今日は萌え日和

タグ:獣の巨人


進撃の巨人 第81話 〜約束〜


※今回は試みに見出しを付けてみました




ー エルヴィン無念 ー



特攻直後

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早くもエルヴィン退場

先陣切って岩つぶてに飛び込んで行ったのだから当然である

もちろん大将が死んでも兵士たちは止まらない、助けもしない

どの道、全員死ぬのが前提の特攻

仲間が死んでゆく傍を、自らも死に向かって走り続けるだけだ


ー ジークの心情 ー


そんな彼らに対し、、、


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初めて感情を露わにした獣の巨人=ジーク戦士長

その怒りは「歴史の過ち」を学んでいないがゆえ、死ぬだけの無策な特攻を仕掛ける行為に向いているようだ

どんなに抗っても彼らは死ぬしかない、なのに…

怒りと哀れみが同居するような感情、過去に何かがあったことが伺える

というかまあ、あったのだが

だがすぐに熱くなってしまった己を戒め、自分は「父親とは違う」と改めて冷静・残忍さを取り戻すジーク

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殺戮劇はまだ終わらない



ー マルロの最期 ー


死を目前にしながらも皆を鼓舞していたマルロ

しかし、2発目の投擲が来る直前

本当にあと1秒足らずで人生が終わるというその時

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死の覚悟なんて全く出来ていない自分に気づくのである

思い起こすのは、今頃ベッドですやすや寝ているであろうヒッチの姿

自分もそこに、いたかった

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次の瞬間マルロは死んだのだが、マルロ自身がそれを認識することはなかっただろう


ー リヴァイ ー

さらに突撃してくる新兵たちに再び感情を煮えたぎらせるジーク

これが彼の弱点か

何故なら…

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ようやく異変に気付いた時には


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この距離までリヴァイに近付かれたらもうアウトである


反射的に弾き飛ばそうとした腕を切断され、

うなじを守ろうとして目を潰され、

それを認識した瞬間に足を斬られ、

倒れた時にはもうリヴァイはうなじの間近に。

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すべてが思考の一手先

人間の反応には0.5秒のタイムラグがあると言うが、リヴァイにはそれがないようだ

上手く言えないが、相手にしてみたらあたかも未来から攻撃を受けているように感じるだろう

アニの時と同じである

いや、アニの方が格闘術の心得がある分まだマシだったか




そしてざっくとうなじを斬られた獣の巨人=ジークは

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先ほどまで哀れんでいた新兵たち同様の哀れな姿に

損傷は著しく、回復中の能力者は巨人化できない

「そうだったよな?」

口を貫かれた状態のジークに問いを発し、答えようもないジークの目を「失礼な奴だな」と内側から貫くリヴァイ

口に刺した剣を目から出すという、かなりの荒技

ただでさえドSなリヴァイが怒りも手伝ってもう全開である

だが、ここで殺すことはできない

色々話してもらうことがあるからではなく、ジークを食わせることで誰かを生き返らせたいのだ

誰かを…

そんな迷いが油断となったか

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いることは分かっていた筈のもう1人の巨人能力者にジークを奪われてしまう

たぶん馬を使っても追いつけないだろう

顔に似合わずこいつ意外と素早い!

さらにジークの命令で、それまで棒立ちだった巨人たちが襲い来る

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誓ったのに、約束したのに

それを果たせず…

馬もなく足場もない更地で、リヴァイは巨人たちに突撃してゆく




ー アルミン ー


鋼の巨人=ライナー復活に絶望感立ち込める中、アルミンが遂に突破口を思いつく

それはやはり超大型巨人を消耗させる作戦ではあったが、逃げ回るのではなく積極的に「何か」をするもの

気絶したエレンの元に向かうアルミン

トロスト区の時と同じ、剣を刺して声を伝導させるやり方で話しかける

エレンは自由を取り戻そうとする時、アルミンは外の世界を思う時に勇気が湧いて来るのだと言う

でも、この作戦が成功した時

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嫌な予感しかしないのだ…



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ー感想ー


・過去の過ち

壁の中の人類が、レイス王によって記憶を改竄されていることをジークは知っていた

その記憶には過去の人類が犯した罪が含まれており、それが「悲劇」の元であると

前に「壁内人類はナチス的な罪を犯したために世界から隔絶されている」みたいな考察をしたのを思い出した

それは彼らの名前がドイツっぽいというだけの理由だったが、あながち間違いではなかったのかと

しかしジークの怒りようは、単に敵に対するものとは違っていた

これはこの後の「父親とは違う」発言にも表れている

明らかにジークは父親に反感を抱いていて、その怒りをなぜかここの兵士たちに投影している

そこから考えられるのは何か同族嫌悪的な感情であるが、これは後の展開を知っているからこそ言えるのかも知れない

少なくともこの回を読んだ時は、壁外と壁内にはかなりねじれた確執があるんだな、とだけ思った

そしてやはり、ジークも人の子だったのかと

一時はジークのことを「人間ではない何か」ではないかとすら思っていたが、これで彼がラスボスでないことだけはほぼ確定した

あのメガネが座標の位置を示す「Google grass」的なものという期待も空振り…いやそれはまだ分からないぞ!



