進撃の巨人 第82話 ~勇者~
一応、あけおめといえばあけおめです!
今さらですが、ネタバレありです
秘策をもって無双の巨人・ベルトルトに挑むアルミンとエレン
だがその作戦は、アルミンがどれだけ耐えられるかに掛かっているという
「勇敢じゃないから無理はしない」というアルミンだが、その裏にある決意にエレンは気付いていた…
一方、再生したライナーは直近の記憶を失いながらも一直線にエレンの元へ!
彼らにとってはエレン確保が最優先、ライナーは混乱しながらも最適解を選択したのだ。自分を見失った時は初心に還るのが基本である
だがミカサたちにしてみれば絶対に行かせるわけにはいかない、もはやアルミンの作戦が最後の砦なのだ
そして、雷槍の記憶がすっぽり抜け落ちているライナーは、足を爆破されてまたも膝を着かされてしまう
そこにコニーとサシャで顎に雷槍を撃つも、反撃を喰らいサシャの雷槍は外れてしまう。これでサシャは負傷
開いた口にミカサがとどめの雷槍を撃ち込む筈だったのだが…そこに!
ハンジ生きてた!
すかさずミカサの雷槍が
勝負ありだ
結局、彼らの戦略を忘れてしまっていたライナーに為す術はなかった
あとはエレンとアルミンがベルトルトを倒すのみなのだが、、、
作戦決行直後、なんとエレンは見事な壁落ちを見せ、そのまま動かなくなってしまう
破れかぶれの雄叫びと共に特攻するアルミンに
もはや勝利を確信したベルトルトだが、アンカーが歯に刺さっているためアルミンは吹き飛ばない
熱放射で消費するのは骨以外というアルミンの読みが当たったのだ
さらに、熱放射中の超大型巨人は動けない
これも、動くためには筋肉の稼働が必要な筈という理屈らしい
それでもアルミンが絶体絶命であることに変わりはなく…
肉体の限界を超えたアルミンは、、、
火傷もさることながら、あの高さから落ちたらそもそも致命傷だろう
そんなかつての仲間を殺し、今度こそ勝利を確信してエレンに歩み寄るベルトルト
だがそこには
硬質化した巨人の抜け殻!
罠と気付いた瞬間に
エレンがベルトルトの背後を取り、うなじを一閃!
ここまで全て、アルミン命がけの陽動作戦だったのだ
ベルトルトはアルミンの狡猾さを知っている筈
それでもまさか、巨人の力を捨てて生身で攻撃させるという発想はなかったのだろう
アルミンを倒せばもう周囲に敵はいない筈で、熱風を放つ必要もなくなる、そしてエレンに歩み寄るため筋肉を稼働させねばならない
その一瞬の油断を突いたのだ
アルミン、やはり恐るべし!
だが、だからと言ってアルミンが無事なわけもなく…
エレンは分かっていながらも、アルミンに全てを託さざるを得なかった自分を…この戦いを呪うのであった……
ー感想ー
自分が焼け死ぬと分かっている戦いに臨んだアルミン、幼友達が焼け死ぬと分かっていながらそれをじっと待つしかなかったエレン
今回は、心理的に凄まじく濃い話だった
アルミンは自分の命を捨て、人類の勝利を得たのである
まさに心臓を捧げたのだ
いずれにせよこの戦いに負ければ全員死ぬのだろうが、それにしても焼け死ぬというのは自分なら勘弁願いたい
しかも焼けるのに時間がかかるということは、炎ほどは熱くない温度でじわじわと焼かれるのである
ゼロ距離でドライヤーの熱風を当てられ続ける温度、もしくはストーブに触れるか触れないか位にまで近付いた時の温度、よりやや熱いレベルだろうか
それを全身に浴びるのである
そういえば何処かの国の拷問だか刑罰だかで、眼にドライヤーの熱風を至近距離から吹き付けるというのがあった
目玉焼きになるそうである((((;゚Д゚)))))))
エレンにしても、正面に立つベルトルトに気付かれずに抜け出し背後に回らなければならない
壁の穴は塞がれているから向こう側に抜けることは出来ない、超大型巨人の発する蒸気をブラインドにしつつ隠密行動をする必要がある
実際、超大型の中身がリヴァイみたいな奴だったら通用しなかったかも知れない
ベルトルトはアルミンの策により隙を作らされたが、そもそもやはり精神的に吹っ切れていなかったのだと思う
アルミンの最期を、その能力を全て引き出した上で見届けようとした
本来ならあっという間にとどめを刺せた筈である
でもこれが、「ちゃんと殺そうと思う」の結果だたとしとら……ベルトルトには結局、仲間と過ごした時間を捨て去ることはできなかったということなのだろう…
それにしてもライナー、何もしてないな。。
うちの猫が腎不全になってしまいました……
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2019/08/18 管理人