇むシーンだと思いたい
…え、4人…?
りなは、合体しているのだろうか?
きっとそうに違いない
あとわかばの目がなんか優しすぎて、儚げで、何かを覚悟しているように見える
いつか姉妹のために命を捨てるのだろうか
その時、りんは何を思うのだろう
悲壮な表情のりんが拳を構える
そこは、開かれて閉じられる視界のようにも見える
一体何が、誰が、りんの眼前にいるのだろう
そしてこれは、どちらが終わる場面なのだろうか
閉じられたのがまぶたならば、その何者かの死を表しているようにも見える
逆に、りんを終わらせた攻撃のようにも見える
いや、勘繰り過ぎだろう
これはかつてない強敵への一撃であり、そしてりんが勝利したからこそまぶたは閉じられたのだ
もちろんその強敵とは決して「わかば」ではない…と、強く信じたい!
以上、鬱考察すみませんでした
これくらい覚悟しておけば、きっと何が来ても乗り越えられるはず(自分的に)
どんなことがあろうとも、12話の先には希望があると信じています!
このあとフルバージョンを聴いてみたいと思います、希望があることを期待して…!
追記ー2019年2月7日
今フルバージョン購入して聴きました
…魂が震えました、めっさすごい…
進撃の曲にも毎回感動してるけど、これは凄まじい
…語彙力なくて申し訳ないが、なんか今はすっごーいとしか言えない感じ
そして、希望はある…ようにも聞こえます
道程はかなり厳しそうですが、わかばならやってくれるでしょう!
取り急ぎの追記で
早々にフルバージョン歌詞も考察してみたいと思います
1番のみよりは鬱にならずに済みそうです!
追記ー2019/04/14