・痩せ細る超大型巨人

あの莫大なエネルギーは、骨格以外の肉体を燃焼?させることで産み出されていた

このまま熱を出し続ければ、いずれはただのでかい骸骨になるのだと

骸骨状態で向かって来られても怖いが、筋肉を失えばもう動きようがない

これは、エレンが鼻血を出しながら頑張った実験の成果でもあった

しかし燃え続けるというのは何となく分かるのだが、最初の大爆発はどうして起きるのだろう?

エレンなんかも巨人化する時「カッ」という感じで閃光を放つが、あれのでかい奴バージョンということだろうか?

それとも、超大型巨人だけが特殊な生成の仕方をするのか?

そもそも何処から巨人を構成する素材が来るのか分からないのでなんとも言えないが、その素材が肉体(人間の)近辺からドン!と巨人の大きさにまで一気に拡大するのだとしたら、その時の余剰エネルギーが周囲に放出されるのかも知れない

例えば衝突エネルギーなんかは質量×速度の二乗で増大してゆくというが、巨人の体も大型になるにつれ累乗的に大きなエネルギー放出になるのであれば、なんとなくあの威力もうなづける。バイバインで増やされる栗まんじゅうみたいなものだ。いや違うか

余談だけどバイバインの回はとても怖かった。のび太が自分の影に嵌められる回よりも怖かった。下手したら宇宙滅亡じゃん!とまで思った

あの栗まんじゅうはロケットで宇宙の果てまで放逐されたのであるが、今思うと光速を超える速度かワープでも出来ない限り宇宙の果てまでは行けないと思う

ああそう考え始めるとまた恐怖が…

あといずれは、というかあっという間に宇宙の膨張速度も上回って栗まんじゅうは増大すると思うのだが…だって倍々だよ!?

もしかしたら既にあの頃、藤子不二雄先生は「宇宙の膨張は加速し続けている!」と看破していたのかも知れない


すごく脱線した

言いたいことは、もしベルトルトが短時間で何度も繰り返し巨人化できるのであれば、かなりの脅威であるということだ

練度によるみたいだが、この決戦前にライナーが言っていたように、やはり超大型巨人が最強なのかも知れない

いつもオロオロしてたばかりのベルトルトが遂にその真価を引き出したのだ

壁内でいきなり巨人化してたら、トロスト区とかあの時全滅できたんじゃと思う

まあ座標も奪わなければならないので、ただ暴れるだけじゃだめなんだろうけど。。



・リヴァイの強さ

リヴァイは速い

動きそのものも速ければ、思考速度・反応速度も速い

それでいて先を読んだ、戦略的な戦い方をするのである

速く動こうととする者の動きは単純化すると言われるが、リヴァイにそれは当てはまらないようだ

パワーだけではない、アッカーマン恐るべしである・・・

アッカーマンの一族と東洋の一族に関しては、王による記憶改竄が通じないという以外は何も語られておらず、未だに謎だらけである


・これが死か

このセリフを聞いた(読んだ)のはミギー以来だ

言うまでもなく「これ」は死そのものではなく、死の直前である

死の直前に自分が抱いた認識が「これ」なのだ

ミギーの場合は、薄れてゆく意識の中で孤独感だけがくっきりと大きくなったのだと言う

マルロがヒッチのことを思い出したのも、そんな孤独感からなのかも知れない

死ぬ時はひとり…

死んだ後に「これが死か」と思えたら良いのだが




・アルミンの覚悟

明らかに、自分を犠牲にした作戦を実行しようとしているアルミン

ある意味でエルヴィンと似ている

そしてこの2人の決断は、後にリヴァイへと委ねられることになるのだ

本当に、残酷な世界である…


























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2019/08/18 管理人





























進撃の巨人 第80話
〜名も無き兵士〜




ブログを書くぞ〜ブログを書くぞ〜ハードなブログを書くぞ〜!




壁まで吹っ飛ばされ意識朦朧のエレン


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ジャン曰く、エレンが無策で突っ込んでったのが悪いと。「エレンそういうところある」と誰もが納得する理由だ


エレンがこのざまなので、生身の兵士たちだけでなんとかしなければならないのだが

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雷槍を撃ち込もうにもベルトルトの熱風がそれを許さない…この攻撃で、コニーとミカサが負傷

アルミンに策は…まだない

そんな中

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さらなる絶望の足音が、、、




一方

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こちらもどんどん絶望的になってゆくエルヴィン側

新兵たちは死を確信し、パニックになり掛けている

リヴァイはエレンとエルヴィンだけでも逃げるよう進言するが、心の内では

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その通りだと思う、この状況で獣の巨人が逃がしてくれるとは思えない

ましてエレンを逃がす訳がない

調査兵団はここで全滅し、壁中人類の運命も終わる…リヴァイですらそう絶望した時

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あるのかよ!


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しかし、エルヴィンがクソみてぇな面して黙ってたのには訳がある

その作戦でエルヴィンは死ぬ、だが彼は死そのものは恐れていない

彼は、

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ここまでやってきた意味が、全てそこにあるのだ

人類のためとかじゃなく、エルヴィンはとにかくこの世界の謎を答え合わせしたかったのだ

父との夢のため…はっきり言って、この男の目的はそれだけであった

それだけのために多くの兵士を死なせてきた

その夢を目前にして死なねばならないことは、想像するだに切なすぎる

その気持ちをリヴァイも分かっている

理解はできないだろうが、気持ちは伝わっている

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その上でリヴァイは選択するのだ

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エルヴィンの死を、人類の未来を―



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これで迷いなく逝ける、エルヴィンの顔はそんな風にも見えるし、「やっぱそうなるよな」という諦めの顔にも見えた…



そして


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作戦はこうだ

煙弾を撃ちながらエルヴィンと新兵は突撃、というか特攻

その隙にリヴァイが獣の巨人に接近し倒す―



足場には兵士たちを包囲している巨人を用いる

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リヴァイ(とミカサ)位にしか実行できない作戦だ

それでも成功率は低いと思われるが、獣の巨人=ジークは人間を甘く見てる節がある

実際、この特攻を最後の手段と認識してしまった

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足場=巨人の壁を倒して行く中、リヴァイはエルヴィンらを見る

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どんなに謝られても、これから死んでゆく人間にとってはなんの慰めにもならないだろう

それでもそう思わざるを得なかったのだ

彼らを動かしたのはエルヴィンの演説

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先に逝った兵士たちの死は無意味ではない

彼らに意味を与えるのは我々だ

そして我々はここで死に、次の生者に意味を託すー

そんな言葉で、消えかけた彼らの勇気を再燃させたのである

全て納得の上ではなかっただろうが、もう走り出してしまったのだ

いずれにしても、これから死ぬのである……


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ー感想ー

今回はとにかく悲惨な話だった

死を目前にして怯える兵士たちを、無理やり発奮させて戦わせるのである

戦わなくても死ぬ、だったら戦って死んだほうが良いのではないか?という論理だが、それでも今すぐ死ぬのとあと5分でも生きられるのとでは全然違うだろう

生と死の絶対的な差だ

目覚めかけの一瞬の夢で壮大なストーリーを見るように、もしかしたらその5分間は一生分の時間感覚になるかも知れない

それでも彼らは動いた、元々調査兵団を選ぶ位だからそれなりの覚悟はあったのだろう

そのなけなしの勇気で、最期の特攻に赴いたのである


この辺り、エイリアン3で囚人たちを戦う気にさせた演説を思い出した

「.人はいずれ死ぬ

逃げて死ぬか、戦って死ぬか」

みたいな感じだったと思う



自分なら正直、なんとしても生き延びる策を考えると思う

早々に落馬して地面に伏せ、死んだふりをするとか

あの投石ならば伏せている人間に当たる確率はかなり低い、とりあえずしばらくは生きられるだろう

兵士が全滅すれば馬を殺す必要もなくなるので、彼らが去ったのちにぽくぽくと帰るのだ

もっとも死んだふりが無知性巨人に通用するか分からないし、どのみち帰路で食われる可能性が高いが(笑)




しかし、新兵たちは死を選んだ

今まで戦いの中で死んでいった兵士たちは、死の可能性はあっても生きて帰れることだって夢見られた

それに比べ、彼らはほぼ確実に死ぬのである

たぶんあと30秒以内には死ぬ

並大抵の精神状態ではないだろう


新兵だけではなく、エルヴィンにだって生への執着はあった

地下室を見てからなら思い残すことも無かったのだろうが、その夢直前での終幕である

彼の場合は恐怖ではなく「無念」だろうか

切ない限りである


しかし、エルヴィンの背には仲間たちの姿があった

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もしエルヴィンも彼らの所に行けるのならば…、これからは、リヴァイの背で夢の続きが見られるのかも知れない









































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よし、今日からが本年度だ!!




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次々と家をぶっ壊していく超大型巨人=ベルトルト

ベルが触れた物は燃え、エレンたちの頭上に降り注ぐ

空から燃えた家々が降ってくるのである

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コニーがおかしくなってしまうのも無理はない絶体絶命の状況!

このままではシガンシナ区は火の海に…しかもハンジたちの安否が絶望的な今、彼らだけで何とかするしかない

アルミンは超大型巨人の消耗を待つ作戦を立てるが、ジャンはその問題点を指摘する

壁の向こうには帰るための馬、そしてエルヴィン、リヴァイたち

そっちにまで炎の家を降らされたらアウトなのだ

どうあっても、ここでベルトルトを倒さねばならないのである

自信を失った(元々無い)アルミンの要望でジャンが戦闘作戦を指揮、その間にアルミンが打開策を考えることに

状況を読む力はジャン、突拍子もないアイデアを考える力はアルミン、という感じらしい


一方、壁の向こうでは小型の巨人たちをあらかた倒し終わったリヴァイたち

これからどうやって「獣の巨人」を倒すか思案していたところに

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突然の石つぶて!というか岩つぶてが急襲

これだけで何人かの兵士が命を奪われた

リヴァイに当たらなかったのはたまたまとしか言いようがない

軌道が自分に向いていたらたぶん避けようがないだろう

この岩つぶての正体は…

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なんと、獣の巨人による投石!

手のひらで握り砕いた岩を、ただ思い切り投げていたのである

長い手はこれに特化していたのだろう

そういえばウトガルド城の時も投石で兵士たちを追い詰めていた

あの時は単に突破口を開いた感じだったが、今回は完全に殺りにきている

そして、この攻撃は避けようがない…

壁の向こうに逃げられればともかく、こちらにいる以上は家ごと破壊して飛んでくる

ただの投石が必殺の武器になっているのである

「ダンゲロス」シリーズの転校生みたいなものか


状況を察したリヴァイと、うろたえる新兵たち

これはもう、無理なんじゃないか?

誰もがそう確信していた


そして再び壁の向こう側

壁に近付こうとするベルトルトをおびき寄せるため叫ぶエレンだが…

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無視!まるで無視!

ちょっと失礼な位の無視である

ベルトルトも今の状況を理解し、的確な行動をしていたのだ

こうなったら何としても止めなくてはならない、アルミンの策を待ちつつ時間稼ぎのように襲いかかるジャンたち

そんな中でエレンも突っ込んでいくのだが、ベルトルトの脚にしがみついた所で

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とてつもないキック力で、壁まで軽々と吹っ飛ばされる羽目に

人間もそうだが、手足が長いだけで攻撃力は指数関数的に上がるのである

エレンは…

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もはやなす術もないのか…!?




ー感想ー


今回は、単純な力がいかに効果的かという話だった

・ベルトルトの炎(と超巨体)

・獣の巨人の投石

両者とも物を投げてくるのだ

ベルトルトは燃える家を、獣の巨人は超高速の岩つぶてを

当たればどちらも即死、どんなに立体機動の技術があってもどうしようもない

逃げるくらいは出来るかも知れないが、壁の向こうと互いに挟み撃ち状態なので現状では不可能なのである

でかくて知恵のある奴が暴れたら、基本的に勝てないということか

特に、ベルトルトには近づく事すら出来ない

もしも超大型巨人が投石をしたら焼けた岩が飛んでくることに…最悪である

ただし超大型巨人には弱点があり、それは動きのトロさと、しばらくほっとけば蒸発するということ

常に高エネルギーを放出しているので、持続時間は他の巨人より短いのだ(確かそんな感じだったかと)

しかし今回はエリアが限定されていること、分散した仲間に逃げ道がないこと、そして帰るための馬がいること

…などの悪条件が重なっているため、逃げることは出来ない

立ち向かうしかないのである

砲撃が出来れば多少の勝ち目はありそうだが、それもすぐに破壊されてしまうだろう

かといって近づけば高熱で焼かれる…やはり絶体絶命だ

普通なら諦めるところだと思うが、皆は天才小僧・アルミンに期待を寄せている

そしてアルミンはプレッシャーに弱いタイプ…さぞかし胃が痛いことだろう

しかしエレン最初の巨人化の時は、ものの見事にそのプレッシャーを跳ね除け、見事な演説でピクシス司令を味方に付けた

意外と極限状況にまで追い込まれれば強いのかも知れないが今回がまさにそれ、アルミン一世一代の大舞台である


一方で、リヴァイたちの最悪と言ってもいい状況

ていうかあのエルヴィンが「最悪だ」と言っているからガチで最悪なのだろう

前からは大砲のような岩つぶて、後ろからは燃え盛る超大型巨人

こちらこそ風前の灯、一時的に逃げることすら出来ない

このままだと程なくして全滅である

頼みの綱は天才策士・エルヴィン

アルミンと違いプレッシャーに強い男だが、ほぼ詰んでいるこの状況で一体何が出来るのであろうか

こっそり穴を掘れば逃げられそうだし、獣の虚も突けそうだ

が、もちろんそんな暇も道具もないだろう

アニを捕らえた時の罠なら有効そうだが、そんな準備もしていない

ここは敵陣、全ては獣の巨人たちに有利な状況なのである



無論このあとの展開も、アルミン、エルヴィンの決断も既に皆さんご存知の通りだ

しかしそれでも何か他に無いかと考えてみたのだが、やはりこの状況では無いようだ

退いても進んでも死あるのみ

ならばやはり…















スナネコさんがいれば穴を掘れたのにね
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あと「炎の家」で思い出した昔のドラマ

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大好きでしたU^ェ^U





































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ちょっと色々やっていて、またかなり間があいちゃいました

その間アニメの二期が始まり、そして終わり。。

そういえばアニメの方も感想を書いていたはず、確か巨大樹の森でアニを追い詰めた辺りまで

いずれは…!



ということで、今更過ぎだけど77話の感想を!




今回は2つの過去が描かれていた

1つはエレン達がシガンシナ区に到着する少し前、決戦直前のこと

そしてもう1つは、まだ彼らが何も知らなかった頃の話



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トロスト区での攻防戦の際、ライナー&ベルトルトは過ちを犯していた

混乱の最中、うっかり漏らした会話をマルコに聞かれてしまったのだ


「壁を壊した」

「俺の巨人」


つい先ほど判明したエレン巨人化の事実と合わせれば、聡いマルコにはこれだけで十分だった

そしてその聡さが、マルコの命取りになる

一瞬で危険と判断したマルコは、何も気づいていないフリをして2人から距離を取ろうとする

だが、そんな「察しの良すぎる」マルコを知っているライナーもやはり瞬時に状況判断、いきなり最終行動に出るのだ


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苦渋の決断であることは表情から明らかだが、ここでマルコを逃がし兵団に報告でもされたら一大事である

計画も、彼らの命も危険に晒されるのだ

そこにもう1人ー

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異常を察して現れたアニに助けを求めるマルコ

だが彼女の言葉と表情から、すぐにそれも無駄な試みと知る

そして、その直前に3人が交わしていた会話についての答えを知るのだ


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危険を冒してまでコニーを助けたアニに、ライナーは身の潔白を証明しろと迫る

そしてアニは……



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立体機動装置を外されたマルコは裸同然、丸腰で猛獣の檻に入れられたようなものである

絶望の中で彼は、何も知らぬまま死んで行く寂しさに涙を流すのだ…


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そしてもうひとり、この時に涙を流した男がいた

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どうやらここでライナーの精神は壊れたらしい

彼らには大義名分があるのかも知れないが、同時に人並みの感情もある

時間をかけて培われた感情、仲間への思いを抑え込むことは到底できなかったのだろう…



次はほんの少し前、開戦直前

あの、アルミンが発見した野営でのひと時

ライナーを見るベルトルトは、かつての悲惨な光景を思い出した直後らしき表情をしていた

さっきまでのはベルトルトの回想ということか

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未だにアニのことを心配し迷いを見せる二人に対し、ジーク戦士長は覚悟を決めるよう叱咤する


「俺達で終わりにしよう」


この言葉がジークから出た時は、彼に対する印象が変わった

あの「獣の巨人」での所業は残忍そのものだったが、そんな彼にも人としての感情はあったのである


そしてベルトルトは覚悟を決める

そんな戦友に対し、ライナーは始めて頼もしさを感じた


ここでベルトルトは変わり、この後エレンたちをとんでもない窮地に追い込むことになるのである

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そして現在

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ライナー=鋼の巨人を倒し歓喜する調査兵団たち

だが、サシャとコニーはそれを受け入れることができない

それを叱るジャンも気持ちは同じ、滲む涙を抑えることができない…


アルミンも「仕方がなかった」と自分を納得させようとするのだが、その時

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突然のライナー復活!

そしてこの叫びを合図に獣の巨人はベルトルトの入った樽を投擲

上空から飛来する樽を視認したアルミンは、瞬時に最悪の結果を導き出すのであった……

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☆感想とか考察とか

まあ既に95話までは読んでるので考察も何もないのだが

既に知ってしまっているとはいえ、この77話時点での考察でネタバレはやめておこうと思う

ので、ギリギリの感想だけのつもりだが、それでも若干のネタバレはしてるかも

・マルコの伏線回収

状況判断に優れたマルコほどの兵士が、なぜあの状況(壁上からの陽動のみ)でやられたのか

なぜ立体機動装置も着けずに死んでいたのか

そしてアニは、なぜマルコの立体機動装置を持っていたのか

それがついに明らかとなったのである!

長かった

色々あった

死んだにも関わらず、マルコ黒幕説まで出た

無理もない、いかにも意味がありそうな死に方だったからね。。

しかし彼は、確かにあそこで死んでいたのである

謎はマルコにではなく、殺した側にあったのだ


引っ張ったなあ

彼らにとっては比較的最近のことなんだろうけど、我々にしてみたらかなりの年月引っ張られた感がある

でも、このタイミング以外考えられないというほど絶妙のタイミングだった

この戦いの最中だからこそ生きる真実だったと思う

全員が悲劇を背負っているんだな…というのが実感できた


これを、ジャンが知ったらどう思うだろうか……


・この呪われた歴史に終止符を―


ジークもその「呪われた歴史」に囚われているというのがはっきりと分かるシーンだった

これまでは「獣の巨人黒幕説」が一応まだ有効だったが、この時点で彼も何らかの事情があって戦っているということが分かった

この先の話を読めば、残虐な行為に走る理由もなんとなくだが分かる


…ずっと前「実験により巨大化した猿」的な考察をしたのが恥ずかしくも懐かしい(/ー ̄;)


・クリスタ(ヒストリア)を救う

これはユミルに頼まれたらしい

あの時ヒストリアではなくライベル側に付いたユミルだが、やはり最大の懸念はヒストリアなのだ

そしてやはり、壁の中にいたらいずれ…

エレンが「座標」を持っているとはいえ、獣の巨人らに奪還されてしまえばそれまで

壁外勢力の大きさを考えたら、その能力を使いこなせていない現在のエレンではやはり心もとないのだろう


だが、今のヒストリアは壁の王

そう簡単に壁の外へは出ないと思われる

民が全滅でもしない限り…



・ライナー再生

厳密にはまだ再生してはいないが、頭のないままって訳にはいかないだろうからやはり再生するのだろう

これは75話の「脳機能を全身に移す」を実行したのだと分かるので、そんなに驚かない

彼ら巨人化能力者にとって、急所は必ずしも急所ではないのだ

ただしリヴァイにやられた時は「一瞬でも遅れていれば、あのまま即死だった」というから、常にそんな状態でいられる訳ではなさそうだ

瞬時の状況判断と能力発動が条件なのだろう

ライナーもまさか2回立て続けにこんな状況になるとは思ってもいなかったのでは

そう考えると今回の話で「俺たちの能力があれば傷一つで大概のことは何とかなる」発言をしたジークは、ちょっと彼らを舐め過ぎているのではと思える

獣の巨人は戦闘力こそ絶大だが、しかし最近まで立体機動装置の存在も知らなかったのだ

もうちょっと慎重になるべきかと

まあでもジークにアルミンレベルの知恵があったらもうお手上げだろうから、こんな感じでちょうど良いのかも知れない(´ー`)




いやーしかし知ってしまっていると自由闊達な考察(妄想)がほんとできない。。

早く追いつこう( ̄^ ̄)





































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2019/08/18 管理人













遂に訪れた全面対決!



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それぞれに策を巡らす中で、まずは鎧の巨人となったライナーが壁を登ってくる!

鎧をまとっているだけあって躊躇がない、剣で殺されることはないと思っているのだろう

それはエルヴィンも分かっていて、すぐにライナーと距離を置くよう指示を出した

そこでエルヴィンはある巨人に気付く

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背に荷物を背負った四足歩行型の巨人。なんか顔ムカつく

背中に鞍が固定されている、ということは出現前から巨人化していたということ

そうなると、こいつが知性を有した「斥候」である可能性が高くなる

背中には樽と、他にもなんらかの物資を背負っている

樽のうちひとつはあの男のアレとして、他の荷物はなんなのだろう?

もしかしたら、人間を巨人化させる装置、薬液噴射機とかでも入っているのだろうか?

などと考えているうちに

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獣の巨人による合図で巨人たちが疾走!!

完全にネタ的なやつが2人いるが、これも獣の巨人が指示を出したのだろうか

そして彼らが狙うのはやはり馬、馬を殺し退路を断つ

あとは兵糧攻めと同じで、放っておいても調査兵団は壊滅してくれる

そこで弱ったエレンを奪えば戦う必要すらないとエルヴィンは考える

獣の巨人の周りには建物がなく、立体機動装置は有効に使えない

つまりこの状況でまともに戦えるのはエレンだけであるが、彼は対「鎧の巨人」戦で精一杯なのである

…この時点でほぼ詰んでいるような気もするのだが…馬さえ守りきれば何とかなるのか?

獣の巨人とて、いつまでも巨人化した状態でいられる訳ではないだろう

そうなると脅威は通常巨人だけになるが、獣の巨人は彼らを操ることができる

グリシャ兄(仮)の姿に戻っても、巨人を駒として効率的に使えるのだ

しかも彼らは3人、ローテーションで巨人化するなんて策も使えるかも知れない

そう考えると、斥候が背負っているのは持久戦になった場合の食料?なんて考えも浮かぶ

いずれにせよ、早くも調査兵団ピンチである!!

もとより対等ではない戦いだ

エレンが巨人支配能力を使いこなせない限り、その力を持つ「獣の巨人」側が圧倒的に有利なのである


そんな中でエルヴィンの指示は

馬を守れ!
鎧の巨人を倒せ!
獣の巨人を倒せ!

の3つ

このうち「獣の巨人」はリヴァイに一任された

お前にしか託せない、と

いくらリヴァイが超人的戦闘能力を持つとはいえ、生身の人間1人で獣の巨人に勝てるのだろうか?

と一瞬考えたが、「巨大樹の森」であっという間にアニを切り刻み戦闘不能に追い込んだことを思うと、いけなくもない気がしてきた

例えば、人間が飛んでいるハエを素手で捕まえることは容易ではない

もしそのハエが人間を殺せる刃を持っていたとしたら…

普通の人間には逃げ惑うことしか出来ないだろう

おそらく、そんな感じなんだと思う(笑)

人類最強の兵長をハエに例えるのは大変失礼なので、えらく素早いスズメバチでも良いかも知れない



そしてここで、新兵器「雷槍」が登場する

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前回あーだこーだと恥ずかしい考察をした、あの腕の装具にこれを装着するのである!

その威力は次回明らかに!(とっくに知ってるでしょうけど)



ここでエルヴィンは対「獣の巨人」用の策をアルミンに授ける

一連托生、またしてもアルミンは人類の命運を背負わされたのである

ただでさえメンタルの弱い男に何というプレッシャーの掛け方だろうか(笑)


そして、ここからライナー目線のモノローグが始まる

彼の任務はやはり馬を殺すこと、エルヴィンの読み通りだった

そして

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獣の巨人の中身を「戦士長」と呼ぶライナーは、彼をリヴァイですら「到底敵わない」と評する

だがライナーはリヴァイの戦いを見たことがどれだけあっただろうか?

少なくとも対アニ戦は見ていないはず

あの人間の域を超えた動きを、アッカーマンの血統を彼はまだ知らないのだ

とはいえ「人類最強」と称されるリヴァイが到底敵わないと断言するのだから、獣の巨人の戦闘能力が強大であることは確かだろう

あと「戦士長」という呼び方からは、背後にまだ黒幕的な連中がいることを感じた

普通、軍隊のトップが支配者という構図はあまりないので

僕が敬愛する映画「スターシップ・トゥルーパーズ」の世界のように、軍隊最優先の世界ではそうなるのかも知れないが


そんなライナーの首には、つい先ほどリヴァイに突き立てられた刃が

この状態で生きている理由を彼は

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脳機能を全身に移す

…これはつまり、精神機能を分散させるということだろうか?

人間の腸には1億個もの神経細胞があるといわれ、脳とは独立して判断などを下しているという

これは脳以外の臓器としては異例である

巨人化能力者には、そういった神経ネットワークが全身にあるのかも知れない

というか、巨人を生み出せるのだから神経網も生み出せるはずだ

だが普段はやはり脳に精神活動を委ねているらしい

一瞬遅れていたら即死だったということは、例えばライフルとかで頭を狙撃されたら終わりということか

巨人化能力者といえど、ゴルゴ13に狙われたらひとたまりもないのである

うーむ、どんどん仮想現実説が遠のいてゆくような…


壁の中を調べられたことを訝しむライナーだが、それがおそらくアルミンの発想であることに思い至る

奴ならやりかねん、と思ったのだろう

何れにせよこの戦いに勝利すれば

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これで長かった旅が終わるのだと…

年齢的に考えてもそれほど長い旅ではなかった気もするが、ユミルに仲間を喰われた辺りからの旅だとするとそれなりに長いのか。10代の頃は時間が経つの遅いからね

そんな感慨に耽るライナーの前に

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逃げもせず、挑戦的な眼で鎧の巨人を見るエルヴィンには全く恐れの色がない

一瞬の戸惑いを見せるライナーだが、作戦通り馬の殺害を最優先と思い直す

片腕のエルヴィン、大して時間はかからないのだから、ここは敵の指揮官を叩いておくべきではないかと思ったが、もしかしたら罠の可能性も考えたのかも知れない

その直後!

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エレンが巨人となって姿を現した!!

フードで顔を隠してまでその位置を悟られまいとしていたエレンが現れたことでまたも戸惑うライナーだが、そこでさらに

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逃げた!

このまま壁を超えてトロスト区まで逃げられたらこの戦いの意味がない、エレンを、そして「座標」を奪わなければ始まらないのだ

そしてその「座標」の力を完全に会得されてしまってはもう手遅れなのだと

ロッド・レイスは血統がどうとか言ってたが、やはり「座標」の力にはその先があり、それはエレンでも身に付けられるものらしい

しかしその逃走経路を見て、これは陽動作戦であるとすぐに気付くライナー

あんなこれ見よがしに巨人化したのだから、その時点でもうおかしいだろう

だからと言ってエレンを見過ごし、予定通り馬を殺しに行っても良いものか…これ見よがしであることは調査兵団も分かってやっているのだろうから

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ライナーの決断は

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エレンを追うことだった

陽動だと分かっていても。。

ここでこの作戦の回想が入る

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撤退ではなく、攻撃意思を持って壁を超えられてもマズイのだ

「獣の巨人」といえども無敵ではなかろう、リヴァイと巨人エレンに共闘されたら万事休すである

聡いライナーにはそのことが分かっていて、それを前提にこの作戦が成り立つのである

だが、ベルトルトがまだ何処かに潜んでいる

前回大被害を出した超大型巨人の奇襲を避けるため、アルミンはエレンを壁から離れた位置でライナーと対峙させるのだった

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エレンにしてみたら一度は追い詰めた相手、少なくとも一流の格闘術を駆使する「女型の巨人」アニよりは弱い相手なのである

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拳を硬質化したエレンとライナーの殴り合いが始まった!

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ほぼ全身鎧のライナーと比べエレンの動きのほうがおそらく速い

さらにエレンの対人格闘能力は第104期訓練兵のトップなのだ!

まあミカサとアニは手を抜いたのだろうけど

そんなエレンの拳がライナーを

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砕く!

刃が通らない鎧の身体を砕いた

矛と盾の理論か、いずれにしても特訓の成果である

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エレンは咆哮する

ここには全てがあり、ここで全てを奪われた

今こそそれを取り戻すのだ!!

たった1人の家族、ミカサのためにも…


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ーーーーーーー




今回気になったこととか

・四足歩行の巨人は誰?

モブっぽいので見知らぬ人物かとも思うが、もしかしたらモブっぽい誰かなのかも知れない
少なくとも104期生ではないと思うが…


・脳機能を全身に移す、とは?

本文でも書いた通り、人間の腸には約1億個もの神経細胞があるという

俗に言う「腹で考える」とは、本当に腹で考えているのではないかという人もいる

また、東洋医学や武道では「丹田」という概念もある

昔の人は体験的に、腹に何らかの特異機能を見出していたということだろう

だからどうなんだと言えば、全身で考えるとはそういうことなのではないかと

神経網を全身に発生させ、そこに情報を移すのである

巨人には視覚や聴覚がある、ということは本体と繋がった神経網が無数にあるということ

今まで勘違いしていたのは「本体」の概念で、巨人は単なる神経接続されたロボットではなく、それ自体が脳=意識の拡張機能を備えているのではないか?

かつて、脳(意識)がウェットなものかドライのものかという議論?があったらしい

神経網はあくまでネットワークというか通路であり、意識の本体は電気信号である、という考え方がドライ

いやいや神経伝達物質の働きこそが意識を生み出している、電気信号はその補助に過ぎない、という考え方がウェット

昔はドライが、少し前はウェットが支持されていると聞いたけど、今はどうなのか

意識がウェットななものだとすると、脳内の情報を全身に移すとはこのような神経伝達物質の配置や動きを、機能を損なわずに移動させるということになる

情報を新たに作り出すというよりは、拡散させ希薄にするということか

それでも、意識の連続性は失われてはならない

再生したら、再び脳にネットワークを収束させるのだろう

…人間サイズでも難しそうだが、巨人ともなると…

そういえば、エレンも最初の頃は自我を保ててなかった

巨人化能力を支配するということは、巨人となり新設された神経網に上手いこと自我を乗せる、ということなのかも知れない

でも一瞬遅れていたら死んでいたというのだから、常にそのような状態にいる訳ではないらしい

アニも巨人になっている間は必死でうなじを守っていたので、それを実現するには何らかのコントロールが必要なのだろう

逆に言えば、彼らは意識情報さえ温存すれば生き続けられるのだ

…なんとなくプログラムっぽい(^。^)

しかし脳機能を拡張できる、ということはとんでもないことだと思う

再生機能の件といい、巨人には計り知れない医療的技術があるのではないか?

問題は、能力者を食わなければそれを使いこなすことも、まともでいることも出来ないということ…

これはつまり量産はできないということか?

それとも、元々人間が作ったものではないのか?

巨人化技術は古代遺跡みたいな所から発掘されたとか…

まさか異星人の技術!?



ここまで来たらそれはそれでアリかと☆

夢が膨らみますなあ♪( ´▽`)































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